「建物ではなく、まちのつくりかえ」…パルテノン多摩

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年明け最初のパルテノン多摩基本計画策定委員会。全10回開催予定の、9回目の委員会でした。一般的なやり方がと、最終回前の会議では「策定委員会素案」なるものを固め、そこから策定委員会としてのパブリックコメントをかけるという流れかなと思いますが、やはりパルテノン多摩の場合はイレギュラー?!

今月末に最終回を迎える予定ですが、その日程もまだ確定ではない状況、なおかつ、策定委員会としてのパブリックコメントを実施するかどうかもわからない状況・・・むしろ、策定委員会としては策定委員会の「報告書」を固め、それを市長に提出し、その後、引き取った行政側でその他の市民参加の工程を組み込んでいく感じになりそうですね。それはそれで良いのかなと思っています。変に策定委員会を引き伸ばし、策定委員会としての市民参加みたいなことまでし始めるとそれこそ収拾つかなくなりそうです。策定委員会の本杉委員長のご苦労は想像に難くない・・・「時間がない中で」とついつい枕詞をつけて発言されてしまうのは当然と思いますね・・・一方、「時間がないことは言いわけにはできない」ともおっしゃっているのを耳にすると、心苦しくさえなります・・・・。

もともと時間がないことがわかってスタートしてしまった。見切り発車とは言いませんが、私は幾度となく「時間が無さすぎる」ことには警告も発してきた立場ですので、現状については改めてどのように今後取り組んでいくか、行政は市民とも議会とも調整をしていくことが求められます。私たち議会も行政と市民との調整をしていかなければならない。今後、どのような合意形成を進めていくかが問われていて、そこは策定委員会のお仕事ではありませんから。

今日の策定委員会では終わりの頃に、市長もやってきまして・・・・帰り際に「いやあ、いろんなところで『早く大規模改修やってほしい』って言われるんだよねえ。」とか声をかけられました。だから、どう・・・ってことでもないと思っていますが、もちろん「早くやった方がいい」と進言される方もいて当然・・・・しかし一方では疑問を持っている市民も多い、あるいは、この問題を知らない市民がまだまだ多い現実にも目を向けていたいものです。なおかつ私は10年、20年、30年と中長期的視点を持ってどうするのかについて「具体的な道筋」が語られていないことを問題視しているわけで、「建物はきれいになっても、伴うなかみが空っぽでは困る」と指摘をしていることへの回答がないことが最重要課題、最大の問題点だと思っていることを再三再四・・・・訴えているのですけれど・・・・。

「大規模改修をする必要なし!」と鼻から否定はしていません。何だか、市長にはそのことが伝わっていないようですね。まるで私が大規模改修に反対しているかのような口ぶりで話しかけられて、むしろ驚きました。

さて、策定委員会ですが、報告書の成案に向けてあと一息というところ。前回に示されていた報告書案からかなりバージョンアップされていましたが、特に施設の基本理念として「文化芸術を通じて、すべての市民に笑顔と感動が生まれる拠点」であったものが、「文化芸術を通じて、みんなが喜び、つながる」に変更されていたことがまずよかったと思いましたね。前回の「すべての市民に笑顔」という表現がどうも私は気になっているので。笑顔は別に強制されなくてもいい、無表情でも心が動いている場合もあるわけですしね・・・・と。

あとは、最後のところで策定委員会のお一方がおっしゃっていた一言が最も印象に残りました。「ホールではなくて、まちをつくりなおす」ことだと思って取り組んできたとのこと。そうだと思っています。今日はその一言を聞くために傍聴して良かった、そしてこの一言を聞くために今日は傍聴したんだなって私は思いました。

議会のパルテノン多摩改修問題特別委員会は週明け10日の13時から。今日は会派で「パルテノン多摩の改修問題」についても意見交換を進めましたけれど、これがまたなかなか終わらない議論になるわけで・・・・こんな調子で特別委員会が進むとしたら、これまた恐ろし。まずは委員会で「クリアすべき課題」の内容を明らかにし、全体合意を取り付けていく必要があり・・・ここから大変そうだなと思った次第。藤原マサノリ委員長、大野まさき副委員長を中心に、「大規模改修の足を引っ張るわけではなく」・・・より市民に私たち自身が説明できる内容にしていくための活動を進めていきたいものです。

個人的にはパルテノン多摩の問題もそうですが、地域全体のイメージをどう再構築するのかも大事。パルテノン多摩の左右・・・暗すぎませんか?とてもとても歩けない・・・・怖すぎて・・・・と私は思います。駐車場に行くのも怖いです・・・・。今はイルミネーションに助けされていますが、オバチャンの私が夜道に怖さを感じるくらいですからね・・・・。人が来たくなるような集まりたいなと思えるような「あかり」ってきっと大切ですね(今日の写真はパルテノン多摩から東側の方)。

明日は、図書館本館の基本構想策定委員会があり、明後日は・・・マンションの冬の一大イベントがあるので一日かかりきりになり消防団の出初式は行けなさそう、そして成人式の日はいよいよ「さとにきたらええやん」上映会!人が集まるか心配・・・。ぜひ、お越しください!お待ちしています。