今日から定例会は委員会になりました。ここ、順番は変わらずに・・・総務常任委員会、健康福祉常任委員会、生活環境常任委員会そして私の所属する子ども教育常任委員会♪となります。資料を見ていて思ったんですが・・・。何と、私・・・子ども教育常任委員会10年目になります。で、そろそろ別の委員会に移ってほしいと思っておられる行政職員の方・・・少数ではないと感じております。いつまでも居座るつもりもなかったのですが・・・・結果的には?!ということです。
でも、パルテノン多摩について文化・芸術施策を考えたり、図書館本館の移転新築に向けた取組みとか・・・私の関心領域が子ども教育常任委員会で益々議論しなければならないこともあり。まだ、しばらくは「子ども教育族」でいたいなあ・・・個人的には。
さて、今日は総務常任委員会に議員提出議案の「非常勤特別職」の報酬の在り方を見直す提案が可決されました。非常勤特別職である選挙管理委員、監査委員、教育委員等など、疾病などにより職務を遂行できず、勤務実態がない場合に報酬支払をどう考えるか?という問題です。現行条例では、業務を行うことが不可能であっても・・・その任についている限りは「月額」にて報酬が支払われ続けるようになっている点を見直すもの。実態に合わせて、報酬を支払えるように、または支払わないようにできるようにするものです。これは杉並区の住民訴訟を発端としていて、昨年やっと最高裁判決が下されたものです。杉並区はもちろん早速に条例の変更を提案して可決しており、他の地区でも既に同様の対応が行われています。でも、多摩地域にはまだ波及していないかな・・・。まあ、いろいろな解釈と言うか見解もあるのかもしれません。
ちなみにこの条例について・・・多摩市でも提出する運びになっていることを市民の方にお話をしたところ「議員さんはどうなの?」と言われてしまいました・・・。これについては今はノーコメント。もちろん「疾病等」の状態にもよると思いますし、ケースバイケースになるとは思うのですが、このあたり、本来は「議員としての職務をどう考えるか?」とする市民から選ばれた議員個々人の考え方にもよるところで、なかなか他からは言いにくい。
ってことです。
週末に「人が集まる建築」という本を手に取りました。パルテノン多摩のこと、今度新設しようとする図書館のこと・・・あるいは市庁舎問題など含めても・・・共通することかなと思います。建築のデザインによって「人の集まり」も左右されるとして・・・そんな視点からパルテノン多摩を見ると・・・やっぱり・・・「集まりにくい」感じを醸し出していることは否めませんね。
「ちょっと入ってみたいな・・・・。でも入ったらいけないかな・・・。」と躊躇して・・・とりあえず「大階段を上まで登ってみる」・・・・そして水のある空間を見てちょっとホッとする・・・そんな感じでしょうか?
明日は健康福祉常任委員会です。私は明日は拓殖大学で・・・ゲストスピーカーしてきます。