新年度に向けた予算審議が始まりました!

今日はいつもどおり永山駅の街頭宣伝活動からのスタートでした。朝はとても冷たい雨でしたが、議会に向かう頃には雨も上がりました。

市議会では予算決算特別委員会が開催されていて「予算編」ということですね。平成31年度予算の一般会計の審議が始まりました。まずは総括的質疑から・・・概ね大会派順。改革みらいは遠藤ちひろ議員、公明党は副議長の三階道雄議員、共産党は菅原しげみ議員、自民党・新生会は藤原マサノリ議員と続きました。各会派の人数で持ち時間が決まってくるので、ネット社民の会派からの総括的質疑はありませんでした。ちなみに、一般会計の質疑を一通り終えたところで、議事進行では再度、総括的質疑を行うことになっていて、そこで全体振返った内容で質疑することも可能です。

議長は予算決算特別委員会の委員から除外されるので、本会議場の自席で質疑応答のやりとりを聞いていることも可能なのですが、やはり、それは何となく違和感もあるので、私は議長室で、インターネット中継を見ながら、過ごしています。総括的質疑も興味深く伺ったのですが、それよりも、昨年の決算審査で行った「議会における評価」に対するフォローを行う各委員会ごとの代表が実施する質疑のやりとりがどんな感じになるのかの方が今日の私の関心の的でもありました。議会として意思決定をした提案ということになりますので、市長としての受け止めも各議員個々人からの提案などよりもよほど重たいと思っていますが、そうでもないのか?!

でも、議会側からの提案に即対応できるか、できないか・・・ここについては、相対する担当部署の機動力などにもよると思っていますが、質疑応答でやり取りをすれば、「温度差」というのか、議会からの提言に対する担当者の向き合い方というのが伝わってくるのが不思議です。

今日は、審議の途中で、「黙祷」を行いました。ちょうど2011年の今日も・・・予算特別委員会の質疑の最中であり、その後の対応として、十分な質疑応答を行わないままに予算を可決したという苦い経験があります。当時の判断としては、その他の対応を優先させたのですが、それでも他市などではしっかりと議会の機能を果たすべく予算審査を行っていた議会もあり、多摩市議会の対応について賛否の声があったことは確かです。

淡々とした日常が続くことが実に幸せなことだと感謝するばかりです。今日は、一般会計の歳入までの質疑が終わり、明日から歳出の質疑へに入ります。歳出の方が、具体的な予算の使い方が明らかにされるので、傍聴しやすいかなと思います。また、答弁するのが主に課長さんたちになります。具体的な内容で質疑がされるので、答弁もより具体的でわかりやすいというのもあるのかもしれませんが、部長より課長さんたちの答弁の方がはるかに内容が濃いですし、明確だなと思うのは私だけでしょうかね・・・?そして、年齢が比較的若いかなーと思える課長さんたちの方がいい答弁をしてくださる印象。