3月定例会 閉会しました。

無事にかどうかわかりませんが…いろんなことがありながらも、3月定例会も滞りなく終了することができました。週明けに「予算特別委員会での発言を訂正したい」という申し入れがあってから、ここ3日間ほどの議会事務局の動きは・・・「こんなこと二度と経験できないだろう」と思うくらいのものであって(二度とあってはならないが)、見方を変えれば「いい経験をさせていただく」というプラス思考で受け止めたいと思います。

何より、議事係とか庶務係とか…関係なく、事務局のメンバー全体が細心の注意を払い、一つ一つ「間違いのない」議事運営を組み立ててくれました。今日に至るまでを考えれば、一昨日開催した議会運営委員会、予算決算特別委員会内でのちょっとした混乱もあったかなと思い、そこはもし分けなかったわけですが、最終的には「きちんと形が整った」と思いますし、結果オーライだと考えています。議会事務局があっての議会運営であることをしみじみと感じますし、このような事態が発生したときの議長の役割についても考えさせられる点も多くありました。

さて、予定通りに、4月からの新年度に向けては予算は賛成多数で可決し、市長が提出した議案もすべて可決しました。行政としては「いろいろあっても全部可決すればOK」なんだと思っています。とは言え、「終わりよければすべて良し」と…結果だけに満足するのではなく、議会内で出されている厳しい指摘、批判など含め、議論の過程も大事にしてほしいと願っています。各会派あるいは各議員のみなさんが、いろいろな立場からとてもいい意見を述べておられ、それは立場は関係ないというか所属している政党や会派とは別にして、頷けるなあと…議長席に座っていて「うんうん」「わかる」と共感できる内容の発言が多々あります。市民に最も身近な自治体の議会であるからこそ、イデオロギーを超えたところで「市民の生活」「住民の暮らし」に向き合っているからだと思いますが、結果はもちろん大事ですが、個人的には議論の過程にこそ「価値」があり、そこから学べることをきちんと取り出してほしいものです。

それにしても3月定例会を振り返る…と言ってもあまりにも長すぎて、そしてまたここ数日にかなり神経を使ったからか…1ヵ月前のことは、それよりも昔に感じてしまう。ただ、3月定例会が始まった頃は、ものすごく寒かった。今日の議場はひざ掛けが不要でした!

3月定例会が無事に終わって良かった。みなさま、どうもありがとうございました。

3月定例会 明日の準備。

既に…来年度予算は特別委員会で採決済み。にも関わらず、執行部から「どうしてもどうしても」答弁の一部を訂正してほしいということで…明日に向けて心穏やかに過ごそうと思ったものの…そういうわけにも行かず。私もここ数日間で、いろいろ思うことや感じたこともあるのです。議事進行を支え、バックアップしてきた議会事務局職員はそのスキルを蓄積しているということ、そこである意味、磨かれてきた議会運営に対する「直感」がとても重要であって、一朝一夕に育まれてきたものではないということ・・・だから、議会運営についてエキスパートでまるで職人のように経験を活かしてくれる職員が必要・・・ここ、最大級に感じたことです。

「こういう場合にはどうしたらいいのか?」

今回の場合は、異例中の異例すぎて「こんなこと二度とあっては困る」と思っているわけですが、そうであればあるほどに、「わけのわからない先例」にならないように気も使うわけです。

それにしても、遡って「訂正」をするということについて言えば、私が最も大事にしたことは、「一旦、散会した予算特別委員会がもう一度開催されるほどに重大な理由と要素を明らかにしておきたい。」(それはある程度、「なるほど…だからか…」と後から記録を辿っても理解できるような状況にしておく)…そして、何よりも「市民が見て、わかるような経過を残しておきたい」ということであって、発言の訂正はするものの、もともとの発言についてはそのまま記録には残すことにしているため、「本来は5日間で終わるはずだった予算特別委員会に6日目が付け加わったことの理由がある程度は明確になるように。市民にわかるようにしておく」でした。

