2024年第2回定例会  本会議6日目_補正予算は可決。

昔も今も、ずっと変わらない形と味。「うなぎパイ」は最高の土産物だと思います。もらってもすごくうれしいですし。多摩市の手土産としては「桜ぽるぽろん」に地味な人気でも集まっていればなと思うものです。

さて、先週から定例会が始まってから5日間はずっと一般質問でした。今日は市長が「議会を開く暇がない」として専決処分した案件に同意をしたり、教育委員の人事案件への同意(もちろん、これらは前回一致)、あとは補正予算の審議がなどがありました。日程表はこちら

私は補正予算でいくつか質問しましたけれど、橋本さんが質疑をしていた「定額減税」はニュースなどでも取り上げられているように、まあ、自治体を苦しめるというのか、ものすごい大変な作業を伴う一大事業。改めて、「何のためにやっているのか?」を問わざるを得ないというのか、「経済の好循環」をさせるための対策としてどこまでその有効性があるのかしら?…と個人的には思っていますが、こうしたことは「上意下達」で、やらざるをえない業務となり、現場の自治体へのしわ寄せたるや…というやつ。公共放送の解説によれば「政権の浮揚をかけた課題になりそう」とのことですが、これによって現政権の支持が上がるのでしょうか?私はそうは思えない。

ところで、東京都は低所得者世帯に1万円の商品券を配布する段取りが発表され、これもまた、多摩市で言えば福祉総務課が巻き込まれていき、その作業を進めているようでした。事程左様に…といいますか、単なる「国や都の下請け機関」にされ、しかも、それに積極的な意義を見出すどころか、その真逆のように感じられるような件には憤りを感じなくなりまして、それを通り越しては、そこに身を削らざるを得ない市職員に同情すら覚えます。

そして、私が一般質問でも触れた「部活動地域連携・地域移行」に関しても、ここでようやく協議会が発足し、議論が進んでいくことになりましたが、なんと驚くのは東京都から「9月末までに計画書を提出しなさい」と指示が飛ばされていることですね。これから協議会を設置するというのに、あと3か月で計画書を策定するなど、やっつけ仕事でなければできない話。4月16日付で都教委から発出された「通知文」に基づいて、やっと「協議会設置」の段取りができたようなので、そうした事情を都教委にはぜひ加味してもらいたいですね。

たった3か月ぽっちで計画書を練っていくのは難しいです。「作文すればいいですよ」なら1か月でできるかもしれませんし、「アリバイづくり程度のやった感だけを醸し出してもらえれば、それでいいです」であるなら話は別ですが。

結局、表向きだけ整えたところで、策定過程を反故にすると、あとからが大変になること、目に見えています。無駄に時間を費やそうと言っているわけでもなく、やっぱり、「部活動地域連携・地域移行」に関係してくるだろうと思われるみなさんとある程度は意思疎通を図り、議論を深めることができなければ、その後に影響が生じるのは明らか。そうなると、迷惑被るのは…現場であり、「子どもたち」ですから。それを回避するための善後策考えてもらわないとと思ってます。「部活動地域連携・地域移行」については令和7年度末までに…という期限があるのは承知していて、少なくとも、市教委もそれまでには進めていかなければならないはずです。「急がば回れ」になりませんように。

明日から3日間、休会です。私が出席する総務委員会が金曜日に開催予定。それまでは自宅に籠れる時間もあるので、いろいろお願いされている事務仕事をサクサクこなせるかな。時間があるというのは助かるのと、あとは議場でずっと座っているのは身体にもこたえますし、適度に運動もするつもり。