年一度の大事なセレモニーというか、会合。

南多摩ニュータウン協議会の総会と東京都に対する要請行動でした。年に一度の行事。ちなみに南多摩ニュータウン協議会は八王子市、町田市、日野市、稲城市、そして多摩市で構成されております。八王子市長が会長、町田市議長が副会長、あとは監査役が稲城市長と多摩市議長となっております。

毎年この時期に総会をやり、要請内容を確認して、東京都関係部署に提出するというやり方は変わらぬスタイルのようです。1時間で全てを行うという時間配分もすばらしい。ほぼ、事務レベルでの調整が終わっているので総会ではその内容の確認と承認です。一応、意見交換会というものがありますが、こちらは事前通告制になっているようで、形式的には要請行動の場面では東京都に対し各市とも市長が要望を述べますが、東京都側も予め準備してきた回答を読み上げるというような感じです。あまりにも「形式的」でセレモニー的なのですが、こうした行動がとても重要になるのでしょうね。5市の市長、議長が勢ぞろいして要請するということが意味あるのだと受け止め、理解をしております…。

私の隣で要望事項を述べる市長。しかし、私にはこの段階で要望事項の内容が示されていなかったので…後ほど、この内容を担当から入手しました。1枚ペーパーにまとめられたものなのですけれど、こうしたものは本来は事前に入手して手元に置いておくべきものだなあと思った次第。ですので、次年度以降、このような会議に出席する際には事前に把握できること、あるいは事前準備でいただける資料については会に臨む前にさらっとでも目を通すことができるようにしてもらいたいなあ~と「メモ」にしておこうと思います。

議長でいろいろ経験する中で、気が付くことあります。誰が議長になったとしても、議会事務局が対応しておかなければならないことについて、申し送りのようにしておかないとって思ってます。

南多摩ニュータウン協議会は午前中でしたが、その往復の中央道の事故渋滞などに巻き込まれてしまいまして、電車で行ったほうが早いのでは?とも思ってしまうわけですが、それはさておき、帰り道、昨日発生した唐木田の火事現場を見に行きました。予定外にも時間がなさ過ぎて、横を通過するだけになってしまいましたが、「消防研究センター」と背中に文字の入った作業着を着用されている方が歩いておられましたので、事故原因を調査されていたのかもしれないと思いました。まだまだ、報道陣も多く、現場にカメラを構えておられる記者さんたちもおられました。

災害現場はまだまだ警戒体制という感じで、警視庁の方が周辺にもいらっしゃいまして、物々しい雰囲気でした。庁舎に戻ったところで、副議長と共に多摩消防署の警防課長さんがお見えになり、火災に関する対応などご報告をいただきました。現場の写真なども見せていただきました。課長さんも出場され、徹夜ながらにわざわざ議会への報告をしていただき恐縮でした。八王子、町田、府中、日野からも応援をいただき、全部で88隊の出場をいただいたということも伺いました。総務常任委員会とともに視察をしたこの地域の拠点でもある第9方面本部が指揮を執ったとも伺いました。そのくらい災害が大きかったとも言えます。
地域の消防団は交通整理や消防隊への支援をされていたとのこと。こんなに大規模な火災が発生したのも多摩市内では初めてのことではないか・・・とも言われていますが、亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りすることはもちろんのこと、今もなお、入院されておられる方の回復を祈るばかりです。
そして、今回の火災に対しては、原因究明をしっかりと進めていただきたいと思います。


滋賀県草津市議会の会派Kプロジェクトのみなさまが多摩市の「健幸まちづくり」について視察にいらっしゃいましたので対応しました。今月末で厚労省に戻られる’初代’健幸まちづくり政策監の安里賀奈子さんが最後の視察対応ということになりまして、しかも、片付けやら引継やらに準備をしなければならないところでの神対応…ありがたかったです。同席をさせていただき、私も一緒に学ばせていただきました。

市議会では総務常任委員会のメンバーが意見交換会をやり、8月20日に小学生対象に実施する「議会探検」に向けた若者プロジェクト、飯島議員、大隈議員、本間議員の打合せなど・・・みんなが精力的に動いています。私もできることには努力を惜しまずやるだけ。

夕方から、東京若手市議会議員の会のみなさんの懇親会に合流。遠藤ちひろ議員が会長を務めていたので、今日の総会と研修、それから懇親会と多摩センターでの開催でした。公務など重なり総会と研修には参加できなくて残念でした。こちらの活動にもなかなか時間があわず、参加がかなわない状態にありますが、懇親会に合流し、各地域から集まった議員の皆さんと意見や情報交換をし、いつもとは違った刺激もいただいた夜でした。

週末の公務は台風接近のために軒並み中止となりました。被害が出ないことを祈りながらですが、お天気のことだけは「天に祈る」しかできないですね。強い雨と風に警戒し、過ごす週末になりそうです。