3月議会 予算委員会3日目と4日目。

作業することが多く、滞っているのに、パソコンに無理させたのか、フリーズ。そうなると、突如としてやる気ダウン。そうした時には寝るに限るです。昨日と今日で予算については、各事業項目で質疑が終わりました。明日は予算委員会最終日ですが、全体を総括した内容で質疑が行われる予定です。ちなみに私は私は今日の最後に、フェアな市政の総括質疑を行いました。

他の議員の方の質疑を聴きながら、本当にみなさん、細かなところに気がついて調査をされていたり、勉強もされているなあと関心をしていますが、それとともに、行政側の答弁に「予算を調整するというのは本当に苦労も多く大変なことなんだなあ。」と思うと同時に、答弁者の個性というのか、仕事への想いや理解度が本当によく伝わってくることを感じています。

ところで、質疑についてはだいたい事前に「質問どり」のような格好で職員の方が回ってきます。答弁する側の立場でも「きちんと答えたい」(というか、「答弁するのに恥をかかないように」)との意識の高さを感じますが、しみじみと「変わったなあ。」と思います。なぜなら、私が議員になったころは、「ぶっつけ本番」みたいなことが多くて、「質問どり」などされることはあまりなかったのです。当時を思い起こすと、はるかに年長の(親と同世代の)部長さんたちは質疑と答弁が噛み合わないこととか気にも留めずにいらっしゃり、「相手にされていない感」もありまして。そこから比べると、いい意味で、職員さんたちも真面目になったとも言えるのかもしれません。

実は、今日の総括質疑に備え、昨日、財政課長と意見交換をしていたのですが…(質問どり)、今朝からずっと質疑を聞き、資料などにも目を通しているうちに、昨日段階とは違う内容の質疑をしたくなってしまったんです。自分の伝えたいことというか、その趣旨はそれほど変更していなかったのですが、「すみません」と思いつつ、質疑しておりました。一応、やりとりはカタチにはなった?ので良かったかなと思っていますが、来年度予算は「目玉になるような取組みはない」までも、「これからの50年に向けた新しい未来の基盤をつくる」ために取組みを進めていくスタートになっていくので、とても大事になっていくと受け止めています。「どんな基盤をつくるんだろう」と興味深いですね。まだ、始まっていないので、今後、具体的に内容が議論されていくことと思いますし、現時点で語れる内容も乏しいには乏しかったかもしれませんが、<基盤=物事の土台>…ですので、その重要性を意識してほしいと考えています。

何よりも私は、「これからの50年」は「これまでの50年」とは異なり、とてもしんどい時代になると思っていますし、行政だけでなく議会もそのしんどさを共有していかなければならないと考えていて、今までと同じようにやっていても通用しなくなるように危惧しています。市民のニーズにどう応えることができるか、市民の負担を増やさずして、何とかやりくりをしたいと考えれば考えるほどに、ますます「スクラップ&ビルド」に取り組まなければならないと思いますし、もしかすると「スクラップ&スクラップ&‥‥でビルド」にしなければならなくなるかも。市民からの批判、反発も覚悟のうえで、「でもやらなければならない」ことに着実に取り組まなければならないと思っているのです。なぜなら、子どもたちの泣き顔を見たくないから。私が議員になった20年前よりも、その危機感は大きいです。これからの20年、「2040年」にどんな状態をつくっておきたいのか…そこに視点を置くことの必要を感じています。

 

「危機感を煽りすぎる」

 

と言われたのですが、この4年間を振り返れば、私は今年7月に開館する中央図書館についても建設工事をする段階で「ちょっと待って」と考え、反対してきた立場。学校跡地の活用についても旧北貝取小学校の恒久活用化についても「今、それをやらないほうがいい」と考えて反対してきた立場。これ必要なのは、「一時的に建設工事費をどう捻出していくのか?」ではなく、少なくとも30年、40年、50年は使い続けていくために維持するお金を出し切れるのか、人手を確保しきれるのか?という視点です。だからこそ、「本当に大丈夫なの?」と危惧を抱くことは当然のことなのです。個別に見ていけば、図書館本館が新しく立派になることは喜ばしくうれしいこと。恒久活用化となった学校跡地施設についても、市民活動の場が確保されたことはよかった、ホッとする…となるのですが、「個別最適」が必ずしも「全体最適」にはならないことを意識し、財政運営全体に目を向けた調整をしていかなければならない。そこに市長の手腕が問われ、同時に議会での議論が必要となり、「政治によって政策の優先順位を決めていく」ことが求められるはずなのです。

そういえば、ほぼ、同様なこと…一昨日のブログにも示しておりますが、私の立ち位置は明確。今回、「給食費を無料にしてほしい」という市民団体からの陳情も提出されていますが、23区他の自治体のようにそうできるなら、「そうしたい。」。でも、そのための予算をどこから持ってくるのか、捻出するのかがもっと課題なのです。今の多摩市にはハードルが高いのです。無理することができない。生活保護世帯、そこに準ずる世帯の子どもたちの給食費についてはギリギリ、市の方で手当てしています。来年度の予算、例えば、公共施設の光熱費だけでも約3億円増加しているのです。「誰が増加分を負担するの?」…という話しです。約3億円を見出すために、本当にいろんなところをチビリチビリ削っているというのが現状です。それだけに私は、大規模改修したパルテノン多摩の維持管理、運営コストに約4億円の支出とか、そんなところに目が向きますし、リニューアルオープンのこけら落とし公演など含めて「ほぼ赤字ばっかりじゃない」というような企画が並んでいることについて疑問を持たざるを得ません。同じことの繰り返しでしつこいと思われるかもしれませんが、それでも、一度だけでは全く聴く耳を持とうとしてくれないので、「うるさい」「うざい」「めんどくさい」と思われようが、今後も言い続けていかなければならないことがたくさんあるのです。