その意を汲んでくれた事務局職員があちこち苦労を重ね、ようやく一連の対応策が決定。とかく落ち着いて対処してくれた議事係の職員、そしてまた庶務係も含め、担当者のみなさんがていねいに作業を重ねてくれたと考えています。とは言え、議員全体に了解をとったものではなく、副議長とは流れも確認しているのですが、また明日、議会全体に議事進行についてなど協議をすることになっているので、「うまく合意がとれますように」と願う気持ちです…。

あっ、別に昨日のブログに書いたからかどうなのかはわかりませんが、終業時刻間際に、ふらふらっと市長が議長室にお越しになり、私と三階副議長に対し、「いろいろお手数おかけします。」とおっしゃっておりました。

「・・・はい。」

ということで、何だ、今頃登場して下さったと思ったわけでした。そんなことで、私…今日は夜桜よりも、「桜餅」ということで、2個も食べて、とても満足して、明日に備えております。思いっきり、ストレッチやりすぎたのか、肩が痛くなっております。

3月定例会 議会運営委員会

今週末、乞田桜まつりが開催される予定ですが、その時まで満開で咲いててくれますように…。「乞田川のさくらのアーチ」の写真をいただき、「歩きたいなあ」と思いが募ります…。

今日は最終日の議事運営を決めるための議会運営委員会でした。今回は議案の訂正やら、予算決算特別委員会での発言に対する訂正なども行うというイレギュラーな事態にも対応することとなり、それこそ、過去にもこの先にもあり得ないような一日になりそうです。というか、こんなことあっては困ります。

それにしても、予算決算特別委員会内における「発言の訂正」の件については、内容をしっかりと精査をしなければ、おかしな先例をつくることにもなってしまいます。予算審査にも関わるような重大な「数字の訂正」というわけではない。これは私もそう判断します。しかし、今朝、副市長が議長、副議長に対し改めて発言の訂正をしたいと申し入れに来られ、「不適切な発言であった」とおっしゃったので、私の知り得た範囲の中で考え合わせるに「不適切」という表現は馴染まないのではないか?と逆にお伝えしたのですね。「答弁が噛みあっていない」ということに「不適切」とおっしゃるので、もし、そのことでわざわざ訂正をするのであれば、「噛みあわない答弁は他にもたくさんあるはず」・・・それについては誰もが否定できないはず・・・であるならば、「不適切」を他にも見つけ出して、他のところに訂正を求めなければならなくなります。申し出てもらう必要があります。

そして、直接、「言い直しをしたい」という該当箇所の内容については、…「100%」完全な誤りと言い切れないようなことも副市長がおっしゃる限り、ますます「それ相当の理由」がない限り、わざわざ訂正を行う理由が見つからないわけです。ここには「解釈の仕方」なるものも入ってくるわけであり、あるいは人それぞれには受け止めようもあったりするのかなと思います。もしかすると、言葉が足りていなかったり、正確性に少し欠いていた部分もあるのかもしれません。ただ、そのことについても、言い始めれば、言葉不足、正確性にもやや欠けた答弁というのは他にもあるに違いないのです。だったら、「他の答弁についても訂正を」…って言いたくなる場面はあるでしょうね。

ということを前提にし、それでも、どうしてもどうしても「訂正をさせてほしい」ということであり、その必要を議会としても受け止める方向にするのであれば(そうする方向になったけれど)、「なぜ、そうするのか?」について後に説明できるようにしておかねばなりません。

何せ、予算決算特別委員会の委員長の「職権によって」開かれるはずではなかった委員会をわざわざ開催し、委員長の「職権によって」訂正を認める方向になるため、「あとから、経過を遡ったり、辿った時にも『わかる』ように」しておかなければなりません。「職権」で行うというのはもちろん理事会には図るとはいえ、権限を発動するわけですから重いですね。ですので、何が何だかわからず「職権発動」させたような状態にしてしまってはいけないと思います。イレギュラーであればあるほどに、その対応につき、きちんとした記録をつけておくべきですね。これが先例になってしまうとすれば、なおさらのことであり、いつかの時代に先例を見た時、「誰が議長だったの?」「誰が議会運営委員会の委員長だったの?」あるいは「誰が予算決算特別委員会の委員長だったの?」みたいなことにならないようにしておきたい。そしてまた、このことが、後から見て、何だかよくわからない・・・とならないようにしておきたいと考えています。

