桜満開で入学式!

市内小学校の入学式でした。ここのところ、例年…桜は卒業式に…という感じでもあって、こうして入学式に桜の花が満開だったのは10年ぶりくらいとも伺いました。私は諏訪小学校の入学式に出席しました。多摩市でいち早く、学校統廃合をして開校した諏訪小学校も今年で30周年を迎えるというのに月日の流れを感じながら、かわいらしい新一年生たちをお祝いすることができました。

そして、諏訪2丁目住宅の建て替えからも10年が経過し、今年の新入生は36名。1名が特別支援学級に所属とのことで、今年は1クラス編成というのにもまた、時の流れと、大規模住宅が抱える人口構成の悲哀というのか、想定内に子どもたちの数が減っていくことを目の当たりにしたような気持ちにもなりました。それでも、子どもたちはとても元気。35人学級編成ですが、これが30人学級だったらなあ…と。そのほうが落ち着いた環境で子どもたちの暮らしがスタートできることは確実。家族も小規模化していることもあって、大人数にも慣れるための時間が必要そうな、そんな気がするのでした。

入学式を終えてから、ゆう桜ヶ丘のギャラリーへ。猫野ぺすかさんの個展を見に行きました。ぺすかさんとはご縁があり、お目にかかったこともあるのですが、多摩市にご実家があるのです。久しぶりに数々の作品を拝見させていただいたのですが、やさしさあふれる原画の数々に、心が洗われるようでした。

焼き絵(ウッドバーニング)を直接見るのは初めてなのですが、こんな技法があるのかと、ただただ感心するばかり。リアルな猫は怖いのですが、ぺすかさんの描く猫ちゃんは本当にかわいらしく、こんな子猫なら飼ってもいいなあと。「はんぶんライオン」。原画を見ながら、お話しの内容を想像してしまうわけですが…せっかくなので絵本を手に取ってみたい。一緒に行った友人は物販がないことを大変残念がっていたのですが、それは私も。

明日は中学校の入学式があります。桜の花がなんとか保ってくれるかなあと思っていますが、天気予報が心配ですね。

「種」を守る。緊急集会へ。

いつもオンラインで視聴するのですが、やっぱりリアルは大事だと思ったので…日本の種子を守る会の緊急院内集会に参加してきました。たまたまお近くに山田正彦さんが座っておられ、直接ご挨拶もできたのですが、「こんなにも集まってくださって、ありがたい」とおっしゃっていました。遠方からも集まってこられ、会場では新潟、徳島、茨城、沖縄、北海道からの参加者もいらっしゃいました。

農政の憲法と言われる食料・農業・農村基本法の改定案が国会で審議入りをしているのですが、その改定案に対して「守る会」では意見書を提出しています。なかでも「種子を守っていく」ことをきちんと明記してほしいと求めているのですが、それについて改定案では一切、触れられていません。この件、多摩市の農業政策という点から言うと、何となく、ピンと来ないのも正直なところ。しかし、私たちはみな消費者である限り、その一人として、全く無視することはできないことなのです。

「食料安全保障」に対しては、少しずつ認識が高まっているように思いますが、そのために、何をするのか、国民を守り、国を守るためにどんな政策をとっていくのかが問われます。日本の風土に合って、ずっと受け継がれてきた種子を守るのは当然のことなのです。その当然が既に崩壊しかかっていて、危機感は増し、高まっているにもかかわらず、今回の改定案の中でなぜ「種子」に対する言及が一切ありません。その裏には一体、何があるのでしょうか・・・。緊急集会では、「誰を見て、どこを向いて仕事をしているのか」「農林水産省は何のためにあるのか」などと憤る意見もありました。

とかく、私は鈴木宣弘さんからのお話しにもあったとおりで、日本の食糧自給率が37%だけれど、そこに肥料、農薬やら、種子の自給率なども加味し、「総合的」に考えると自給率がさらに下がって9.2%になるとも試算される…という数値には驚愕ですが、そのくらい私たちの「食」は自国でコントロールできない状態にあるとも言えますね。そこにこそ私たち国民もまた危機感を持たねばとも思うのです。海外からの輸入に頼みで成り立つのが日本の農業で本当にいいのでしょうか。「いのちを守る」って、どういうことなんでしょうね。