ひとつ情報提供です。市民の方からもお問い合わせをいただきました。尾根幹線、永山地区の国士舘大学のほぼ並びのところ…以前に物流拠点になっていた場所を世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が取得していることがわかりました。民間事業者どうしでの所有権移転になりますし、そこに介入することは難しい。ただ、事実を伝えるしかできません。共産党の橋本さんが、この件についても改めて質疑をされていましたが、粛々と事態を見守ることしかできません…というのが副市長からの答弁。それはその通りなのですが…。私もその噂を耳にしたのが年明けのころだったのですが、だからと言って、私にできることがない。これだけ社会問題になっていることを考えても、複雑な気持ちでいます。「怖い」という気持ちもあります。とにかく、市民の皆さんの安全や安心を確保することを優先に、できることがあれば対応していかねばならないと思っています。

3月議会 予算委員会2日目

気持ちを調えて朝を迎え、今週も始まりました。今日から「マスクは着脱は個人の判断」になりましたので、朝の駅頭宣伝活動もマイクでの演説を再開することとしました。ということなのですが、議会では「マスク着用」がルールになっているので、いつもと何ら変わりなく…マスクを着けたまま喋らなければならず、咽そうになります。加えて、今年はひどく花粉に体が反応しているようです。10年に一度で、大量の花粉が飛散しているとも言われているとおりのことですが、それにしても、今まで「花粉症」など感じたことはあまりなかったのに…と思います。

さて、今日の予算委員会もいつものどおりと言えばいつもどおりです。私は今回の予算審議にあたっては「1.5人の若い世代で1人の高齢者を支える2040年」をことさら意識しています。「2040年問題」のことを考えればこそ、今、もっとスピードを上げて改革に取り組んでいかなければならないと強く思っている今日この頃。「将来的には…」という言葉で、「いつの将来をめざしているのか」を曖昧にしたまま議論をしていくと、結局、将来はずーっと続いていくはずなので、出口がないまま、全てが有耶無耶になってしまいそうな気がしていて。

もちろん、新型コロナが想定外のことだったり、あるいは、地震など含めて、予測しがたい要素もたくさんあると思っていますが、でも、私が議員になってからあっという間に20年過ぎてしまったことを考えると、2040年はあと17年後のこと…それまでに、解決しておかなければ、本当に後の世代にツケ、負担を残すだけの結果になりそう。例えば、大規模改修したパルテノン多摩の20年後とか、7月に開館する中央図書館の20年後、30年後のこととかも頭に置いて、今、何をしておくべきなのかを考えていくことが必要…2023年度を「新しい未来への基盤づくり」と位置づけているのなら、人口が減少して、働き手の確保も難しくなっていき、それこそ、老朽化した施設だらけになっていくことをもっと切実に捉えていくような、「今だけ、自分だけ」にならないで、行政活動を進めていけるような風土や環境をつくっていくことが大事ではないか?と思わずにはいられないのです。もちろん、行政の活動は市民の理解があってこそ、成り立っていくものなので、「市民理解」というのか、市民、社会における合意をいかに形成するのか…ここは外せない視点です。ただ、間違いなく、「今までのようにはいかない」と思うのです。

という視点で、来年度の予算を眺めていて、今日は、パルテノン多摩にも来年度は4億円の予算がついていること、そんな予算を今後も出し続けることができるのか…とか、地域にある施設の存続問題についても「今まで通り」を温存することはなかなか難しいと考えている立場で質疑しました。

それほどお金がかからずにできること、ある意味、職員人件費さえあればできることについては、かなり行政も頑張って取り組んでいます。例えば、取り組んでいる事業の周知徹底みたいなことについては、きれいなカラー印刷でなくともチラシ、ビラなどを職員さんが作成するとか、ホームページに情報を掲載する等々…でき得ることについては、特に、議会の提案であれば、可能な限り応じたいと前向きにやっていることは事実。

今日の質疑でも取り上げられた「おくやみハンドブック」についても、公明党の本間さんからの提案があり、発行するにあたっての市の予算はゼロでできるとあれば、すぐに対応。先日、発行した際には、「発注を多くし過ぎたかもしれない」と聞いていたところが、すでに完売御礼という状況だとか。これに限らず、小さいことであっても職員で対応して、その方が市民にとってもメリットがあると判断されることについては一つずつ対応されているようにも思っています。(もちろん、すぐにできそうなことでも、全然対応されていないところもあるにはあるのですが。)

 

しかし、「無駄をなくす」ということで、ちょっとずつのコストカットで工夫をするには、もうかなり限界にも達しているのでは?と捉えています。ありきたりの言葉で言えばこれからもっともっと「メリハリ」をつけていく必要もあり、その視点をどう持ち、実行していくかが問われていくのでしょうね。頭ではわかっていても、いざ実行するところで、ハードルが立場はだかるのですが。でも、現状では「未来への先行投資」と言って、取り組んできたことがいくつもあり、その結果を踏まえ、、改めて、今後の市政運営をどうやって最適化していくのか、個別最適が全体最適にはなっていかないので、その調整をどうしていくのか「調えていくか」が問われます。市長のリーダーシップ、実行力が今まで以上に試されるというか、求められます。もっと、発揮してもらいたい。

3月議会 予算委員会1日目

自転車が設置してあった!…市役所の西会議室南側の駐車場のところです。ここ、雨ざらしだなあ…というのが気になってます。どうやって借りるんだろう?…いつから借りていいんだろう?

