9月議会 総務常任委員会

今日から常任委員会です。今日は総務でした。来春の市議会議員選挙の時、選挙期間中も「顔写真入り」のチラシが1候補者あたり4000枚まで配布することができることとなり(法律の改正)、それに伴う条例改正が審査されました。もちろん否決する人はおらず、全会一致で可決。とは言え、配布するにあたっては、選挙事務所か演説会の会場か…という決まりがありまして、無差別にポスティングするなどということはできません。

というか、そもそも4000枚?・・・それだけ?私がいつも地域に配布しているチラシの半分以下の枚数です。

今日の委員会は滞りなく終了しましたが、協議会ではかなり重要だと思われる案件の進捗状況も報告されていました。市民保養所だった「フレンドリーふじみ」については「無償貸し付けを含む廉価な貸付」をしていきたいとする方向性が示され、12月定例会にはそれに対する是非の議決をすることになりそうです。解体するにもアスベストが含まれていることが分かり、約1.7億円もかかることが見込まれるとの話だとか…。

遡れば、本来はこの時点で隣接する八ヶ岳少年自然の家も廃止する予定が、「10年間は存続」と方針を切り替えたため、仮にも解体工事をするにしても10年後に判断する方がコスト的には安い…とするような説明もありました。市民保養所ふじみを今すぐ解体工事をしないとすれば、一応、安全に維持管理しておく必要があり最低限の費用として年間数百万円は必要とのことですね。だったら、貸し付けをしたほうがいいのではないか?という発想になることもわからないわけではない…とは言え、「問題先送り」になってしまう恐れもあり、とても悩ましいことです。議会でも大所高所から協議していきたいですね。

立地する富士見町との友好関係も考慮していく必要があります。富士見町さんの意向は言わずもがなです。

もう一つ、個人的にはベルブ永山の「ビジネススクエア多摩」が今年度いっぱいで閉鎖することも決定し、「閉じる準備」も含めた段取りについて伺いました。うまいこと活用しきれなかった理由の分析こそ、必要ですし大事ですよね。辿ってきた歴史の紆余曲折を感じますと、一つの事業を見切り発車的にスタートさせてしまい、それを存続し、そしてまた幕を下ろすというのが本当に至難の業であることを思うわけです。歴代担当者の皆さんの苦悩をお察しします。市が代替施設を準備するわけではありませんが、機能的には市内の他の場所でも十分に対応できるという判断があったことも確かで、時代環境に伴う社会変化により「閉鎖」を決めることもでき、私もホッとしております。多摩大学さんや多摩信用金庫さんと多摩市の三者連携でもっと魅力的な運営ができたかもしれない…とは思いますが、でも、私はいろんなめぐりあわせの中で、トライ&エラーを繰り返し、やっとやっと最適解に到達したことを評価します。この経験を次につなげていく発想で取組んでほしい。

あ、今日は子ども教育常任委員会のメンバーでも審査する予定の陳情に関して、ヒアリングを行いました。久しぶりに永山児童館の2階にある学童クラブに足を運びましたが、「嗚呼・・・古い施設で本当に頑張って下さっている」と新設の学童クラブとついつい比較をしてしまうですが、老朽化して、とてもとても傷んでいる建物で子どもたちもそしてまた運営する側の民間事業者のみなさんも奮闘されているんだなと痛感させられたのでした。限られた税金をどうやって使っていくのか。「みんなが少しずつ我慢」・・・複雑な気持ちになりながら、子どもたちの過ごす環境のことを考えさせられました。

議会が始まって、必須アイテムと言えば「お菓子」なのです。うちの会派はといいますが、うちの会派の私と増田議員のお気に入りは「味しらべ」ですので、明日は1袋持参することにします。「味しらべ」のおススメポイントと言えば、コストパフォーマンスもいいところだと思っております。意外と枚数がたくさん入っています。「味しらべ」に似ていておススメでさらなるコストパフォーマンスの良さがあるのは「ハッピーターン」ですが、「味しらべ」は国産米100%というのにもGOOD!と思っております。