当事者からの声を聴き、私たちでできることを考える。

午前中は「多摩市手をつなぐ親の会」の皆さんが毎年この時期に開催してくださる議員との懇談会に参加。10名以上の議員が参加をし、会の皆様と意見交換をさせていただきました。当事者からの声を市議会のなるべく多くの「耳」で聴くことは大切だなと思います。今日も参加をした議員それぞれに皆さんとの意見交換の中から想いを新たにしたり、課題を共有することができたのだと考えています。私たち議会も当事者それぞれ、個別の意見を伺いながら、最終的には他の課題も含めた全体を捉える中で判断することが求められ、障害者福祉の充実も口で言うほどに簡単に当事者の皆さんの想いを実現することや叶えることはできていないと考えています。話を聞けば聞くほどに、そして、何とかしてあげないといけないという想いがあればあるほどに、現実に物事を進めていく難しさの中で、気持ちがとても重たくなること…少なくありません。

それでも、少しでも風穴を開けることができたら、あるいは、ちょっとでも障害者福祉が前進すれば、あとは、自分自身の理解はもちろんのこと、周りの人たちの障害者福祉に対する理解を広げられたら深めていけたら、そのために私ができることを少しでもやらなくてはいけない…そんな思いで会員の皆様のお話を伺っていました。「行政の皆さんも決して、剣もほろろで冷たいわけではない」ということをおっしゃっていただきつつ、それでも、今後についての不安や心配の声、そしてまた国の制度に対する疑問の声なども伺うことが出来ました。今回は2つのテーブルに分かれて密に意見交換をする感じでしたので、私のグループでは「障害者の皆さんの移動問題」も話題の一つに上がっていました。障害者の皆さんの外出支援をどうしていくのか?との観点はずっと課題になっている問題ですが、「親も歳をとり、これまでのように子どもの送迎が難しくなっているケース」も増えてくると思う…というのは、確かにそうだなあと。

外出支援の問題はすでに高齢化が進んでいる中、多摩市にとってはかなり深刻な課題になっていると…私は考えていて、高齢者の皆さんの外出支援という観点の合わせて、もっと優先順位を上げて力を入れて取組んでいく必要があると思います。交通施策は都市整備部、高齢者や障害者となれば健康福祉部…やっと連携関係が出来つつあると聞いておりますが、まだまだこれから…。議会でもこの問題には関心が高く、9月の決算審査においても「施策評価」で取り上げられるテーマです。先にも書いたように、地域の課題をなるべく多くの議員の「耳」で聴くことは問題解決の道筋をつけやすくするような気がします。こうした当事者の声を多くの議員で共有できるのは本当にありがたい機会。

 

さて、今日は夕刻より、憲政記念館まで行きました。帰る時にはすっかり日も沈み、国会議事堂がライトアップされていてきれいでした。

蓮舫さんの選挙支援を通じて、ご縁をいただき、何かの時には力になって下さる衆議院議員の手塚よしおさんの政治活動25周年の集い。手塚さんは26歳で都議に初当選され、その後、国政へ転身。でも、落選も経験されていて、この間の選挙で国会に復帰され、今は立憲民主党でご活躍です。いろんなことを言われ、非難されたり批判されたり(これはツキモノですが)…でも、「地味に努力をする」ということをとても大切にされている方だなと思っていて、私はお話を伺う度に「やっぱりすごいなあ」と思うわけです。

衆議院、参議院の国会議員の方から都議や都内自治体議会の議員さんが集まりました。無所属になると政党の集まりなどに行かない分、なかなか他自治体の議員の皆さんとお目にかかる機会も減ってしまうので、久しぶりに懐かしい方々にお会いすることもできて個人的にもいい時間を過ごすことができました。多摩市議会立憲民主党と言えば大野議員ですね…ご一緒させていただきました。

私としては蓮舫さんに久しぶりにお会いできて、パワーいただきました。