生きていくための「食」の問題に多くの人はどう向き合っているのかも問われます。考えていかなければならないのは私たち一人ひとりなのですが、こうした大事な事実が「知る人ぞ知る」みたいな状態になっていることもまた大問題ですね。そして、担い手不足の問題は今に始まったことではなくさらにさらに深刻で、「農村は消滅してしまう」という現状が吐露されていたとおり、輸入頼みの農業は資材の高騰などにますます首を絞められ、農家を続けられない人が増えているのです。それは、農業が大変だからとか、辛いからとか…それだけの問題ではないような気がします。農業、農村が崩壊しかかっているというか、もう瀕死…それでも、何とか踏ん張っているような状況で、「食」の問題は私たちの想像以上に大変な事態に直面していると捉えています。そこを救うための農業政策は日本にあるのでしょうか。

「安全で安心な食」を考えてみても、私が子どもの頃と比べてもますます。「オーガニックを当たり前に」をめざすような消費者の運動や活動力も低下しているのも現状で、そのくらい、日々が何かに追われて暮らしているのが私たちの現在なのかもしれません。「いのちを守る食」ですから、その源である「種子」を守って当然なのですが、そのために国民的な議論が沸き起こっていない現実が突きつけられ、本当に厳しいとも言えます。私のできることと言えば、こうした集会に参加をすること、あとは、志高く農業をされている方々を応援すること。本当は「マイクロ農業」なんですけどね。「プランターでミニトマトの栽培をやってみよかなー」とつぶやいたら、即効「やめたほうがいいんじゃない」という家族の声…よくわかっていらしゃる。

みんなの食卓を安全で安心なものにしていきたい。そのための政策とそのための税金の使い方を実行していくことが大切。しみじみと感じる今日この頃です。

ちいさなお店が増えるといいなあ。

そうだ!…と思い出して、今朝は唐木田駅前での活動を終えてから、住宅街の中のパン屋さんへ。やっと、買うことができました。朝の8時すぎで、ホッカホカの焼きたて食パンから湯気が。私はバゲットが欲しかったのですが、残念ながら、まだ焼き上がりの時間ではなかったみたい。今度、また、タイミングが合えばいいなと思っています。

帰宅してから、早速、購入したパンを食べてみたのですが、ふんわり甘くておいしい。ミルククリームの挟んであるフランスパンはまた買いたいくらいにおいしい。昔、帰省するたびに買いに行っていた田舎のパン屋さんでお気に入りだった「ミルクパン」を、「孫のために」とばかりに大人買いしていた祖父のことが頭に思い浮かんで、ちょっとしんみりした気分になりましたが。

こんなふうに、地域にちいさなお店があって、常連になれば顔見知りにもなれて、ますます食べて支えていける関係性ができていくっていいなあと思います。これもまた「地産地消」ですね。地域のお店はやっぱりコミュニティのハブになっていきます。

ここ数年、「お米を食べる」に食生活を切り替えていることもあって、パンが食卓に上る機会は以前と比べてもめっきり減ってしまったのですが、やっぱり、パンは美味しいなあと再確認するようなひとときでした。パンを食べ始めると、「パン>ごはん」になりそうな気がしていたりして…。最近は「米粉」を選ぶことは日本の主食を守ることにもつながるのかなと思ったりしているので、「米粉」の良い商品を探していますが、また、時々、ちいさいパン屋さんには立ち寄りたいと思います。

ところで、「多摩市の学校給食無償化」ですが、これも、単に子育て世代の負担軽減とか、それに留まらせてはいけない。多摩市だけで取り組むなら、それで終わってしまうと思うのですが、国全体で取り組んで、「学校給食の無償化」からの「食材を国産に」「食材をオーガニックに」という風にきちんとつなげていくことが大事。なぜ、「無償化なのか」について、もっと奥深く考えたところの政策効果を見ていくことの方が必要。

(※注目される有機給食 農家を支援、給食費も無償化 千葉県いすみ市の取り組み 東京新聞より)

なので、農業生産の多い地域では学校給食の無償化で、そこに投じた税金をきちんと地域の農業に還元していき、「地産地消」で地域経済の循環や地域の農業、土を守っていくことにもつなげていくわけなので、ものすごーく意味がある。東京都の学校給食無償化も、どこを向いているものなのか…私にはいまいち疑問で、自治体の財政力によって取り組む取り組まないの格差が生じていること自体も大問題。都内全域で学校給食を無償化し、そのことを都内すべての農地や生産者、担い手を守っていくような循環形成へつなげる政策をつくってほしい、そこにこそ意義と意味があるので。

