さて、5月になって!

大型連休…ということで、しばらくパソコンから遠ざかってみたり(と言っても、スマホがあるが)して、デジタルデトックス風をやり過ごして今日から始動。今朝は雨が降っていたので、駅前の活動を取りやめたおかげで、先月、政務活動費で四国に行ったので、その視察報告書を一気に書きあげることができてラッキー。加えて、連休中は朝の活動もお休みしていたので、その代わりに早朝ウォーキングと市議会レポートのポスティングをし、歩いている間に巡らせていた想いを文章にまとめてみたり。

連休で一番よかったなあと思うのは、旧多摩聖蹟記念館の企画展示に合わせた解説。こじんまりした展示に深みを持たせてくれる内容だったなあと思います。一人でただ展示を眺めているだけだと、見落としがあったりするので、監修された先生から説明をしていただけるのは本当にありがたい機会。監修された先生はもちろんのことですが、教育委員会に所属する学芸員さんがその手腕をしっかり活かしてくださったことが伝わる内容だったのも良かったです。聴くところによれば、まだ、多摩市で仕事を始められてから日が浅いようですが、今回の企画展示にあたっても、周辺情報の収集なども含めてかなり学ばれたようでした。もう少しすると今回の企画展に合わせた図録も完成すると聞いたので、楽しみです。今回の企画展示「多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠」は今月末までです。

展示解説にどのくらいの方が集まるのかなあと思っていたのですが、先着30名としていた参加者の数くらいは集まっていたことにはちょっとした驚きもありました。万人受け、一般受けしなさそうな内容という捉え方もありそうですが、興味がある人はちゃんと情報を探し当てて、足を運んでくださるんだなと。地域の歴史や文化について、きちんと情報を集積し蓄積して、後世にも残していくことの必要性、もちろん、もっと発信されていくといいなとも思いますが、いずれにせよ社会教育行政の果たす役割を再認識した気がしたのでした。

連休と言えば、多摩センターなどはイベントで賑やかにしていましたが、今の自分には縁遠い賑やかさでもあって、でも、それなりに子どもや孫と楽しめた方もいらっしゃったようなので良かったです。逆に、静かな永山駅周辺の居心地の良さを感じてしまったりして…。TAMAシネマフォーラムの特別上映会「ぼくたちの哲学教室」はアイルランドの歴史を少し知っていないと理解が追い付いていかない内容だったとも思いますが、「こども哲学」を考える良い機会になったと。「哲学」というと小難しい印象が強いですが、私たち大人こそ「哲学」しなければならないですね。究極は「自分にとことん向き合っていく」ことだと思っていますが、私もまだまだ甘い…できているとは言えないな。

大学時代の友人と再会できたことは自分にとってのプラス。「私たちの世代」なるものを考えてみたりとか、「女性の生き方」についてもお茶のみしながら、会話ができるというのは、とてもありがたいことでした。「おしゃべりする」…これ、ホント大事なことですね。