そんなことで、最終日本会議にまで、執行部からの申し入れにより、正常とは言えない状況への対応をしなければならず、ここへきて事務局職員も気が抜けません。間違いのない議事運営に細心の注意を払うわけですが、こんなこと先例にもどこにも掲載されていないことであるだけに、そしてまた、決して「良き先例」とは言えないことをつくってしまう事態を重く受け止めた対応をしているというわけです。そのことを執行部側がどれほど認識してくれるのか?市長はどう考えているのか?・・・副市長からは申し入れがありましたが、市長は議会に対し、「何を依頼しているか?」に対しどのような認識でおられるのでしょう。

3月定例会 代表者会議

桜が満開!ウォーキングに最高の季節になってきました…わざわざ永山さくら通りを通ってから市議会へ。最高のお花見コースでした!…今日は代表者会議。意見書の調整などを行いました。議会にとって少しばかり、前進かな?と思えるのは、政務活動費について、インターネット上で領収書も公開する方向で取組むことに決まったことですね。それに向けて、事務的には整理するべきこと等もあるので、すぐに…とはならないのですが、既に町田市議会に続けということで、その取り組みに倣うこととなりました。事務局はさっそく、町田市議会への問い合わせを行い、実際のことをヒアリングしてくると話しています。

今日は予算特別委員会内での答弁を訂正をしたい…という極めて異例というか、前例にはない要請がなされ、それへの対応を…。稀に見る?というか、あり得ないような出来事であり、全国市議会事務局へ問合せをしながら、どのように対応するか協議。不幸中の幸いというのは、まだ最終日の議事運営を協議する議会運営委員会が明日なので、それまでに対応策を決めれば、「まだ、間に合う」ということでしょうか?

これに対応するために、最後は事務局も21時くらいまで、確認作業をしていたのではないかと思います。私も夕刻から別の予定があったわけですが、とても気になったので、事務局での作業などを見守っていました。「こういう場合には」・・・という議事進行を想定しながら、事務局としてきちんと対応していくことが求められるので、議事係の職員さんを中心に、段取りをていねいにつくってくれました。

どんな内容であったのか…については…ここで詳細は書きませんが、健康福祉常任委員会に附託された議案の一部に大きな修正があり、最終日に再度、委員会を開催し、協議をすることとなったり…また、今日のように既に委員会採決を終了したにもかかわらず、答弁を修正したい…とのことにつき、正直、驚きを禁じ得ないと言いますが、なぜ、こんなことになっているのか?とも思います。

昨日はロードレース大会でした。37回目の開催。お天気にも恵まれ、大盛況でした。ランナーの皆さんのさわやかさにあやかりたい!

3月定例会 生活環境常任委員会

 

市内小学校の卒業式。保育園の頃からを知っている子たちも卒業式を迎えているんだなあと感慨深い気持ちになりつつ、生活環境常任委員会へ。

委員会はいつもどおり粛々と…。市長が提出した議案も質疑やらもほとんどなく可決。特に問題となる箇所もない…ということなんですが、多摩市の場合には早め早めに常任委員会には情報提供がされていて、今回提案されている条例改正の議案についてもすでに前回の委員会(12月定例会中の)の協議会で報告されている内容です。予め、「次回の定例会で条例改正について議案提出します」と通告されているので、議員側もその段階で聞きたいことがあれば、質疑ができ、あるいは問題点があれば指摘もできます。なので、実際に議案として提出されてから、審査が始まるというわけではないので、スムーズに議決になるというのが運びです。