とにかく私は「日本の食卓」を守ってほしい。そのために、日本の「土」を守っていきたいと思います。アメリカで家畜のために生産している遺伝子組み換え作物(エサ)を日本にどんどん輸出し、日本はそれを輸入しては国民が消費しているのが実態とも言われます。「私たち、本当に、それでいいの?」なのです。

「学校給食の無償化ばんざい!」ではありません。そこから、もっと一歩も二歩も進んだところに、私たち自身の健康を守っていく、そのために私たちの住んでいる場所(国)を守っていくという意味があること、頭の片隅に置いておきたいですね。そして、政策効果とは何か、政策はどうあるべきなのかを考えさせられる事例にもなっていると思うのです。

せめて、多摩市でも学校給食の無償化をするのであれば、子どもたちが食べる「お米」にこだわるとか、何か、もう一つ策を練りたいものです。

10年間ふるさとなみえ博物館@関戸公民館

今週末に開催される「せいせき桜まつり」にあわせて、「10年間ふるさとなみえ博物館」の展示が行われています。少し前までは、多摩第一小学校でも展示がされていて、先月末から関・一つむぎ館、そして、明日から関戸公民館のギャラリーに場所を移しての展示となります。展示準備のお手伝いをさせていただく機会に恵まれ、関・一つむぎ館での展示物を片付けて、関戸公民館ギャラリーに運んできました。(東京新聞にも記事掲載されています)

桜ヶ丘商店会連合会のみなさんが中心となり、毎年、東日本大震災が発災した3月には福島の子どもたちとの交流を積み重ね、桜まつりにちょうど合うタイミングで、私たちの記憶を少しでも風化させず、そしてまた、そこから私たち自身が学ばなければならないことを伝える機会をつくってくださることは貴重だと感じています。私も可能な限り、多摩市の子どもたちと福島の子どもたちでつくるコンサートなどに足を運んでいるのですが、「大人、もっと頑張らないといけないのにな」という心境になり、自分の未熟さを感じたりもするのです。

こうした取組みも、継続することは簡単ではありません。「あれから10年以上」にもなってしまうと、残念ながら、私たちもあの時に感じたこと、考えたことから遠ざかっているのが正直なところではないかなと。

もちろん、それは、ある意味で時間の経過の中で、それとともに前向きに歩んできた、いろんな意味で立て直しをしてきたとも言えるのかもしれませんが、でも、やっぱり「忘れてはならない」のだと考えていて、特に、私たちは福島の原発事故のことはまだ現在進行形で自分事として捉えながら暮らすことが必要ではないかと。だから、継続して取り組んでくださっている商店会連合会のみなさんの志には頭が下がる思いです。「継続は力」…蓄積されているものを感じているのは私だけではないと思っていますが。

 

それにしても、あの時、東京に住んでいる私たちに問われたことは何だったのか。そして、計画停電なども含め経験をしてきた私たちは、今、どう私たちの暮らしの中に教訓を生かすことができているのか。本当はあの震災で私たちすべてに「暮らし方」「生き方」の問い直しがされたのだと考えていますが、それでも、自分自身も根本的な問い直しができているとは言い難いかな。反省。

 

だからこそ、こうした展示に触れ、改めて考える機会を持てたり、新たな学びに出会えることが大事。子どもたちが心を込めて制作した数々の作品にはどんな想いが込められているのでしょうか。「なみえっ子カルタ」に綴られている子どもたちの心情とは…そこに私たちは何を受け止めることができるでしょう。

 

ぜひ、多くの方に足を運んでいただけるといいなと思っています。

新年度はじまり。

週末の暖かさで、花盛りになってきた。花壇のお花も満開で、本当にきれいだなと思います。今日から新年度となり、私も心機一転で。1月1日があって、4月1日がって…と何となく、気持ちがリセットできるのはありがたいことかなと。進学、進級とあとは新社会人などなど、それぞれのみなさんの良きスタートになりますように。

南永山小学校の跡地はやっぱり広い。尾根幹線も拡張していることもあり、沿道沿いである当該地はどんな活用が考えられるのか…とも言われていますが、住宅地と隣接しているので。

