6月定例会閉会

20150702

6月定例会最終日でした。今日は会議終了後、中央大学文学部のキャリアデザインの授業にも行ってまいりました。昨日はその準備やら・・・・。キャリアデザインの授業は今年で3年目になりますが、少しずつ話す内容もバージョンアップさせているつもりです。いただいているお題は「ジェンダー、子育てとキャリア、ワークライフバランス」。世の中的に言えば、昨年は「輝く女性応援会議」の発足、そして「女性の活躍推進法」と方向としては「女性支援」をさらに進めていこうとするわけですが、「キャラ弁炎上」やら「トイレを輝かせる話」のこととか・・・マスコミも面白がって取り上げるきらいもありますが、路線と方向に確信が持てるようで持てないというのが偽らざる私の気持ち。今日の授業の感想をいただいたので(学生さんにとっては出席点呼のかわりです)、またお返事書こうと思っています。

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さて、定例会最終日。粛々と議事が進みました。私は公共施設の使用料改定について会派代表で意見を述べました。公共施設の利用にあたって、使う人が「使用料」の負担をすることを否定しているわけではないんです。「タダにせよ!」と言っているわけでもありません。でも、やっぱり、市長がいかにして行政運営を進めていくのか・・・その手腕がとても問われていると考えています。今回、使用料改定問題を通じて、さまざまやりとりをしました。正直、市長に任せていれば、今、どうしても取り組まないといけないとしている老朽化した公共施設の維持管理から、持続可能な市政運営の問題・・・前進するのだろうか?とさえ思いました。「決めるときには決めてくれ!」・・・多様化していて、複雑化していて、決めきれないというか、決断が難しいことは確かです。「あちらを立てれば、こちらが立たず」になってしまうから。もちろん、それは私に対しても突きつけられていることなんですけど。

でも、やるべきこと。進むべき道。あとは自分自身の信念に従って進んでいくのでしょうね。きっと。最初から道が開かれているわけではなく、自分自身が’樵’になっていく気分で。

・・・って思ったのが今回の定例会での感想でした。使用料改定については全会一致で決議を。いくら決議を上げたところで、その有効性については・・・やっぱり市長がその裁量権を握り、受け止めていき、そして行動に移していく・・・という流れになっていくのだと思いますが、さてどうなるやら。少なくとも、今日の議事がすべて終了したところで、いつもの通りにあいさつに立った市長の口からは「決議」に関する感想は一言もなかったというのが事実。「議会の判断がとても重要である」、「議会が決めたことだから、行政はもう前に進めない」的なことを市民に説明してみたり・・・・と時には「議会の決定」をものすごく重んじる方だと思っているわけですが、そういう発言をされる割には、今日の決議に対してはスルーするようなところ・・・わざとスルーしたのだと思うことにしましたが、市長に対する信頼を強くする方向に私のベクトルも動いていかないのが心底残念。

 

ということで、無事に定例会も終了しました。そして、2か月後には9月定例会が訪れるというスケジュール。私たち議員も大変なんですが、行政も大変ですね・・・・さて、次の定例会に向けて私もインプット開始です。