もう早、今年も終わりがだんだん見えてくる感じがしますね。今日は山口県山陽小野田市議会のみなさんが「シティセールスについて」をテーマにした視察にいらっしゃいました。3つの会派が合同での視察は珍しい。「友好会派」なんだそうです。昨日は多摩センターにお泊り頂いて、イルミネーションを見ていただけたとのこと。よかった。
私は冒頭で挨拶をして、その後、12月定例会前の議案説明があったので退席しました。視察のテーマが「市議会」に関することであれば同席するほうが良いと考えていますが、まあ、それ以外をテーマにしている場合ですと同席しないほうがいいかもしれない…と思うのは、私たちも他市に視察に行き、「市議会の反応はどうですか?」とか「実際のところどうですか?」というような裏話を聴くためには…議員が同席しないほうが‘実’のある小話が飛び出る感じがするからです。その意味では職員の皆さんに表面的なところではなく、課題なども含めて、説明していただけることを期待するわけですが…。視察内容に満足していただき、帰路についていただけたかどうか…これは私にとっては最大の関心事です。
さて、今年度は既に昨年度の視察受入れ件数を越えているわけで、ほぼ連日の視察対応に追われているのですが、特に「市議会」関連の視察については事務局職員と私、そしてまた議会運営委員会の委員長や副委員長も一緒に同席をし、最近は議会運営委員会のメンバーにも助けてもらって、何とかやりくりをしております。
とは言え、うちの事務局・・・「議長が同席していると、話しにくいです。」とニコニコしながら半分本気で言ってくれるのはありがたいことですね。そりゃ、やりにくさはあると思っているんですけれど、でも、自分自身の対応も含めて、視察の対応のクオリティというのは「場数」を重ねていけば向上するような気がしていまして、職員も私もお互いに勉強ですね。それにしても、議会事務局職員が視察対応回数を積み上げていきながら、プレゼン能力についてもみるみる腕前を上げるのがわかるのは、あ、あくまでも以前との比較対象ですけれど、とてもうれしいこと。そしてまた、提供させていただいている資料についても少しずつ改良しているところで、以前よりも飛躍的に内容がよくなっていることは確か。少しずつでも改善されているのがわかる、見える…つまりは、議会事務局職員の仕事のクオリティもまた向上しているということではないか?と理解はしております。
久しぶりに突然、関係ない写真をアップしました。娘が持ち帰った中高生向きの「放射線副読本」です。それが、ページをめくって「はじめに」の文章、特に・・・第4段落目の「特に・・・・」からの文章についてはなんか違和感を覚える内容だなと思ってしまいましたが、未だにというのか、突然こうしたものが全国の小中高校生に配布されるんだなあと思いまして、そしてまた、多摩市でもきっと全小中学生に配布すると思われるのですが、ただ単に配布するだけで終わってしまうとしたら…明らかに、「○○」が多いのではないかと感じてしまいます。でも、一応、文部科学省的には「やりました」になるんだろうあなと思うと、ホント心境複雑です。
12月定例会前、議案説明のことに話を戻しますが、いくつか気になる課題などもありますが、それはまた週明けの全議員説明会を経て、議会で受け止めて協議されていくことと思っています。私からは全議員で共有しておいた方が良い課題などについて指摘をさせていただき、それについて少し詳しく説明をもらうことをお願いしておきました。
それにしても寒くなり。議長室にいると寒さが身に沁みます。来週明けに、総務省が主催するシンポジウムに出席することになっていますが、「地方議会活性化シンポジウム」というタイトルからして、「あー、私にはハードル高いテーマ」と思っています。準備しないと。