もうひとつ、図書館本館のあった旧西落合中学校についても、今後の活用がどうなっていくのかしら?…とも思っていますが、過去の記憶を思い起こせば、図書館本館をどうするのかの話しが協議されていた当初の桜美林学園との確認書はどうなった…ですよね。図書館本館を中央図書館として現在地に建設することが決まった時には、土地交換はしないのだから、「確認書」についても白紙に戻すのかなと思っていましたが、当時、、「道義的責任」がものすごく主張され、協調され、桜美林学園の小中一貫校の計画に向けて多摩市は最大限協力しなければならない…くらいのことが言われていました。

なんか、現在進行形の永山駅前の土地。日本医科大学多摩永山病院のためにURと土地交換やら、その後の諸経費含め、約5億円ほど市民の税金を使っているのですが、今後、どうなっていくのでしょう…。「病院が移転建替えするまでの間、駐車場などとして活用していく」という考えが示されていることが意味することは何?…と目を向けてしまうのは当然のことですね。「いつ、新しい病院が建つのか」としばしば尋ねられるのですが、「移転してくれるかどうかも微妙によくわからないというか、まだ、確定していないようです。」という回答しかできません。市長が交渉をしているはずですが、議会にはほとんどと言っていいほど、その動きが見えていません。

最近、運動不足を実感しているので…新年度切り替わったタイミングで、ポンコツぎみな自分を鍛えてみようかと思ったりするのですが、長続きを考えるとやっぱりウォーキングが良さそうですね。

「正しいことを言ったら、嫌われるんだよ。」と教えていただいたりして、今日も収穫の多い一日になりました。

2024年第1回定例会、閉会。

パッケージを見ただけで、即購入。でも、やっぱり、自分で作った方が納得の味になりそうです。コストと労力を考えると買った方が安いようにも思いますが、米粉のクッキーはあまりにも簡単すぎて、手づくりのほうが良いですね。お菓子作りはとても楽しく、やり始めると、苦にはならず、作ることが楽しくなるのですが、それで、作りすぎると食べ過ぎにもなるので注意しないと。米粉クッキーも1回焼くのに40グラムのバターを使うので、結構なカロリーになります。

さて、本会議最終日。滞りなく終わりました。市長提出の議案は「議員の期末手当引き上げ」を内容とする議案以外は全て可決されましたので、市政運営的にはそのまま進んでいく感じですね。私は来年度の一般会計予算、自治基本条例の改正、議員、市長、副市長、教育長の報酬(期末手当)引き上げを内容とする条例の改正には反対しました。男子へのHPVワクチン接種の公費助成も含まれていた補正予算は学校給食費の無償化も含まれていたので賛成しましたが、その代わり、討論だけはしておきました。

私はワクチン接種による健康被害の問題は「救済されている人のほうが少ない」ことに目を向けたいと思っています。例えば、厚生労働省のホームページにも掲載されている大臣記者会見の内容にも記載の通り、新型コロナウイルスワクチンによる健康被害状況はほとんど世の中に出回らず、知られていもいません。そして、HPVワクチンについては、薬害訴訟で裁判が行われていることもあまり知られていませんが、女子へのHPVワクチン接種はもちろん積極的に勧奨されています。「打ちましょう。打った方がいい。」。ワクチンを接種するかしないかは自己決定。でも、ワクチンを接種するかどうか、私たちがきちんと考え、判断できるだけの情報がフェアに公開されているでしょうか。メリットばかりが強調されているのではないかと思っています。「ゼロリスクではない」ということが私たち一人ひとりに認識されているでしょうか。そのうえで、接種するかどうかの選択がなされているでしょうか。「ワクチンを接種して、病気を予防しましょう」…科学的な根拠をもって厚生労働省がお墨付きを出している「安全なワクチンです」ということだけが言われていて、そうではない一面が覆い隠されているようにも思えるのは私だけだけでしょうか。

東京都のホームページには、「男性のHPVワクチン接種の効果」として、「男性がワクチンを接種することで、HPVが原因となる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどの予防に効果が期待できます。加えて、男性がワクチン接種による感染予防をすることで、性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸がんの予防にもつながります。」

と書いてありますが、これは正確ではありません。男性が接種する「ガータシル」については肛門がん、尖圭コンジローマについては製造販売承認されていますが、中咽頭がんについてはまだ、薬事承認されていない段階。最新の厚生労働省のファクトシートでも、それについては確認することができます。最近は「中咽頭がん」のことが強調されたりで、接種の必要性が言われているようにも思いますが、よくよく調べれば、まだ、中咽頭がんへの効果についてはこれからエビデンスを積み上げる必要が言われている段階。ですので、東京都はミスリードしている?とも。