ただ、純粋に議事録だけを読めば、議員側は質疑もせずに挙手だけをしているのか…って思われるでしょうね。協議会でのやりとりは議事進行としては委員会を「休憩」して実施されるので議事録には正式には残らない扱いになりますね。…インターネット中継では残ると言えば残りますが。そこはちょっとした課題かなと思ったりします。あとから議論の経過を辿れることって重要なこともあります。

今日の協議会でも、各種行政計画の策定についててんこ盛りな報告事項が並びました。「公共サインガイドライン」それにもとづく「公共サイン整備基本計画」、「街路樹よくなるプラン」「交通マスタープラン」「地球温暖化対策実行計画」「公園施設長寿命化計画」「一般廃棄物処理基本計画」・・・・これだけのものを詳細にわたって、きちんと議論をしようと思えば・・・・時間がいくらあっても足りない感じ。ですので、担当所管からの計画概要の説明を一通り聞いて、あとは各議員にその後については委ねられることになりますね。

本当はもう少し、委員どうし、あるいは議会全体でも共有しておいた方がいいかなと思いますが、やっぱり一人で全体全部を把握しきるのは難しい。興味と関心がないとどうしても頭に入りきらないというのがあるので、私も最近は…計画の存在と計画の期間だけをとりあえず記憶するようにつとめています。

そういえば、今日の協議会で「下水道マンホールカード」のことが話題に上りました。現在配布中のキティちゃんのマンホールカード。やはりマニアはいるもので、今でも週末には90名くらいの方がいらっしゃり、そのうち大半は市外から…カードを求めて多摩市に来て下さるそうです。12月から配布を始めて、もう7000枚を超えるカードを配布したと伺いました。そして、第二弾としてはラスカルのマンホールカードを発行しようと目論んでいたわけですが、申請が通らなかったのだとか・・・・そのかわりに、下水道課では「ラスカルマンホールのコースター」を発行したとのこと!…限定1500枚。来月のせいせきさくら祭りで限定配布されるそうですよ~。お早目に!私たちは見本として「うすい」「おすい」とそれぞれちょうだいしたのですが、これ、とてもいい。「ラスカルカフェ」みたいなものが多摩市にもあったらなあ。マンホールメダル!なんてものもあるそうですよ♪キティちゃんのメダルとか、ラスカルのメダルとか・・・・いつかお目見えするのでしょうか?個人的には缶バッヂくらいなら手軽に作成できそうなのに…と思ったりしますが。

3月定例会 子ども教育常任委員会

昨日は、雪の舞う中…逗子市議会議員選挙へ行き、長島有里ちゃんの応援。有里ちゃんは大学生と小学生のママでもあり、「子どもが主役のまちづくり」というスローガンにも共感もでき、とてつもなく寒かったとは言え、応援しに行けたことがうれしく、そして充実した気持ちにもなり、むしろ元気をもらい、多摩に持ち帰ってきた感じでした。

そして今日は子ども教育常任委員会。条例審査もいくつか質疑はあったものの、いずれの議案も全て可決となり、問題なく終了しました。所管課からの協議案件の中では、いくつか気になることもありましたが、12月の定例会で「なんで、そういう判断になるの?」とあれこれ意見をしていた「老朽化して、傷んでいる多摩東公園テニスコート面」について、「改修しない」から「改修する」と方針変更したことは評価したいと思います(これ12月定例会の時に書いたブログ)。あるべき方向転換だと思います。市民から寄せられた声、意見を聞いた上での判断だそうですが、「聞くまでのことなく」判断してもらいたかったですけれど。

ところで、多摩センター駅に既にお目見えしている階段デコ。「ハローキティ×健幸都市」でにぎやか(ゴチャゴチャしているという声もあるが)で明るい駅前空間に変わるようです。そういえば、「国体の時のゆりーと」を思い出したので検索したら、自分のブログがヒットした…そして、そこに「いつか、ここの階段にキティちゃんがデザインされないかなあ。『ハローキティにあえる街多摩センター』なんだから・・・・。」って書いてあった。5年越しの想いが達成!(笑)…2020年東京オリンピック辺りまでは存続するようでした(その後、どうするのかなー)。