さて、今日から2023年度予算の審議が始まりました。各会派の総括的質疑が行われ、政策の方向性など考え方が問われ、その後、歳入に関する質疑、歳出の総務費へと進みました。全体の質疑を終え、最後にもう一度、総括的質疑ができるので、私はその時にフェアな市政として質疑しようかなと思っています。

いずれの会派の皆さんも、高齢化や少子化のことに触れておられ、財政運営が厳しくなっていく見通しをお持ちにはなっているようです。でも、時代とともに市民のニーズも変わっていくわけで、行政への要望事項も増えていく一方…でも、それにどう対応していくべきなのかについては、「終わらない宿題」のようになっている印象。

今日のやり取りでは「ふるさと納税」のことが話題になっていて、「年々、多摩市から他への流出額は増えていく見込みです」という答弁。今年度はだいたい4.5億円、来年度については5.6億円になるのではないかと見込みをたてているそうです。多摩市に「ふるさと納税」してくださる方々から受け取るのはだいたい1千万円ほど。「4.5億円あれば、学校給食を無償化できる」との指摘がされていましたが、その通りですね。確か、小金井市長さんも同じようなこと、twitterでつぶやいておられました。

「魅力的な返礼品を。」

ということですが、「ハローキティ」はいろんな自治体の返礼品をお手伝いしているようでして、多摩市でも「ハローキティ」の返礼品はありますが、なかなか霞んでしまうようです。「ハローキティ」のオリジナルグッズにしたほうが、プレミアム感あって、コレクターの人気上がるかな…とも思いますが、オリジナルグッズ作成するための費用を考えあわせないと、ダメですね。「ふるさとを懐かしんで、応援してもらう。」…育ったまちのことに想いを馳せる…ずっと多摩市にいるので、自分には持ちにくい感情ですが、私の周りでふるさと納税を楽しんでいる方に伺うと「ふるさと応援」ではなく「返礼品が欲しい。」…なかでも、地方の名産品を試してみたい、味わいたい!…という気持ちの方が強いようです。そうなると、多摩市の場合は厳しいですね。ふるさとの名産品なるものが見当たらないわけで、競争力持ちにくい。ここは、とても悩ましいところなのです。

これから、人口減少になっていく社会。働き手の確保が難しくなっていく時代とも言われています。そこにDX…どうやってデジタル技術を活用するのか、その方向に向けて国全体もシフトしていますし、それに合わせて、自治体業務も変わっていかねばなりませんし、それは必然だと思う一方、「過渡期」であることも意識せねばならず、高齢の方々を中心にデジタル社会から取り残されるのではないかという不安と心配の声を伺っていて、確かにマイナンバーカードはここへ来て、持っている人が増えてきましたが、使いこなしまではいかないですね。マイナンバーカードと健康保険証の一体化…カード1枚に自分の情報がどんどん凝縮されていくんだなあ…それを便利と捉えるのかどうか…。議論が深まらないうちに、見切り発車でどんどん取組みが進んでいる気もしていて危惧します。

今日は3月10日。東京大空襲のことを想い、議場でも黙とうを。明日は3月11日ですね。祈りを胸に。

預けて?きました。

休会になったので、とにかく…やっておかなければならないことを…と思い、法務局まで行ってきました!…供託金30万円を持参しました。市議会議員選挙、ルールを守って、きちんと取り組みます…という決意ですね。供託金は選挙後、一定の条件のもとで戻されるものです。「預けて?きました」かな。

それにしても、私、この業界だと…まだまだ「若手」とか言われる割には…既に議員歴21年にもなるので、そういう意味では新陳代謝なく自分が議員であり続けることに対する迷いがないわけではありません。理想は、後継者を探し、見つけ、バトンタッチをすること。ここがやっぱり、私の目標とするところ。今でも、「こんな人が議員になってくれたらいいな!」という方がゼロではありません。でも、「議員になりたい!」という志や選択肢を持たずに歩んでいる場合…ある意味、その後の生活設計のことも含め、安易に誘うことが無責任になることもあるので、慎重に考えてもらわねばなりません。「今がタイミングではない‥‥」という判断も少なくありません。家族の状況を含めて、取り巻く環境を考えるのは当然。勢いだけで「出ます!」にはならないです。家族、自分の暮らしは後回しになることも現実的には多くあります。