多摩市は「任意接種」であることから、ホームページなどを通じて、市民への情報提供をしていくとのことですが、東京都のホームページへしれっとリンクを貼らないでもらいたいなあと私は思っています。本当は、HPVワクチンの接種を考える前に、実際に健康被害にあった方々の声を聴いてほしい…私はそう思います。市のホームページからリンクを貼るのは難しいと思いますが、私はこちらをぜひ、ご覧いただけたらと思います。(被害者の声-HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団HPより)

専門家でもなんでもない、私が言えるのはこれくらい。ワクチンの危険性とかそんなことまでは言及するつもりもありません。というか、できません。ただ、「ゼロリスクではない」という事実を私たちが認識しておくことが必要ということ。ここ、根源的にはいろいろな場面における「教育の力」にも大きく関わることとも言えます。

議会でもこのところよく話題になるのが、大木の話し。電線などに木の枝が覆いかぶさっているような状態…これは危険…という話し。会派の控室からもよく見える場所にあった大木(老木?)がようやく伐採されました。よかった。

一般会計予算の反対討論、自治基本条例改正に対する反対討論など、私は阿部市長には「初心を思い出してほしい」という気持ちで原稿書いてました。市長という立場はいろんな関わりもあって(「柵」という)、大変なんだろうな…ということはお察ししますが、とは言え、市長が2010年4月に初当選してからの所信表明や施政方針を読み返してみると、今とは異なり、「意欲」を感じるんですよね…。これもまた私の勝手なる印象ですけれど。

さて、定例会が終わったので、議会レポートを作成するとか、まだ次々とやることが。議会レポートにも書きたい話題がいろいろあるので、どれを選ぼうかなあと思案中。また、明日から、次は6月の定例会に向けて、活動開始かな。一先ず、休みますが。

とりあえず、今日。

友達に教えてもらった調理器具を購入。電動式ではなくて、手動というのがいいわけで…「ぶんぶんチョッパー」を使ってみたところ、玉ねぎのみじん切りが驚くほどあっという間にできることと、まな板から具材が飛び散ることもなくて、素晴らしい。とりあえず、今日は万能アイテムが台所に付け加わって、快適に豚ミンチボールを作成。作業時間が半分くらいに短縮でき、本当にうれしい。もっと早くから知って、使いたかったなーと。

議会運営委員会にオブザーバーで出席し、その後、予算決算特別委員会の運営などを検討している理事会にもオブザーバーで出席。オブザーバーの意見はどう反映されていくのかなあと思ったりしつつ、「言っておいたほうがいいかな」と思うことだけ、意見を述べたりして、あとはいろいろ各会派の皆さんのやり取りを傍観している感じでもあります。「会派主義」で議会運営していくことを否定はしないのですが、各常任委員会については必ずしも「会派主義」で運営されているものと言えない一面もあり、「委員会」は各会派からのメンバーがそろっているにせよ、「委員会」の所属している各個人が共に切磋琢磨しながら、学び、議論を深め合ったりしていると思っているので、そのバランスをとっていく必要もありそうかなと思っています。議会運営そのものもまた、時代と共にバージョンアップされている気はします。

議会最終日の補正予算には、男性へのHPVワクチン接種の予算が提案されるとのことですが、同時に、学校給食費無償化に向けての予算まで盛り込まれたりしていて、賛否を考えるのに複雑な心境。HPVワクチンの接種についてなのですが、いわゆる性感染症の話題では、梅毒、HIVについても感染者が増えているという報道もあることも気になっています。いずれにせよ、自分自身の身体を守っていくためには、何よりも「自分自身の免疫力」なんですよね、きっと。しかし、HPVワクチン接種が、子宮頸がんそのものを防ぐ効果があるかどうかは、まだ十分に実証されているとは言えない状況とも聞いています。

 

ところで、ワクチン接種についての被害救済のための予算、令和5年度当初は3億6千万円だったものが、補正予算により394億円になっている事実を私たちはどう受け止めますか…大阪府の泉大津市の市長さんが議会答弁より…実にすごい金額ですよね。当初からの110倍ですね。こうした事実はほとんど、私たちに知らされていないこともまた問題だと考えています。

