市長施政方針演説から始まって、代表質問に一般質問、補正予算・・・そして、明日から始まる新年度の予算の審議、それぞれ4常任委員会・・・・ようやく閉会しました。いろいろ課題や問題はてんこ盛りなのですが、終わってみれば、「そこそこ無難に」との印象で、パルテノン多摩大規模改修のことについてもまだ始まったばかりというか、予算審議の中ではいろいろ質疑も出たり、議会で予算案に附帯決議をつけたりしたものの、でも、まだ「夜明け前」みたいな・・・そんな静けさがあるのでは?とか思っております。はっきり言って、これからの方が大変でしょうね。私としては大規模改修の予算が認められて、「さあ、幕開け!」と受け止めています。
新年度すぐに基本計画、基本設計の事業者選定に向けて動き出すと聞いています。事業者からはプロポーザル方式で提案をもらうことになっていますが、どんな提案が出されるのだろう?そしてまた、その提案内容を審査する委員会メンバーにはどんな人選がされるのか?もちろん、基本計画については策定委員メンバーの人選も気になるところです。
いろいろ横から意見は言えても、「予算を認めた以上は、あとは行政に執行を委ねていく」ことになるので、その後については担当部署にしっかりと取り組んでもらう必要があります。市民に理解され、納得してもらえるように、もちろん、議会に対しては適切なタイミングで情報を共有すべきですし、今回のプロジェクトは金額の大きさのみでなく、多摩センター地域全体の活性化と文化行政の再構築という使命も同時に課せられていると思っているので、心して取り組むべき!・・・議会もその動きを後押しするというか、「私たちが予算を認めた」ことの責任を果たせるようにしていかねばなりません。
今後の進め方によっては、現在示されているスケジュールどおりにイケイケドンドンに進むことに「待った」をかける必要があるかもしれません。私たち議会が問われる責任も重大!
ちなみに予算討論はこちら(【28年当初予算改革みらい】予算討論原稿最終確定版)・・・。議会は「予算を認めてそれで終わり」にしないことが必要ではないか?と述べました。阿部市長の発信力に期待したいのですが、何だか市長は最近・・・議会でも「大きなくまちゃんのぬいぐるみ」みたいになっていて、ずーっと座って黙っておられるのです。そのかわりに副市長がとても目立っておりまして・・・。それはそれでいいのかもしれませんが、私としては「市長の肉声を聞きたいわ~♪」って思ったりします。傍聴者もそう思っているようです。
さて、年度末・・・この春で市役所を卒業される管理職の方のご挨拶、議会事務局でも局長やお世話になった担当職員さんが異動になったり・・・別れと出会いの季節です。議会事務局はやっぱり局長のスタイルにより雰囲気が左右されるところがあるのです。面白いものです。どれが良いとか悪いとかではなく、どれも良くてどれも悪くないのですが、「人によりけり」ということを感覚的に感ずることができるのが勉強になります。さあ、新年度へ・・・また、気持ち切り替えて頑張ります!
ということで、多摩市のおみやげに新商品!・・・ぜひ、ご贔屓に♪