「議員への立候補」というのはとてもハードルが高いこと。自分を振り返っても、あの若い時分でなければ、立候補していなかったかもしれない…と思うこともあります。就職氷河期で何とか仕事を得たものの、机に座っているだけが退屈‥‥もっと他のことできないかなあと毎日毎日思っていたこともあり、立候補できたのかもしれません。あとは「捨てるものも、失うものもない人が政治には必要」という恩師の一言が決め手だったかもしれません。「しがらみがない人」という意味だとも思っていますが。‥‥今は、そのころから比べて、どうでしょう。

 

ということで、来月行われる市議会議員選挙にも立候補を予定しています。今しばらく、地道な活動を重ねながら、「市民自身と共に考える」ことをしていきたいと思っているからです。これからの多摩市のまちづくり、子どもたちの未来と私たちの負担と。市民の自治とは何か、市民主権とは何か…「あれもこれも」と欲張りにならず、市民自身も「選択」が求められる時代になっている。だから、市民参画が必要になっていて、市民の声を聴く、反映させること以上に、「共に考える場づくり」がますます必要になっていると思ってます。います。行政にサービスを要求し、要望することが自分たちの負担になって返ってくることも含めて、考えていきたい。市政運営への市民参画もその在りようが問われているように思います。「財政的に厳しい」というと、知恵がない、能力がない、だからダメなんだ…と叩かれることも多い。「大事なことは市民が決める」ということの意味を噛みしめずにはいられないのですが、「何を大事にすべきなのか」に対する議論がもっと深まればよいのにと思ったりします。

 

「何かを新しく始める、何かを増やす…バランスをとって、何かをやめる、諦める、減らす」という議論がされていかないと、財政は行き詰まっていく。それだけは今に始まったことではなく、目に見えているのです。「世代間負担」という美しく聞こえる言葉もありますが、今はその言葉で負担を先送りしているだけのようにも感じてしまう。子どもたちの世代になると「騎馬戦型」から「肩車型」へ(これ、わかりやすい。板橋区産の資料ですね)と社会が変わっていくことから目を背けることはできない。

 

夕刻からお目にかかった方々との会合で「暮らし向き」のことが話題に。電気代が月に6万円という話しを聞いてびっくり。オール電化住宅は大変ですね。どうやったら節約することができるのか、工夫していかないと。プラスマイナス何を削ることができるのでしょう。「その先の暮らし」が不安になりますね。収入が増えるわけではなく、負担が重たくなっていくことを実感する今日この頃。どのご家庭でも同じでしょうね。明日から予算委員会が始まります。

3月議会 補正予算は全会一致でいつもどおりに可決。

国際女性デーでした。そのことが、これだけ認知され、話題にされることも…私が議員になった20年前にはなかったことかなと思っています。「性の多様性」ということも言われていますし、性別を語ることの難しさも感じることもあります。でも、社会における「女性」…女性史を調べていると、その地位の低さを痛感させられますし、やっぱりまだまだ「男性優位」は変わらずだと思っています。女性議員ももっと増えるといいです。多摩市議会でも女性議員比率50%に満たない。男性議員との比率が逆転するとき、もっともっと政策そのものが生活に身近なところで柔軟な発想で議論されていくのではないかなと感じたりするのです。

さて、今日は今年度の補正予算の審議がありました。何か特筆すべき問題を孕んでいるかと言えば、そういうわけではなかったのですが、資源化センター(エコプラザ)の運営業務委託について、当初の段階では5年という期間で提案されていたものが、3年に短縮されていたので、その理由がわからず、質疑。明らかになったのは、「契約更新が必要」「契約期間を5年にして、競争入札にしようと考えた」「ところが、他の業務などの忙しさにより体制が整わず、競争入札で対応することができなくなってしまった」「そこで、特命随意契約にせざるを得なくなった」「競争入札しないことにしたので、期間を短縮して3年にした」ということのようです。

「体制が整わなかった」というのが理由になるのか…。

「見込みが甘かった‥‥」との答弁でしたが、なんか、変。事前にヒアリングをしていた時にも意思疎通ができていなかったところがあり、「昨日ヒアリングした内容と、今日の答弁の内容って若干違ってないか」と思いながら、質疑していたのですが、いずれにせよ、「体制の有無」が「入札の仕方を変更する」理由になってしまうって…市民が損しなければいいと思っていますが、それを理由として認めざるを得ないっていかがなものかと…。

エコプラザについては、稼働を中止することも停止することもできませんから、今回の対応の甘さを理由に予算否決とはならないわけですが、しかし、それで良いのかなとは思ったりします。

補正予算は特別会計など含めて、全会一致で可決しました。いつも通りの光景です。

ところで、こちら、市役所の西会議室のところ、駐車場。昨日の夕方から、「シェアサイクル」準備中…という感じで、駐輪場が。駐車場2台分がつぶれちゃってる…これは大きな痛手。こちらの駐車場を使用する議員も多く、いつもの通り、開会直前ギリギリに行くと「空いてない!」ということもありそう。

明日は休会になりました。

3月議会 一般質問ひとくぎり。

今日で一般質問が終わりました。このメンバーでの一般質問は今日で最終回なので、ひとくぎりです。この任期で引退されることを表明されている議員さんもいらっしゃるので、ちょっと寂しい感じも。