子ども青少年部関係では子ども子育て会議の内容報告、この4月の保育園や学童クラブの待機児の状況、あとは保育料や学童クラブ育成料関係の未納問題への対応、あとは、成人式については来年度から4年間くらいはパルテノン多摩以外のところで実施することになり、今のところ来年は「多摩情報教育センター」を利用する予定になっていく様子。…あと4年たったら、2022年で…成人年齢が18歳になる?!…って、うちの娘がちょうど該当したりして?!

教育関係では学校給食費未納問題への対応、子どもたちの体力調査についての結果、保幼小連携の取組み、中学校から高校への進学にあたっても活用できる「就学支援シート」の導入(これはかなり先進的な取組み)、あとは政党や市議会会派の公民館利用が認められるようになったことなど報告がありました。

報告をさまざま聞きながら、現場で仕事している職員さんたちがそれぞれの持ち場で努力していることを感じられることは「良し○」。明日は生活環境常任委員会で、それが終われば、あとは一気に定例会最終日!それにしても三寒四温で季節の移ろいを感じて、味わう…そんな風情はどこへやら…「異常気象」としか思えないわ…。

3月定例会 健康福祉常任委員会

今日は市内中学校は卒業式でした。諏訪中学校は97名の卒業生だったようで、とてもいい卒業式だったと伺いました。私は委員会がありまして、しかも冒頭で市長から「議案の訂正の申し入れ」と予定されていたので、卒業式には行かず、いつもどおり議会へ。実は、今日の健康福祉常任委員会ではいろいろ議論が深まったり、あるいは意見交換されるかなと思っていた「国民健康保険税条例の一部改正」に関わる条例に重大な誤りが見つかり、極めてイレギュラーな議会運営を強いられることとなりました。

議会では、議案が提出され、委員会に審査を付託した議案に誤りが見つかった場合には、本会議で「訂正」やあるいは「取り下げ、出し直し」(同じ議会で取り下げて出し直すことについても「一時不再議の原則」との兼ね合いも検討しなければならないが)という手続きを取らねばなりません。ところが、今回は本会議を開く余裕もありません。議員は公務優先なので臨時で本会議を開くことがあってもいいと思いましたが、それはとても現実的ではなかったので…。

そこで、今日については、当該議案については審査はせず、今定例会の最終日の本会議の中で「訂正」について確認をしあ後、再度、健康福祉常任委員会を開催する・・・という運びとなったのです。何と言う異例の事態。しかも、単なる「字句の間違い」ではなかったところがあまりにも重大ですね。

ただ、この誤りについては、事前に発見されたことは不幸中の幸いとも言えるでしょう。もし、発見されていなければ、条例の根拠がないままに税金の賦課が行われていたからです・・・。そんなことで、良くはないけれど「よかった」と思っています。

 

健康福祉分野は、高齢者、障害者、国民健康保険、介護保険、生活困窮者、生活保護から、健康づくりなどなどとかくその範囲が広すぎて…。一回の委員会だけでは議論も深まらなければ、各担当所管からの報告事項についても質疑も十分にできず…。そんなことで、とても精力的に活動し、各種計画策定などについても勉強会を開催するなど遠藤めい子委員長を中心にしながら取り組んでいます。さらには、「手話言語条例(仮称)」を議会提案で策定するための準備も進んでいて、とにかく忙しそうです。でも、メンバー構成もとても恵まれていて、みなさんとても前向きで協力的なので、「議会の活性化!」という点ではモデルになりそうだなって思います。

ところで、写真に掲載したのは「地域活動・支えあいリスト」です。地域包括支援センターのエリアごとに、高齢者の皆さんの生活を支援している活動などの紹介が掲載されているパンフレット。活用されていくといいなと思います。歩いていける範囲でおしゃべりできるような「サロン」など掲載されていて、とても参考になります。

