文化・芸術の秋!

秋は行事満載!…先週末金曜日に多摩市民文化祭のオープニングセレモニーがありました。今年で40回目を重ねる市民文化祭…私と同じ年月を重ねているというわけで、アラフォーか…。この年月を’あっというま’と表現すべきなのかどうか…歴史を感じ、年輪重ねてきた…というべきなのかと非常に迷いながら、「長い年月」とも言うのも何となく憚られ、議長として来賓挨拶をしてしまいました。古くから多摩市で文化施策(と言うほどに練られた方針や計画が未だにできていないのが問題の根幹でもあるが)を支えて下さった方々が集まり、とても盛り上がりました。

何と言っても、次世代の発表の場…というわけで、佐久間彩加ちゃんとご当地アイドルとしてデビューしたばかりのグループによる華やかな歌とダンスも披露され…とてもにぎにぎしく、元気をいただける会でした。

今年は40周年で特別企画も行われます。我が多摩市議会で和装と言えば…の本間としえ議員も参加している「Kimono きらりプロジェクト from TAMA」が楽しみ!するするさらさらっと着物を着こなせてしまう本間議員は素敵。9月の定例会では一般質問に和装で登場されたのですが、ご自身で着物を仕立てることもできるそうです。

市民文化祭もすべての催しに顔を出すことは難しいですが、民謡連盟の発表に足を運びました。知り合いも数名出演していて、楽しませていただきました。やはり日本人と言うか、民謡の「節」に何とも言えない懐かしさと風情を感じてしまいます。歌唱力の素晴らしさを感じ、そしてまた、女子大生が2名ほど出演していたのがうれしかったです。

多摩童謡友の会での「三多摩童謡ファミリーコンサート」にお招きいただきました。「あなたも童謡詩人」として全国から公募している「童謡詩」は毎年応募数が増えているとか。今年もすてきな詩が選ばれ、「新作」としてすてきなメロディーがついて披露されました。

機会があれば、ファミリーコンサートに足を運んでいますが、多摩童謡友の会を主宰されている髙山佳子先生が客席も巻き込みつくるステージは素晴らしいなあと思います。舞台上で挨拶し、髙山先生に「お気に入りの動揺は?」と尋ねられた阿部市長は…「この時期は『赤とんぼ』」とおっしゃっていました。「お気に入りの童謡」と聞き、私が真っ先に思いついたのは「ぞうさん」でした。

すごく単純と言えば単純ですが、あまりにも素直すぎる当たり前の歌詞。

「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ」

子どもが大好きな歌ですよね。あと、私は「しゃぼんだま」も好きです。これはちょっと悲しいエピソードが背景にあるのですが、とても好きな一曲です。しかし、こう雨が降りますと思い出すのは「あめふりくまのこ」です。

「おやまに あめが ふりました
あとから あとから ふって きて
ちょろちょろ おがわが できました」

ファミリーコンサートでは髙山先生が指導なさっている多摩ファミリーシンガーズの子どもたちや卒業生で結成されたビアンカのみなさんも出演されていますが、「歌うっていいなあ!」「歌うって楽しいなあ!」が溢れる舞台に心が晴れやかになります。

先生がプログラムに書いた一言が素敵!「昔子どもだった事を忘れていない大人たち」さあ、歌いましょう。

 

秋雨前線まっさかり・・・しかも、とても寒くて冷え込んで…ストーブが欲しい。でも、まだ季節は秋。多摩市内いろんなところで文化が楽しめる、芸術に触れることのできる秋。市内のイベント情報チェックしてみてくださいね!(一応、誌公式ホームページにもイベントカレンダーあります!)