ところで、昨日のブログに書き忘れた大切なことがありました。それは、この写真…かつて公園に配置されていた「もえるごみ」「もえないごみ」…公園からごみ箱が撤去されることになっても、撤去することができなかった遺物なのですが、「まちの歴史」を物語る大事な財産ではないかと私は思っていて…これも、多摩中央公園が大規模改修されてしまうとすべて撤去されてしまうのかなあ。誰が思いついたのかわかりませんが、撤去できないかわりの再利用を意外とお褒めもいただき、「これいいね!」と言っていただけるので、個人的には気に入っているのです。みっともない…とか思えなくて。むしろ、かわいらしい。

今日の一般質問では、公明党の荒谷さんが「不登校問題」を取り上げておられ、やっぱり、この問題に今すぐ、何ができるか考えないといけない…と強く思ったことと、議場ではほぼ全員がそう感じているとも思っていて、何とか取組みをバージョンアップさせて、ステップアップしていきたいのだけれど。

私は「どの子もみんな」という気持ちがとても強く、ずっと子どもたちの暮らす地域や社会のことをわりと真ん中に考えながら、政策提案などもしてきたつもりなのですが、今、子どもを取り巻く状況は良くはなっていないと思っていて…そこがとても辛くもあり、力及ばないなと思うことも多く。

学校に足が向かな子どもたちのこと、箱の中に押し込めようとすればするほどに苦しくなってしまう子どもたちのこと…いろんな子どもたちがいることをもっと受け止めて、対応していけるような、包容力というのか、「おたがいさま」と寛容になる力を一人ひとりが持てるような…というのか、そんな社会になればいいなとずっと思っているのですが、今は、どんどんその真逆になっていて、人間関係にギスギス感が漂っている…コロナ禍がますますそれを助長しているようにも感じているのは私の気のせいならいいのですが。

こうした状況、必死に何とかしたいと思って対応している大人が少ないわけではなく、問題意識を抱いている人は多いようにも捉えています。

でも、不登校の子どもたちがどんどん増えている状態にあり、荒谷さんが指摘されていたように、多摩市の小規模な小学校と中学校の児童生徒数を上回っているのが現状。今は、「子どもたちを学校に引き戻すことだけが道ではない」という考え方にも理解が広がっている気もしますが、それでも、社会は冷たいと思う。学校に行けなくなってしまうと、その先の道、将来への不安が膨らむ一方というのが実情で、言われているほどに社会に受け止める力がないように思っています。多摩市だけでなく、もっと大きいところ、日本の教育システムにも関わる大問題だと思っているのですが、その根幹が変わっていくことを待っているだけでは事態は悪化するばかり‥‥子どもの成長は止まってくれないので、私たちでできることを何とかやれるといいのですが。

ほぼ全員がどうにかしないといけないと思っている課題、もっとスピード感もって対応していけるといいのに、そうそう簡単には進まずで、「壁」がある。よほどの強権発動しない限り、ぐぐぐぐっと前には行かないところにも歯がゆさがあり、ため息にも似た空気を吐き出してしまうこともありますが、ここで引き下がるわけにはいかないと、また気合いを入れ直すというわけなのでした。

こうしたことは、他にもあって、常に自分自身の力不足と向き合いながら、「それでも、がんばろ!」と気合いの入れ直しばかりな日々。「一筋縄ではいかないから良い!」と考えることもまた大切かなと思ってます。価値観の違う個性の集合体=社会でもあるので、そんなに簡単に自分の想いだけがスーッと通ることのほうが「稀」と言えば「稀」ですから。「改選」の時期が近づくと、今までの議員活動やらを振り返る時間が本当に多くなり、「あれもこれも」‥‥とやりきれていないことばかりで反省が多いなあ。

そんなわけで、明日は補正予算の審議があるのですが、また、それについても自分の勉強不足というか、「どう考えればいいの?」という問題にぶつかっております。「今さら、そんなこと、質疑するわけ?」とか思われそうなのですが、素朴に疑問に思ったことを聞いてみるかなあ…とちょっと思い悩んでいるところです。

3月議会 一般質問

週末を経て、今日と明日も一般質問です。3月議会はこのあと、補正予算と来年度予算の審議もあるので、ホント…勉強というか、いろいろ気にしなければならないことも多く、「あの資料どこだったか?」と探したり、昔の記憶をもう一度手繰り寄せたりと…気持ち休まらない感じです。

だんだんと三寒四温で、ぐっと春が近づいて、土曜日は多摩中央公園でまた社会実験「パークライフショー」が行われまして、来場者、特に親子連れでにぎにぎしかったです。見学がてら、竣工予定の図書館を眺め、「ずいぶん、立派だなあ。」と妙に感心してしまったというか、はっきり言ってちょっとため息混じりなのですが、せっかくの施設ですから、よりよく利用してもらえるように、そして図書館行政の要として、しっかり機能してもらえるように考えていくのが次のステップ…との想いを強くしたところです。

今日は生活者ネットワークの岸田さんの質問。「プレーパーク」のことについて考え方を問うていましたが…答弁者が「環境部」というわけで、公園を管轄している環境部長がスッと立ち上がって答弁を。ここに私は「あーあ…」と思ってしまうのです。なぜなら、子ども青少年部長の答弁じゃないところに、「壁」があり、理解されていないなと感じるから。