桜咲くのは入学式かな。小学校卒業式に出席。

今日は市内小学校の卒業式でした。私は諏訪小学校の式に出席をさせていただきました。90名の卒業生の皆さん、やっぱり、勢ぞろいというわけにはいかず、欠席している子どももいました。卒業証書を受け取る際、点呼された子どもたちが一人一人が「〇〇になりたい。そのために頑張ります。」「〇〇な大人になれるように、努力します。」などなど…中学校への心構え、抱負などを表明している姿が頼もしく、私たちの子どもの頃とは大違いだなあとしみじみと思ったのです。一方、出席がかなわなかった子どもたちに想いを馳せると、その保護者の方の心境を察するに、しんみりとなってしまうというか、こみ上げてくる気持ちに辛いものがあるなと思い、私の気持ちも何となく落ち着きませんでした。胸がザワザワッとなる感じです。

卒業式では教育委員会の告示とは別に、教育長から諏訪小学校6年生の取組みに対し、表彰状が贈呈されて、これがちょっと特別でした。先月、諏訪小学校も諏訪地区(北諏訪小、諏訪中)として、ESDの取組み発表をしていたのですが、10年後、20年後、30年後の多摩市のために「こんな街になってほしい」と一生懸命学んできた成果が素晴らしかったということでしょう。「感謝状」的な位置づけなのかな。子どもたちの頑張りにこうした労いがあることはうれしいこととも思いました。卒業式でみんなに向けられるというのもまた、新鮮な光景。先生たちも含めて、とても熱心な学習が重ねられていたのではないかと想像します。途中経過の段階で、学習発表会でも子どもたちの発表を聴いていたこともあり、総合的な学習の時間をより有意義にしていこうとする先生たちの意欲も感じられたので。子どもたちのやる気を引き出すだけでなく、きちんとその意欲を受け止め、そして、それぞれのモチベーションを継続させていくところ…先生たちの果たす役割は大きいでしょうね。ご努力があったことと察するばかり。

そして、その成果の一つとして、ペットボトルの蓋を使用したアート!が廊下に飾ってありました。永山ですから…ご当地キャラクターとして不動の位置を誇っていると(思っていますが)「永どん」がとてもかわいい。グリナード永山に飾ってくれないかなーと思ったくらい、素敵な作品です。感激。(多摩市では12月から、ペットボトルの分別は「はがして とって すすいで ポン!」。当然に子どもたちはここにも着目しているわけですから。子ども力、すばらしい!)このアートはただの作品ではなく、地球環境を考える、そのためにできることから自分たちも協力し取り組んでいくことを心に刻みながら制作されていることを忘れてはなりません。

ところで、諏訪小学校は30周年を迎えるようで、それにもびっくり。多摩市で一番最初に統廃合をしたのが「中諏訪小学校」「南諏訪小学校」でした。年月減るのは何と早いこと!…と思います。

先日、諏訪小学校の学校公開にお邪魔した際に、「なかすわ」と書いてあるレトロなゴミ箱を見つけて感激してしまったというか…思わず、写真を撮影してしまったのですが、懐かしすぎる。小学校の時、こういうのあったなあと。「モノを大事に使う」が実践されている気がしました。

それにしても、今日はお昼にかけて、どんどん気温が下がるというか、冷たく冷たくなって身体に堪える一日でした。午後から、代表者会議があり、各会派からの意見書の調整などが行われまして、オブザーバーで出席していましたので、議論の様子などを拝聴しておりましたが、なかなか勉強になりました。各会派のスタンスがとてもよくわかるというか。最近、少し話題としては大きくなっている「共同親権」に対して、慎重に審議してほしいことを求める意見書が出せなかったことは本当に残念でした。明日は、本会議最終日の議事日程などを確認する議会運営委員会があります。

息抜き。。。

とても寒くて冷たい一日でした。議会は子ども教育常任委員会でしたが、私は定例会最終日に向けての作業を。東京都選挙管理委員会への政治団体会計報告も提出が終わって、とりあえずひと段落。夕方から、友達の家に行って、あれやこれやとおしゃべりタイムでしたが、もちろん、最終日に追加で補正予算が出てくることになった「男性のHPVワクチン接種」のことも話題に。私たちの間では、「あくまでも任意」とはいえ、小学校6年生から中学生まで男子に接種をさせるということに対する懸念の声が大きい。子どもたちに「自分自身のからだ」のことをちゃんと学ぶ機会をつくることの方が優先ではないかと…女子に対して「HPVワクチン接種」が勧奨されていることについても同様で、「からだを大切にする、守る」という教育こそ重要…ということ。