 

委員会が終わり、夕刻からは久しぶりに諏訪地区の青少年問題協議会へ。こうした活動も支え手を増やすことが課題の一つになっているのかもしれないなあと感じるのは、退任される役員さんにかわって、次の人材を確保していくことも「何となく難しいのかなあ」と感じるから。月1回の定例会であれば、何とか参加が出来ても、「役員」という肩書ともなれば何となくハードルの高さを感じるのもやむを得ないわけですが…。時代とともに活動の在り方も変えざるを得ない部分もある…そんな変わり目にあるのかなあなんて感じたりしています。今日の会議は年度最終回でもあり、お茶とともに青木屋さんの「武蔵野日誌」。これ、やっぱり美味しい。

桜が開きかけたかも~…ということですが、いきなり、冬に逆戻り?ほっとできる祝日になるといいけれど。

3月定例会 総務常任委員会

週末、ちょっとざわざわしていて、気を取り直して…今日から常任委員会です。先週金曜日にはパルテノン多摩・周辺施設等特別委員会も最終回を迎えました。議会としての到達点…ここを踏まえて、次のステップに進むことが出来たらいいなと思っています。

さて、総務常任委員会がありましたが、午前中は東京医療学院大学の卒業式にお招きをいただいており、出席をしてきました。98名の卒業生の皆さんが、医療のプロフェッショナルとしての巣立ち!晴れやかな式に出席することができ、そしてまた、4月からの社会人生活に向けて「やる気でいっぱい!」の若々しい姿に触れることができ、とてもうれしいひとときでした。学長先生からお一人お一人に卒業証書でもある「学位記」が手渡される光景を見つつ、大学時代と言えばマンモス大学だと「一人一人への手渡し」なんてことはあり得ないわけで、こじんまりと小規模だからこそ、一人ひとりの学生さんと先生との関係も密であること、そしてまた、学校は学生さんをとても大切に育んでこられたのだなあという印象を受けました。

卒業生の姿に涙ぐんでおられる先生もいらっしゃり、そこに、妙に私も感動してしまいました。私の大学、大学院と卒業証書を受け取った時の経験からは考えられないことなので。温かい卒業式だなあって思いました。社会人になり、迷ったり、悩んだり…そんな時、ぜひ、また「ココ」に戻ってきてほしい。そんなエールを感じる卒業式でもありました。

ということで、午後から総務常任委員会に同席し(と言っても、傍聴しているだけですが)、打合せで途中抜けはしたものの、ほぼ内容を聴くことができたかなと思っています。ちょっと毛色の違う情報と言えば…シティセールスの一環で取組んで、今日から次の日曜日まで限定のキャンペーンが行われるということかな。事業予算が一体いくらになるのか気になるところですが…。京王線、小田急線ともに新宿駅の「大型看板」を見てみたいのに…どこで時間を作ろうか?と考えてしまいます。なんか、忙しい。

こうした「明るい話題」で目立って、華やかなこともいいなあって思いますが、それだけではなく、公共施設のストックマネジメント計画が改定されたり、公共施設の維持管理等に関わって長期財政推計を公表したり、・・・地味なところでも一つひとつ担当している所管の苦労とか努力が感じられる報告事項もありました。私がいつも注目してきたベルブ永山内にある創業支援施設ビジネススクエア多摩に関しても、今後の方向性とその在り方が議論され、「創業支援事業中期計画」として策定されたようですね。地味に地道に取組んでいる事項も数多くあり、こうしたところもていねいにフォローしていきたいなと思っております。

 

そういえば、週末は市内で来月の市議会議員補欠選挙に向けて春日亀小判さんと大野まさき議員とボランティアの学生さんで遊説活動をしました。

あとは、「いかにも政治家のパーティ」みたいなものには足を運んだことすらありませんでしたが、ちょっとご縁をいただいたもので…長島昭久衆議院議員の後援会が主催をした集いへ。500人を超える支援者の皆さんが集まっておられまして、圧倒されました…。