というのも、プレーパークは「子どもの遊び場」でもあって、一般的な公園管理の発想で運営するのはなかなか難しい。なので、かの有名な世田谷区のプレイパークもいわゆる「公園管理」から外し、子ども政策を担当しているところが所管していると聞いたことあります。インターネットで検索してみましたら、やっぱり問い合わせは「児童課」。「公園管理」をガチガチに行っている所管では収まりきらないのがプレーパーク。公園内に設置していても、多摩市で言えば「子ども青少年部、児童青少年課」とかで管理にすることが望ましいのです。

管理的発想でなく、自由な遊び場になれるように。子どもたちが思いっきり伸び伸び遊ぶことができ、同時に、サポートの大人(プレーワーカー)がいたとしても、基本的には自分たちの責任で行動することを自然に身につけ、そして学んでいくこともできるように。

ちなみに、多摩市教育委員会も一応「プレーパーク」やっていますが…。月に2回だけなので、そういう意味では…「自由自在に使える」という場ではないですね。公園の一角を間借りさせていただいる程度のことで、結局は、遠慮がちに使用させていただいていますになっています。あ、こういうの「カタチだけ」というのかもしれませんね。つまり、「やっていないわけではない」という言い訳できる程度にはやっているけれど、「プレーパーク」が本質的にどうあるべきか?という議論まではされていないということ。

ちょうど、土曜日の多摩中央公園のパークラフショーでも、リニューアルするその先を見越し、世田谷区のプレーパークを運営している皆さんにも出張をしていただき、子どもひろば的な空間も演出されていたのですが、もっともっとワイルドにやれるといいのになあ…とその様子を眺めていました。もちろん、第一歩としては否定はしませんが。スペースとしては確保されていても、やっぱり、こじんまりしているというのか、なんか「大人たちが準備しました感」が否めずで、今後、ここを本気で「プレーパーク」として利用することが許されるだろうか?…と一瞬感じたからかもしれません。

火を使う、穴を掘る…などなど、非日常の多摩中央公園を見ることができたのですが、これを日常にすることが可能なのかどうか…そこが肝心、私が一番知りたいことかもしれません。あくまでもイベントとして実施されるだけに過ぎないとしたら…これまた、お茶を濁して…になりそうな感じ。多摩中央公園を管理運営していく民間事業者のみなさんはどんな心づもりなんだろう。

それから、ついでにもう一つ、多摩中央公園と言えば気になっているのはグリーンライブセンターです。今後、どう継続し、よりよく運営していくことができるか。その体制含めても考えていく必要があるように思っています。

ひな人形がかわいらしかった…という話しはさておきで、かつては「お荷物」と言われていた施設で、廃止したくて仕方がなく、どこか民間に引き取ってもらいたくてたまらなかった施設でしたが、その後の工夫などなどもあって、今回のタイミングにて大規模改修する=今後もちゃんと維持していきます!…ということとなりました。

ただし、正直、私は、将来にわたって、継続させていくところに不安が拭い去れません。すっかり「黄信号」ではないかと捉えています。今でもやっぱり、人的環境と財政的環境も合わせ、今後の方向を冷静に捉えていくべきであって、本来、今回の多摩中央公園のPark-PFI事業として、改修工事をするべきだったのではないかと今でも思っています。民間事業者が手掛ける「特定公園施設」にするほうが今後を考えたら、良き選択だったのではないのか?と。

会派メンバー3人そろい踏み。たまたま同じ時間帯に見学に行っていたので、公園内をぐるぐるして、意見交換してから記念撮影。私たちの感想は、「イベントの時だけ、人がわーっと集まる」‥‥そうではなく、「日常的に人が集まる多摩中央公園にできるか」って…いまだにイメージしきれずにいるのです。逆に言うと、「日常的にわーっと人が集まることが多摩中央公園には必要なの?」…って視点もあるかもしれない。

ということで、公園話題でしたが、一般質問を聴きながら、最近つくづく思うのは…次々と行政に対する要望やら要請は市民の数だけ存在するんだなということ。でも、全部は受け止め切れないからこそ、取捨選択をしていかなければならないということ。そして、税金をいかに使うか?…何かを新しく始めたり、サービスを増やすということは…代わりに何かを諦めたりやめたり、減らしたり…としなければ、バランスが取れなくなるということ。

今後のことをどう考えていくのか。問われる首長と議会と…最終的に責任を取るのは誰なんだろう…とも。何よりも大切なことは「安全であること」。安全であるから、そこに安心が生まれる。明後日、国際女性デーなのに、まだミモザ買えてないな。

3月議会 一般質問の続き

春一番も早めにやってきて、強い風でした。パルテノン大通りも強風が吹き抜けているんだろうなあ…と思うのは、街頭のところにつるされているペナントというか、フラッグが引き裂かれているのを眼にするからです。先日以来…とても気になっていたのですが、ようやく、切り裂かれて端がピラピラなっていたフラッグは撤去されていまして、よかったなと思ったのですが、また別のペナントの端っこが同様にピラピラと切れた端っこの方から風に吹かれてヒラヒラなっていました。駅前は玄関口でもあり、大事にしたいところ。その点からすると…多摩市にある4つの駅の中では唐木田駅は「住宅地にある駅」という意味で、こじんまり落ち着いていますが、いつも清潔が保たれている感じがして感じが良いなと思っています。

