12月の前なのか…とため息をつかないようにする。

過日、都内近郊で地方議員をやっているみなさんの集まりに参加してきました。女性議員ばかりというのが特徴ですが、所属政党などもばらばら。政策を中心に勉強して、それぞれの議会活動に生かしていこうと志高いみなさんの集まりです。こうした場に参加をして思うことは、23区など多摩市よりも財政的にも恵まれた地域の議員が多く議会活動のスタイルも行政との関係性も違う・・・ということなんですが、それに加えて、最近は、いい意味悪い意味両方併せ持って、議員の経験年数の違いを感じてしまいます。しかし、女性が集まると華やかで、アウトプットしあえて、エネルギーがあふれんばかりだなあーと思うものです。特に新人というか、期数の少ない議員の皆さんの心意気やらに触れると私も刺激されるというわけです。

さて、12月議会に向けての議案説明があり、やっぱり今回とっても大きいなあ、責任重くのしかかるなと感じるのがパルテノン多摩の大規模改修に関わり、いよいよ工事に着手するための予算が提示されたことでしょう。基本設計、実施設計における改修工事の積算金額として示されたのは消費税10%込みで75.33億円です。そして、その他として、工事監理業務委託費約1.75億円、備品費約3億円、移転費(備品、ピアノ、自動演奏楽器)約0.5億円というもの。ちなみにその他の費用として示されたものも消費税10%込みということ。

ここで、議会が支出を決めるということ、とても大きなことだなと思います。なぜなら、今後30年使用し続けるということで、そのことを決断するわけなので会派でも意見交換をしっかりとして、慎重に向き合っていかねばと思っています。

補正予算で提案されるので、そのためにもう一度これまでの議論の経過などをおさらいしておかねばと思っていますが、つくづく感じていることは一時の工事費用よりも、その後のランニングコスト、維持管理費用のほうを重視しなければならないということです。そのあたりも改めて聞いてみたいですし、将来にわたり、活用できる施設にするということを踏まえた対応がどこまでできているのかなども気になるところ。あわせて、多摩市文化振興財団ってどうなっていくのか?も気になるところです。これまで、パルテノン多摩に30年間で一体どれだけのお金を投じてきたでしょうか?そして、それに見合って、多摩市の文化は発展してきたのでしょうか?「館」の維持とその運営と…さあ、その総額がいくらになるのかも計算してみたいところです。

12月議会が目前なのか…と思わず、ため息ついてしまいそうですが、なんとかかんとか、ため息を深呼吸に変えて、さて、開会までの準備を進めないとと思います。明後日が一般質問の通