黙々とやるべきことをこなしている姿。

今年もいつもの風景を。「ようこそ!」ですね。だんだんと陽だまりにありがたさを感じる季節になってきたなあと思います。夏のガンガン日照りの時には駐車場も日影が良いと探してしまうのですが、ちょうどよく日当たりのいい駐車スペースがあると、そちらに停めたくなりますね。

しかし、ちょうどその対民舞だったのかもしれませんが、時々は首をあげることもあるけれど、ひたすらひたすら雑草を食べ続けていて、わき目も降らずに自らの任務に没頭していて素晴らしい。これも、あれも…といろんなことが気になって、注意散漫にもなっている私とは違うなとか思いながら、そーっと一枚だけ写真撮影して立ち去りましたが、その集中力を分けてほしい。

次の議会に向けても、少しずつ調査活動など進めていて、市民の方から聞き取りをして、現状の理解をはじめ、「どうあったらいいのか」について助言をもらったり、あとは質問事項をまとめるために担当課からも話を伺ったり…一足飛びにはいかないことの方が多いのですが、取り組みの方向性を一致させながら、どんな取り組みができるのかを考える作業が求められるなあと思っています。とにかく「資源」はいつも有限。お金も、人も…という感じですね。新しいことに取り組むためには、従来からの取り組みを総括すること無しには進まないのかなとますます考えていて、パルテノン多摩とか図書館とか…あとは暫定利用していた東永山小学校の機能を北貝取小学校に移転させていくとか、「ごっついお金、かかりますなあ」(関西風に)と思うとき、「新たな取組」といっても財源を捻りだすところから始めなければならず。

「国とか東京都から補助金とか引っ張ってこれば」

といっても、結局、どれもこれも、税金であることには変わりないけどなあ…と。そんなにアテにもしていられないような状況であることを認識しておく必要がありますし、巡り巡ってのことであって、すべて私たちの負担で成り立っていることを忘れてはならないよなあと思うものです。

そういえば、国全体のことですが、介護にかかる費用の総額が過去最多となり約10兆7800億円という数字に、あっという間に11兆円台にまで達していくのだろう…と思うのですが、負担しきれるのだろうか?…私たちは…とか、高齢者の皆さんは…と。今日も年金が少ないし、いろんなことにお金がかかって…というお電話をいただいたのです。お話しされることをただただ伺うことしかできずなのですが、「いつまでここにいるのかなあと思う」とか「天国が近いのかなあ」とか「息子や娘には迷惑はかけられないので」…と日々の懸命な暮らしぶりに、少なくない歳を重ねた方々の共通の想いではないかとも受け止めるので精いっぱいで私も苦しくなりますね。また、前年度よりも自死を選んだ女性が増えたことのニュースにも「何もできていない」という暗澹たる気持ちにもなっています。新型コロナで職を失ってしまった方が身近にもいるので。

そして、子どもたちの抱える問題も本当に深刻。不登校対策もていねいに取り組む必要があり、そこにはやっぱり「人」が必要であると感じています。頭数いればいい…という問題でもなく、「政策の質」をあげていく視点が欠かせない気がしています。やっぱり、私よりも、もっともっと先を生きてくれる、より長く未来を生きてくれる子どもたちの健やかな育ちを応援してこそだと思うんですね。今夏に一旦中断したというのか、再検討のために立ち止まりをした不登校特例校設置についても、市教委は練り直しを進めているようですが、再検討している間にただただ現状が続くだけ…という保留状態になってしまうのも困ります。不登校特例校が設置できたらよいけれど、もし、設置することが難しい場合には別の選択肢や課題解決方法を見出していくことも必要かもしれないな…とも思ったりします。「質」を高める視点が欠かせない。

これ、環境配慮型イルミネーション…。太陽光パネルがゴーンとついていて、ちょっとインパクトがありました。また、暗くなってから見てみたい。イルミネーションも省エネで…ということなのですが、LEDの光と植物との関係は大丈夫なのか?…というとっても難しい問い合わせが来たことが思い出されます。電飾をすることと植物への負担と。やっぱり動植物には体内時計というものがあるので。まあ、夜は「きれいー」になると言えばなるのですが、しかし昼間はやっぱりちょっと…というのも一理ありますね…。

 

今日の朝日新聞の夕刊に「公共劇場 新しい実験」という記事があり、とても興味深いものでした。パルテノン多摩には「劇場」以外の役割もあるわけですが、結局、最終的に問われる「公共ホール」としての役割をどのように果たそうとしているのか…そこにどんなビジョンがあるのか問われそうですね。素人にはなかなか見えてこないところで、知見豊かな専門人材を登用したことの意味やらがグッと表れてくるとよいなあと思っているのですが、多摩市文化振興財団の動きもフォローしておかないといけない。

 

という風に、私、頭の中がカオスなんです。黙々とやるべきことだけに集中できるっていう環境がうらやましさを感じつつ、白やぎの姿は憧れかもしれないと写真を眺めつつ…。ああ、年賀状が販売されているのか…に気がついて、気持ちばかりがどんどん急いてくるのでした。

そんな時は、コンビニスイーツで一息入れましょう。