さて、今日の一般質問で「紙おむつリサイクル」の話題を取り上げていた橋本議員とのやり取りを聞いていたのですが…。これからの時代は「赤ちゃん」ではなくて、「高齢者」のおむつ問題…と変わっていくというのはその通りですね。何となく見落としていましたが、高齢者のおむつ問題は高齢化とともにさらに課題になるでしょうし、しかも人口構成もぐっと変わっていくことを思うと。高齢者のおむつの場合にはサイズも大きいので、どうしても嵩むことも含めて。国でも研究が進んでいるようですが、実用化され、まだまだ軌道に乗るというのではなさそうです。

そういえば、かねてから保育園の「紙おむつの持ち帰り」について課題とされてきたのですが、4月以降、保護者負担を減らすことを目的に、「紙おむつ持ち帰り」をしなくてもいいように市が処分費用を補助する予算が確保されています。私は「布おむつ」で育ち、うちの娘も外出の時以外はほぼ「布おむつ」で育てましたが、今はもう時代も変わり、「布おむつ」を使用して子育てをする家庭もますます少数派になっていますが、これが、子どもではなくて、これが両親の介護になった場合にどうするか…を考えてみると、私も、当然に「紙おむつ」と選択すると思います。「大人のおむつ問題」のことは、薄々は頭にあったものの、今まで以上に気にかけておかなければならないとハッとさせられた次第です。また、在宅介護の場合、橋本さんが指摘をされていたように、「あのお家、おむつをしている大人がいるのね」ということもまた個人情報なので「ごみの出し方」が難しいというのもその通りです。

「リサイクル」というのは、「リサイクル」をするためにもたくさんの費用が必要になりますが、個人的にはそのための費用よりも、そのために用いられる薬品など添加剤の方が気になってしまいます。赤ちゃんのおむつ、女性用のナプキンなど、吸収力アップ、でも薄さもアップ…とそのために使用される添加剤も決して身体に良いものではないというのは周知の事実です。便利さと引き換えに私たちが手放してきたものが数多くある…改めて、そのことも考えていく必要がある…それがSDGsではないのかなと思っています。

今日は特に何もしないひな祭り…とか思っていたのですが、豪華なステーキのお弁当、ちらし寿司を差し入れしていただいたりして…そして、やっと飾っておいた「ひなあられ」が食べれる夜でした。うれしい。ありがとうございます!普段はお肉は食べないのですが、久しぶりに…。

そして、今日は3月3日で…「みみの日」であることもお忘れなく!

3月議会 代表質問・一般質問

フェアな市政の白田議員の代表質問、そして私も一般質問が終わったので、少し肩の荷を下ろせた感じありますが…明日からは来年度の予算書とにらめっこする感じです。

代表質問は会派での事前の打ち合わせがどこまで答弁内容として活かされていたのかなあと思いますが、「辻褄が合わなくなるような市政運営にはならないでほしい」ということをいつも願っているので、そのことが少しでも伝わったなら、いいなと思ってます。私は「図書館行政」を取り上げて質問をしましたが、やっぱり、想いは同じ…「後から、辻褄が合わなくなったりしないように」…今のうちから、将来のことを考えて行動していきたいなということを伝えたつもり。

7月に開館する中央図書館についても、暫定に学校跡地を使用している図書館本館が再整備されることは一歩前進とは言え‥‥ガラス張りのかなり立派な(ゴージャスすぎるとも思える)施設になっているので、「30年後のパルテノン多摩にならないように」という心配をしています。それだけに、今まで多摩市が構築してきた図書館インフラそのものの維持をどう考えていくのか、「持続可能」にしてほしいことをとにかく訴えたつもり。

「地域にある図書館を大事にしてほしいという想いを優先的に受け止めるとすれば、本館の再整備についてももう少しグレードダウンというか、質素にすべきじゃなかったの?」

という考えが根本にあり、だから、私は中央図書館の建設についても、慎重に取り組むべき…と賛成はしていなかったのです。でも、今さら「賛成しない」姿勢を貫いたところで、目の前には中央図書館が建設され、完成を迎え、開館準備が進んでいるわけなので、次は、完成後からの図書館行政を考えていく必要があります。そうなるとやっぱり…先々の財政負担のことも考えれば、当然ながら、全てを今まで通りに維持することなどできないと思っていて、そこが見えていればこそ…既に少子化、人口減少、社会保障費の増加と…将来予測が全くできないわけでもありませんし、今、できる限り、子どもたちへの負担を減らす方向で考えることが望ましい。従前描いてきた図書館行政の拡充が「館を地域に増やしていく」ことから始まっているとすれば、そこは舵を切らざるを得ない状態にあると思っていますので、そのタイミングは中央図書館の開館にあるのではないかと考えるものです。

合わせて、唐木田図書館の業務委託についても「試行してみる」と導入したまま10年以上が経過している状態。「もう、試行をやめたら」とも思ってしまう一方で、「試行」であるからこそ、その結果を検証し、今後の方向性を見つめ直してみることも一つの方策であり選択肢。現状では業務委託した平成23年度と比べ、委託している業務内容は同一にもかかわらず、昨年度実績ベースで委託費約700万円と増加しています。働く人の賃金がジリジリ上がっていることなど思えば、当然の話しですが…「業務委託すると市の財政負担が減っていく」という理屈には合いません。そしてまた、図書館を支える人材が「ワーキングプア」という状態も変わらずなので、そのことにも目を向けていかなければならず、そこは市長も認識をお持ちのようですし、まずは教育委員会で今後の方向性を考えていくこととなりますが、とにかく、「今まで通りが許されない」という視点を抜きにして、考えることはしないでほしい。それは、図書館行政のみならずということなのですが、繰り返しになりますが、少子化、人口減少、社会保障費の増加…「いのち」を守るための行政を優先するとして、現状現実に向き合う時、他に優先しなければならないことがいくつもあり、それこそ打ち出の小づちでもない限り、首が回らくなるのが目に見えている。