東京都は率先して接種費用の半額を助成するので、多摩市もそれを予算化するという流れになっています。しかし、むしろ「ワクチン接種しているから大丈夫…」という認識につながるのではないかとの懸念も。

副反応のことはもちろん、成長期の子どもたちへの接種であること、そしてまた、厚労省も男性のHPVワクチンについては定期接種化見送りのニュースも。HPV・・・ヒトパピローマウイルスについては、自己免疫を高くしておくことで、ウイルスを自然排除できるのですから、そこは押さえておきたいかなと私は思っています。やっぱり、何よりも健康。そしてそれを維持するために、心を軽くしておくこと。ストレスが病気のモトをつくるわけですから。「こころを調える」これが本当に大切なことだなって思うのです。

そんなわけで、友達のティラミスがあまりにも絶品で、レシピを教えてもらったので、早速…パソコン作業の合間の息抜きにトライしてみます!

安心・希望。諏訪中学校の卒業式で。

市内中学校の卒業式でした。議会では生活環境常任委員会。委員になっている議員は卒業式には出席できずですね。それに配慮…?小学校の卒業式と議会の会派代表者会議の日程がかぶっていますが、開始を午後からにして、午前中は卒業式に出席できるような調整となっています。

私は諏訪中学校の卒業式に出席。117人の卒業生でしたが、片手では足りない数の欠席者がいて、そのことがとても辛かった。いまだ、感染症も流行していて、欠席にはいろんな理由があると思うけれど、こんなに欠席者がいることにも驚かずにはいられない…これが偽らざる気持ちです。入学した時にはコロナ禍だったんだなとも思います。もちろん、小学校の卒業式も…。

保護者としての気持ち…。うちの娘は中学校の卒業式コロナで中止からの、高校の入学式も卒業式もコロナ禍だったので、何とも言えない経験をさせてしまったものだと思っています。過ぎてしまえば、「あの時は」になるのかもしれませんが、それでもやっぱり、式に出席できなかったことは親としては残念。

子どもたちにとっては…。コロナ禍の影響は計り知れません。もっともっと低年齢の子どもたち、低年齢になればなるほどその影響の大きさは…と私は捉えています。

来年度から、不登校対策としても新たに東愛宕中学校の「愛宕スペース」が設置されることになりますし、1学年から3学年まで、それぞれのクラスがスタートするとも聞いています。備品類などもいろいろ工夫と苦労をしながらそろえているようなことも聞いていますが、子どもたちが社会のどこかに、自分の居場所を感じることができるように、「ここにいて、いい」と思ってもらえるようにしなければと。 もちろん、学校に行くことだけが全てではないけれど、だけど、社会との接点を失わずにいられるような、そんな場を保つことができたらと。

諏訪中学校の卒業式はカラフルなお花で飾られていて、それだけで気持ちが明るくなり、在校生も出席ができて、本当に良かったなあと。そして、最近では久々に、卒業生たちの伸び伸びした歌声を聴くことができて、感激したというか…男子生徒があんなに真面目に大きな声で歌うのか!という光景が新鮮でした。

そして、教育委員会の代表として告示を述べられたのは岩佐玲子先生。岩佐先生からの挨拶が本当に素晴らしく、卒業生の皆さんの姿に「安心した」そして「希望を感じる」と。その言葉の力強さに、私もエネルギーをいただいた感じです。校長先生から卒業生の皆さんに送られた「リスキリング」という言葉には「学び続けることの大切さ」「成長していきたいという想いを持ってほしい」ということが凝縮されていたように思いました。「自分自身を諦めないで」ってことかな…とも。

自分の中学校3年生の時の頃はほぼ記憶の彼方ですが、そのころも今も、私は…常に至らない自分を感じながら、そして、自分に迷いながら、でも「今はこれがベターでベスト」と思いながら、努力だけは怠らないように心がけているかな。「リスキリング」…私たちはいつまでも成長し続けることができるのでしょうね。そう信じて、日々を過ごしたいなあ。

自分らしく。

「らしさ」というのは、ホント、よくわからない言葉でもあって、私は「自分らしさ」は追求しないことにしていていて、「自分の気持ちに嘘をつかずに進んでいく」…これに尽きるかなーとか思ったりする今日この頃。

明日はお休みでうれしい。ハッピーマンデーもいいけど、やっぱり、週の真ん中とかにお休みがあるのはいいなー。