「カランコエの花」を見てきました。

今日は休会でした。来週から始まる予算特別委員会のために準備をするために中一日置くことになっているのです。本会議が始まってから代表質問、一般質問と答弁をする行政側も詰め詰めですので、休息というわけではありませんが、クールダウンするというのも大事だなと思ったりもします。議会事務局も休会日を挟む方がホッとできるように思います。とは言え、今日は午前中には議会だよりの編集会議が行われていたり、空いた時間を活用するというのか、議員もみな忙しい。来月の改選に向けた動きもあったりで、さらに気忙しいですね。もちろん、私も。

私は今日も午前中のうちに登庁して、行けば何かとやることもありますので、決裁のハンコを押してみたり、議長は予算審議には加わらないとはいえ、予算書を1ページずつ開いたりして、読み込む・・・とまでは言っていませんが、資料などと突き合わせながら見ておりました。そして、そのまま午後の子ども教育常任委員会の打合せ。最終日に向けて、これまで取り組んできた所管調査などの報告をまとめる作業など、委員の皆さんと一緒に行いました。

それから、私…今月号のニュース配布の段取りなどをしてから、女性センターが企画をした映画の上映会へ。「カランコエの花」。会社帰りの人にも立ち寄ってもらえたら・・・という配慮があったのか、上映開始が19時半からになっていて、ちょっと珍しい気遣いだなと思ったりしつつ、会場の関戸公民館大会議室に足を運びました。多摩市の教育委員の岩佐玲子先生もいらしていましたが、多摩市職員の皆さんが多数参加されていました。職員の皆さんがこうした映画を見てくださるのはありがたいことと思いましたね。主催したのは多摩市平和・人権課。なかなか頑張っていると思います。

映画の感想。自分だったら…ということを頭の中に思い浮かべながら見ておりました。今日はお昼の時間帯にも上映が行われて、その時には、鑑賞後に、感想を語り合うような時間を設けたそうです。この映画はただ単に鑑賞するだけでなく、その後、みんなで感想を述べ合うというのが大事なのかもしれません。ストーリーに結論があるわけでなく、考えるきっかけを映画のさまざま場面から投げかけてくれる内容でした。ただ、感想を語り合うにしても、ファシリテートするひとの力量が問われていくような気もしまして、ただ単に感想を述べ合えばいいというわけでもなさそうです。

帰りがけ、この映画を見るのが55回目だという男性から声をかけていただきました。エレベーターにご一緒になったたったの数分というよりか、1分位の会話でしたけれど、彼はなぜそんな回数を見ているのだろうか?・・・尋ねることができないままになり、気になっています。

自分自身の立ち位置。ここを深く考えさせられると共に、何ができるのか。そんなことを考えながら、帰路に着いたのでした。それにしても冷たく寒い風がふぃていました・・・。