安心・希望。諏訪中学校の卒業式で。

市内中学校の卒業式でした。議会では生活環境常任委員会。委員になっている議員は卒業式には出席できずですね。それに配慮…?小学校の卒業式と議会の会派代表者会議の日程がかぶっていますが、開始を午後からにして、午前中は卒業式に出席できるような調整となっています。

私は諏訪中学校の卒業式に出席。117人の卒業生でしたが、片手では足りない数の欠席者がいて、そのことがとても辛かった。いまだ、感染症も流行していて、欠席にはいろんな理由があると思うけれど、こんなに欠席者がいることにも驚かずにはいられない…これが偽らざる気持ちです。入学した時にはコロナ禍だったんだなとも思います。もちろん、小学校の卒業式も…。

保護者としての気持ち…。うちの娘は中学校の卒業式コロナで中止からの、高校の入学式も卒業式もコロナ禍だったので、何とも言えない経験をさせてしまったものだと思っています。過ぎてしまえば、「あの時は」になるのかもしれませんが、それでもやっぱり、式に出席できなかったことは親としては残念。

子どもたちにとっては…。コロナ禍の影響は計り知れません。もっともっと低年齢の子どもたち、低年齢になればなるほどその影響の大きさは…と私は捉えています。

来年度から、不登校対策としても新たに東愛宕中学校の「愛宕スペース」が設置されることになりますし、1学年から3学年まで、それぞれのクラスがスタートするとも聞いています。備品類などもいろいろ工夫と苦労をしながらそろえているようなことも聞いていますが、子どもたちが社会のどこかに、自分の居場所を感じることができるように、「ここにいて、いい」と思ってもらえるようにしなければと。 もちろん、学校に行くことだけが全てではないけれど、だけど、社会との接点を失わずにいられるような、そんな場を保つことができたらと。

諏訪中学校の卒業式はカラフルなお花で飾られていて、それだけで気持ちが明るくなり、在校生も出席ができて、本当に良かったなあと。そして、最近では久々に、卒業生たちの伸び伸びした歌声を聴くことができて、感激したというか…男子生徒があんなに真面目に大きな声で歌うのか!という光景が新鮮でした。

そして、教育委員会の代表として告示を述べられたのは岩佐玲子先生。岩佐先生からの挨拶が本当に素晴らしく、卒業生の皆さんの姿に「安心した」そして「希望を感じる」と。その言葉の力強さに、私もエネルギーをいただいた感じです。校長先生から卒業生の皆さんに送られた「リスキリング」という言葉には「学び続けることの大切さ」「成長していきたいという想いを持ってほしい」ということが凝縮されていたように思いました。「自分自身を諦めないで」ってことかな…とも。

自分の中学校3年生の時の頃はほぼ記憶の彼方ですが、そのころも今も、私は…常に至らない自分を感じながら、そして、自分に迷いながら、でも「今はこれがベターでベスト」と思いながら、努力だけは怠らないように心がけているかな。「リスキリング」…私たちはいつまでも成長し続けることができるのでしょうね。そう信じて、日々を過ごしたいなあ。

自分らしく。

「らしさ」というのは、ホント、よくわからない言葉でもあって、私は「自分らしさ」は追求しないことにしていていて、「自分の気持ちに嘘をつかずに進んでいく」…これに尽きるかなーとか思ったりする今日この頃。

明日はお休みでうれしい。ハッピーマンデーもいいけど、やっぱり、週の真ん中とかにお休みがあるのはいいなー。