公明党さんたちが「東京くらし防災」の冊子を紹介するために、党としてビラを作成してPR活動をされていました。こうした取組みに関し、「党の宣伝」とかいろいろ批判的におっしゃる方もいるわけですが、私は素直に「いいことだなあ」と思いますし、「がんばってるなあ」って思います。いつもどおりの5人揃い踏みなチームワークはうらやましいところ。

冒頭にも書いたように、週末・・・ちょっと心がざわつきました。マンションの敷地内で痛ましい事件が発生しました。まだ翌日の朝の段階では犯人が捕まったという情報がなく、児童館や学童クラブが心配だったのですが、事件のことを気にかけ、子ども青少年部長さんも朝から駆けつけて下さったのはありがたいですね。犯人逮捕の情報には、心を撫で下ろしました。子どもを育て上げるって本当にとてもとても大変なことです。ご家族の方の置かれた状況などを想像すると胸が痛くなります。今は、ただただ、亡くなられた被害者の方のご冥福を心からお祈りいたします。

今日はまた…少し冬に逆戻りしたかのような冷たさ。足元が冷えて冷えて仕方がない一日でもありました…。明日は市内中学校は卒業式ですね。

予算は賛成多数で可決。

次年度の予算について一般会計は賛成多数で可決しました。特別会計はそれぞれ全会一致で可決です。「総論賛成各論反対」あるいは「総論反対各論賛成」とどちらもあるのだと思っていて、こだわるところ、重きを置くところ、筋を通したいところ・・・いろんな判断があり、最終的な判断になるのだと思っています。いずれの判断も尊重されるべきだと考えますし、市民の考え方というのはそもそも賛成もあれば反対もあるわけなので、結論としては望ましいのかもしれません。多摩市議会の場合、「全会一致が当たり前」という文化になっていて、そのことで緊張感が失われているという指摘もあるくらいなので…。

さて、今日はハーモニーカフエ@諏訪小学校でした。今年度最終回です。諏訪小学校の場合、ボランティアさんと子どもたちが一緒に調理を行います。なのでメニューは安定の「カレーライス」。こじんまりとした雰囲気ながらも、いつもの笑顔が広がっていて、「うれしい」をおすそ分けしてもらえます。

カレーは大人用の中辛と、子ども用の甘口の2種類。とても美味しくいただきました。

お菓子のおまけつき。これはキャラメルコーン小粒サイズですが、普通サイズのキャラメルコーンと異なり、ピーナッツが入っていないのがいいですね。これから、こっちを買おうと思います。「アンパンマン」かわいいし。

私の元気ソングのひとつです。「アンパンマンマーチ」は歌詞がとても深いんですよね。久しぶりに思い出す。

そうだ
うれしいんだ 生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

 

何の為に生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのは嫌だ
今を生きることで
熱いこころ燃える
だから君は行くんだほほえんで

 

そうだ
うれしいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも
ああ
アンパンマン やさしい君は
行け
みんなの夢 守るため

これは1番です。子どもたちの心にしみている曲ではないかなあって思うのですが、それにしても、子どもがこの歌詞の深さを理解することはなかなか難しいでしょうね。大人の場合には、改めて聞くと前向きになれます。

ということで、ハーモニーカフエの子どもたちを見ていると、、大人の事情(親、先生とか周りの人たち含めて)がいちいちよくわからなくても、取り巻く空気を五感で受け止めながら、一生懸命だなあって思うのでした。「大事なことは何か?」を見失わないで、活動を続けていきたいですね。そしてまた、ハーモニーカフェへの理解者や応援者も増やしていきたい。毎月第3木曜日の18時過ぎから20時半まで定例で実施しています。

次回は4月19日木曜日の18時半~でメニューは「親子丼」に決定。場所はこばと第一保育園です。見学なども大歓迎!お問い合わせもお待ちしています。「たまにはみんなで食卓を囲もう!大勢で食べるのって楽しいよ!」。ボランティアの皆さんに支えられる活動に感謝ですね。利益を出せるような活動ではない・・・ここが活動を継続するときの一番の課題。賛助会員大募集しております!