国やら東京都の財政援助を期待することもできない世の中。

自民党の「教育・人材力強化調査会」は2日、子育て世代の教育費負担の軽減に向けて来週中に取りまとめる提言の内容を固めた。学生時代に奨学金の貸与を受けた人が子どもをもうけた場合、返済額を減免することなどが柱。20代~30代前半の子育て時期と奨学金の返済時期が重なるため、返済額を減らして子どもの教育にお金を掛けられるようにする狙いがある。
2023年03月02日20時02分 時事通信社

どこから湧いてくるの?…この発想…と思ってしまうようなニュースを見るたびに、国政何とかしてほしいとも思ってしまいますが、いずれにせよ、人口規模がこれから縮小することを考えて市政の運営もしていかなければいけない…ということに異論をはさむ人は今のところいないのではないかと…私は自分の周りの友人知人と話していてもそう思っているのですが。

そんなわけで、中央図書館が夏に開館してから、利用状況などの実態把握をしつつ、これからの図書館行政のあり方を考えていくことや「図書館経営」という視点も持ちながら、図書館協議会とも利用者とも議論し、協議が深まっていくと良いなと思っています。私は指宿市の図書館…いいなあと思っています。多摩市でも、こうした担い手が育っていくといいのになあと思っていますが、そのための人材発掘とか担い手育成…ここもまた社会教育の役割でもあって、図書館だけでなく公民館も一緒になって取り組めると理想なんですけどね…。

議会が終わってから、リバティへ。小学生や中学生がワチャワチャしている空間というのは、私にとって非日常でもあって、何というか、教えてもらえることがたくさん。「子どもが来たくなる場所にする」…その居心地や空気感をつくりだす支える人の力って大きいなあと今日も痛感させられました。「支える人」…ここが何をするにも一番のポイント。

日本海の朝陽…いい写真だなあ。

3月議会 市長施政方針~代表質問

任期最後の2023年第1回定例会になります。3月議会は予算の審議もあり…また、会派で総括質疑のお鉢が回ってきました。頭が痛いです。

今日は市長の施政方針が述べられ、それに対する所属議員の数の多い「大会派」から順番に代表質問で、自民党、公明党、共産党さんまで終わり。明日、フェアな市政とネット・社民がそれぞれ代表質問を行う予定。その後、一般質問です。今日は私は明日が一般質問なので、とても余裕がなく‥‥他の会派の代表質問を聴いている余裕がありませんでした。そんな状態にもかかわらず、議会を終えて、明日の質問について教育部長と打ち合わせをしてから、「子どもの居場所づくり」に関して、研究者や社会的養護に関わっている現場の方々からご意見などをいただく会議に出席。活動を広げたり、安定的な運営をしていくためにはどうしていくことが必要なのか…ご示唆をいただくことができました。

実は今日が娘の高校の卒業式でした。もちろん、私は出席できず。「(子育ての)最後まで、議会優先なのね…」ということですが、「残念」と言われたのですが、そんなことは一年も前からわかっていたことですので、私個人としては「出れない」という心構えで今日を迎えておりました。まあ、子育てというのは…これからも続きそうですし。とにかく「送り出し」と「出迎え」はしっかりと…と思っていましたので、それなりに対応はしたつもりです。

とは言え、遠方の高校に通っていましたから、今日は卒業式を終えて帰ってくるまでに要する時間がなかなか大変…交通の便がとても悪いところでもあって、乗船などの連絡が思い通りにはいきません。そんなわけで、船に飛行機にリムジンバスに電車にと乗り継いで帰宅したら…ギリギリ0時は超えなくてよかったね…という真夜中。無事に卒業でき、無事に帰宅することができて何より。4月から、新しい生活が始まることになるので、今度はさらなる自立への道を歩むことになるかなあ‥‥穏やかな心で見守れる自分になりたいと思っております。しかし、今日は上手く乗り継ぎできなかった場合のこと等を考えたりすると落ち着けなかったのですが、明日の質問準備があったので、その分、気が紛れたようにも思います。

ちなみに、明日の一般質問は任期最後になります。今までの質問その他などを振り返りつつ…何をテーマにしようか迷ったのですが、もやもや感の多い課題を取り上げてます。公共施設を減らさなければならない…のに減っていない。平成23年に開館した唐木田図書館の業務委託はいつまでたっても試行状態が継続している…そのあたりのこと、指摘しようかなと思っています。ちょうど、夏には中央図書館も開館となりますし、さらに図書館行政の充実や発展を考えていくにはどうしたらいいの?という立場で質問するつもりです。一応、事前に打ち合わせをしたのですが、どういうやり取りができるのでしょうか。

こちら、代表質問・一般質問の案内です。通告書も見ることができます。