5歳から11歳の子どものコロナワクチン接種について

市長にどのような内容の申し入れをしたのか問い合わせがありましたので、こちらに掲載します。

 多摩市への申入書(2022年2月22日)

正直、とても急いで作成をしました。私は科学者でもなく、そういう意味では何の専門家でもなく、ワクチンそのものについて語れるわけではありません。ただ、日々、フォローしているSNSの情報などを含め、子どもたちのワクチン接種については賛否両論、海外の状況などを見聞きするにつけ、そしてまた、厚生労働省作成のパンフレットの内容を鵜呑みにせず、接種の可否について判断する必要があり、子どもたちへのワクチン接種が「努力義務ではない」ということを伝える必要があるのではないかと思ったのがきっかけです。申入書の作成にあたっては、「厚生労働省のパンフレットの問題点」を指摘されていたドクター、宮澤大輔先生のことを知り、助言をいただきました。宮澤先生はご自身も「子どものコロナワクチン接種の前に知っておくべきこと」を書かれておられます。とても参考になります。

ちょうど一昨日に市長に対して申入書を渡すタイミングでは「遅かった」のですが、その前に、市長に対しては秘書広報室を通じて、資料を持参したりして、目を通してもらったり、また、市長自身もご自身で厚労省からの通知なども確認されたのだと思います。「努力義務ではない」という意味をどう伝えるのか…難しいですね。市長の言葉を借りれば「慎重にご対応ください」ということであり、意味をいかに受け止めていくかが大切ですね。市長に面会をした際に、定例の「市長メッセージ」の話があり、本日の動画アップされていました。アップされているものは他の内容も含まれているので、私が該当部分だけ切り取りしました(やってみるものですね…意外と簡単でした。)。

自治体が国から言われてやるべき事務作業がある。その準備を進めていたわけなので、途中でストップさせるわけにもいかない事情あり。とは言え、こうして「努力義務ではありませんので、慎重にご対応ください」と市長がメッセージを発することができたこと、よかったと思います。接種を希望する方には速やかに接種していただけるような対応、3月5日、6日には接種できる準備も整っています。青森県むつ市では「接種する 接種しない どちらも大切な思いやり」と書かれた接種券を希望するかどうかをたずねるお手紙を該当世代に届け、接種券は送付していません。そして、お手紙には「ワクチン接種は強制ではありません」とも書かれているようです。動画です。短く編集してあるので、よかったらご覧ください。

この動画の通りです。「国の発信が難しすぎる」「努力義務ではないんだけれど、干渉はします」…「ワクチンの接種でこんなことはなく、一体どっちなんだ?こんなのは初めてのケースだ。」とおっしゃっています。そこを踏まえ、慎重に対応をするしかないと。私たち市民のところには、こうした自治体が置かれている状況まで伝わってこない。

多摩市行政もむつ市と同じような立ち位置にあることを改めて認識しました。そして、トップである市長も非常に難しい立場の中で判断していかなければならないこともわかりますね。

いずれにせよ、阿部市長のメッセージの通りです。

接種に不安を感じている方、そもそも重症化しないと言われている小児に接種が必要なのかと疑問をお持ちの方もいると思います。慎重に対応いただいて結構です。改めて、ワクチン接種を受けたくても受けられない方、また接種そのものに不安を感じている方、さらに乳幼児はじめマスクの着用が難しい方もいらっしゃいます。差別や誹謗中傷のない社会を共に創っていきましょう。よろしくお願いいたします。

私は全面的に阿部市長の発信を支持(私にとっては、稀なこと?!)。

 

今日は、旧北貝取小学校跡地を活用した「市民活動交流センターとふるさと資料館」の内覧会というか…まだ、一部工事中でしたが、子ども教育常任委員会の施設見学に、委員会以外のメンバーもどうぞ…とたまには心広く、声掛けがありましたので、参加させていただきました。コロナ禍でも止まらなかった工事…私たちの会派はもともと北貝取小学校跡地活用のための大規模改修工事の予算には反対していましたが…開館してまでも「反対」はあり得ないですからね。今となっては、あと残りの期間、無事に工事が完了し、オープンに向けた準備が滞りなく進んでいくことを望むだけですね。ちなみに指定管理者制度を導入し1年間の施設運営費としてはだいたい4千2百万円…。指定管理による運営と言っても、全部丸ごとではなく、ふるさと資料館の運営は市が直接雇用する文化財、資料を案内するための職員さんたちが行うことになっていて、少し複雑な形態(施設管理、光熱水費以外と施設運営は切り分け)。

それにしても、ふるさと資料館は、文化財というのか大量の民具が寄せ集められていて、職員さんたちはそれを整理するのに明け暮れる日々が待ち受けているのだろうな…私なら気が遠くなりそうだ…というレベル。はっきり言って、子ども時代からの「思い出」と称してしまいこんである写真やら品物など、「もう、見ないで捨てるしかない」…みたいになる実家の押し入れを思い出す。以上、現場からでした!