基地協議会の理事会。

午前中は会派ミーティング。そして、午後から都内へ(って、多摩市も都内なんだけれど♪)。全国市議会議長会基地協議会の理事会でした。今年度は青森県三沢市議会の小比類巻議長が会長を務めておられます。三沢市も基地のまちですね。多摩市は関東部会に所属していますが、つねに「理事」の立場です。

ところで、今日の会議…なんと最前列に座席が指定され、目の前には、総務省と防衛省の課長さん。まずは、お二人の課長さんから、今年度の「基地交付金」「調整交付金」についてのレクチャーを受けました。

防衛省からいらした課長さんがものすごい熱い方でびっくり。「防衛省の補助というのは、基地を持たない自治体には関係ない話」ときっぱり!…あまりにもはっきりおっしゃるので、聞いている私…目が丸くなりました。ちなみに防衛省補助金というのは「基地周辺対策経費」のことなんですが、なるほど…福生市ではこれによって「防災食育センター」を設置したわけですね。以前、学校給食センターとは言わず、「防災食育センター」という名称になっているワケを伺ったときのことを思い出しました。

課長さんは防衛省の補助(基地周辺対策経費)は「補助率が高い」ので「ぜひ、使ってください!」とPR!さらには、「モノによっては、他の省庁からの補助金を活用した方がいい場合もあるし、補助金をいかに活用するのかについてはいくらでも相談に乗ります!」と強調されていました。

総務省、防衛省の課長さん共に「みなさんのお力をいただきながら、しっかりと予算の枠を確保していきたい(財務省に要望するということ)」と述べられていて、「なるほどなあ…」…基地協議会の存在というか役割というのか、意義を再認識させられました。

 

ちなみに今日は「基地対策関係予算」に対する要望事項を確認することが主な協議内容でしたが、疑義もなく、意見もなく会議は終了しました。残念ながらというのか、台風のため今日の会議にいらっしゃれない議長さんもおられたようです。相変らず、往復時間に比べて会議の時間が短いなあ…と個人的に感ずるわけですが、全国津々浦々より基地協議会のために議長さんが集まってくるわけなので、そんなこと言っていられませんね。

 

それにしても風の強い一日でした!