予算審議中4日目。

予算審議は4日目となり、一般会計の質疑については一通り終了。明日は最後の「総括的質疑」があり、その後、採決にうつります。そして、特別会計のほうを質疑して、それぞれ採決となります。特別会計は、「国民健康保険」「介護保険」「後期高齢者医療特別会計」と「下水道事業会計」です。

質疑答弁とやりとりを聞いていて思うことなのですが、予算審議の中では答弁している比較的若手の課長さんと性別は無関係と言われそうですが女性の課長さんたちの答弁はわかりやすい!「きちんとした仕事をこなしている」姿勢というのが答弁から感じられるのですね。「印象がいい」というのは市民にとっても大事なことであって、実は…インターネットで中継されている時の立ち姿も含めて伝わる印象があるなあと思っております。私も気をつけなくっちゃと思いながら、インターネットに映し出される様子を眺めたりしています。

今日の質疑もなかなか聴きどころが多くありましたが、向井かおり議員の「公園管理」に対する質疑には心底共感しました。多摩市にとって「みどりが豊かである」ことは市民にとって、まちにとって財産であり、これをどう維持管理していき、次世代につないでいくのかが大事・・・そのために、市長は「みどりのルネッサンス」を掲げていたはずが、全く市民に共有もされていない・・・これから「みどり」を守っていくために「一体どのくらいのお金がかかるのか。それに対して、どうしようと考えているのか・・・全く見えてこない。」との指摘はその通りですね。その時その時には「結構、良さそうかなあ」と思えることでPRもされているのですが、真剣さというか本気度合いを感じることができないというご意見だと思います。向井議員は、公園の管理の在り方にも「メリハリ」つけた取組みが求められていると発言されているのを聴きながら、それは、きっと公園管理だけでなく、市政運営全般にも言えることだなあ…なんて思いつつ。

 

さて、今日は「教育費」に入ったので、かなり興味深く聞いていたのですが、スポーツ分野に触れた質疑が一つもなかったのが残念。今年度から「スポーツ推進審議会」を設置して、「多摩市スポーツ推進計画」の策定を進めていくことになっているのになあ…。ここは委員会に委ねられるということかもしれませんし、既に代表質問や一般質問などでも触れられていたところと言えばそうなんですが。

先日、剣道連盟の定期総会にお招きをいただきましたので、傍聴させていただいたのですが…剣道連盟が発足したときに小学生だった方々が今では連盟の役員となって活躍されていらっしゃるという…いよいよ連盟発足から50年を迎えるということで、すごいことですよね。いいかたちで代替わりをされていて、先輩役員の皆さんが私と同世代で役員を担っている皆さんを温かく見守りながら、支えている雰囲気がとても伝わる定期総会でした。

昔は…おたよりを届けるにもコンビニでコピーをしてから、封筒に袋詰めをして、郵便代をかけないために、役員がバイクで配布をしていた懐かしい時代の話しも伺うこともできまして、古き良き時代のご苦労など懐かしい話題にも花が咲きました。今はメールやらブログやらと、情報を伝えたり、連絡手段にしてもホント進化したのだなあと…自分自身の年齢をしみじみと感じたのでした。

写真のショートケーキ。諏訪にある「うさぎ」のおかみさんのお誕生日に便乗して…おいしくいただいた夜でした。おかみさんのななさんはとても素敵で、手話でお話しができ、お店は完全バリアフリーになっていて、障がいのある方々にも気軽に利用してもらいたい!というコンセプトを大事にしたお店づくりをされています。おススメのお店♡一昨日、ケーキを食べ損ねたお誕生日だったのでちょうどよかった♡

明日は予算決算特別委員会の最終日です。