3月議会 代表質問・一般質問

フェアな市政の白田議員の代表質問、そして私も一般質問が終わったので、少し肩の荷を下ろせた感じありますが…明日からは来年度の予算書とにらめっこする感じです。

代表質問は会派での事前の打ち合わせがどこまで答弁内容として活かされていたのかなあと思いますが、「辻褄が合わなくなるような市政運営にはならないでほしい」ということをいつも願っているので、そのことが少しでも伝わったなら、いいなと思ってます。私は「図書館行政」を取り上げて質問をしましたが、やっぱり、想いは同じ…「後から、辻褄が合わなくなったりしないように」…今のうちから、将来のことを考えて行動していきたいなということを伝えたつもり。

7月に開館する中央図書館についても、暫定に学校跡地を使用している図書館本館が再整備されることは一歩前進とは言え‥‥ガラス張りのかなり立派な(ゴージャスすぎるとも思える)施設になっているので、「30年後のパルテノン多摩にならないように」という心配をしています。それだけに、今まで多摩市が構築してきた図書館インフラそのものの維持をどう考えていくのか、「持続可能」にしてほしいことをとにかく訴えたつもり。

「地域にある図書館を大事にしてほしいという想いを優先的に受け止めるとすれば、本館の再整備についてももう少しグレードダウンというか、質素にすべきじゃなかったの?」

という考えが根本にあり、だから、私は中央図書館の建設についても、慎重に取り組むべき…と賛成はしていなかったのです。でも、今さら「賛成しない」姿勢を貫いたところで、目の前には中央図書館が建設され、完成を迎え、開館準備が進んでいるわけなので、次は、完成後からの図書館行政を考えていく必要があります。そうなるとやっぱり…先々の財政負担のことも考えれば、当然ながら、全てを今まで通りに維持することなどできないと思っていて、そこが見えていればこそ…既に少子化、人口減少、社会保障費の増加と…将来予測が全くできないわけでもありませんし、今、できる限り、子どもたちへの負担を減らす方向で考えることが望ましい。従前描いてきた図書館行政の拡充が「館を地域に増やしていく」ことから始まっているとすれば、そこは舵を切らざるを得ない状態にあると思っていますので、そのタイミングは中央図書館の開館にあるのではないかと考えるものです。

合わせて、唐木田図書館の業務委託についても「試行してみる」と導入したまま10年以上が経過している状態。「もう、試行をやめたら」とも思ってしまう一方で、「試行」であるからこそ、その結果を検証し、今後の方向性を見つめ直してみることも一つの方策であり選択肢。現状では業務委託した平成23年度と比べ、委託している業務内容は同一にもかかわらず、昨年度実績ベースで委託費約700万円と増加しています。働く人の賃金がジリジリ上がっていることなど思えば、当然の話しですが…「業務委託すると市の財政負担が減っていく」という理屈には合いません。そしてまた、図書館を支える人材が「ワーキングプア」という状態も変わらずなので、そのことにも目を向けていかなければならず、そこは市長も認識をお持ちのようですし、まずは教育委員会で今後の方向性を考えていくこととなりますが、とにかく、「今まで通りが許されない」という視点を抜きにして、考えることはしないでほしい。それは、図書館行政のみならずということなのですが、繰り返しになりますが、少子化、人口減少、社会保障費の増加…「いのち」を守るための行政を優先するとして、現状現実に向き合う時、他に優先しなければならないことがいくつもあり、それこそ打ち出の小づちでもない限り、首が回らくなるのが目に見えている。

国やら東京都の財政援助を期待することもできない世の中。

自民党の「教育・人材力強化調査会」は2日、子育て世代の教育費負担の軽減に向けて来週中に取りまとめる提言の内容を固めた。学生時代に奨学金の貸与を受けた人が子どもをもうけた場合、返済額を減免することなどが柱。20代~30代前半の子育て時期と奨学金の返済時期が重なるため、返済額を減らして子どもの教育にお金を掛けられるようにする狙いがある。
2023年03月02日20時02分 時事通信社

どこから湧いてくるの?…この発想…と思ってしまうようなニュースを見るたびに、国政何とかしてほしいとも思ってしまいますが、いずれにせよ、人口規模がこれから縮小することを考えて市政の運営もしていかなければいけない…ということに異論をはさむ人は今のところいないのではないかと…私は自分の周りの友人知人と話していてもそう思っているのですが。

そんなわけで、中央図書館が夏に開館してから、利用状況などの実態把握をしつつ、これからの図書館行政のあり方を考えていくことや「図書館経営」という視点も持ちながら、図書館協議会とも利用者とも議論し、協議が深まっていくと良いなと思っています。私は指宿市の図書館…いいなあと思っています。多摩市でも、こうした担い手が育っていくといいのになあと思っていますが、そのための人材発掘とか担い手育成…ここもまた社会教育の役割でもあって、図書館だけでなく公民館も一緒になって取り組めると理想なんですけどね…。

議会が終わってから、リバティへ。小学生や中学生がワチャワチャしている空間というのは、私にとって非日常でもあって、何というか、教えてもらえることがたくさん。「子どもが来たくなる場所にする」…その居心地や空気感をつくりだす支える人の力って大きいなあと今日も痛感させられました。「支える人」…ここが何をするにも一番のポイント。

日本海の朝陽…いい写真だなあ。