できることとできないことと。

たまには違うところに出かけてみようと思い立ったので、少しだけ遠出してきました。色とりどりの美しさを目の当たりにしてきてエネルギーをチャージしてこれたかなあと思います。とにかく最近、ニュースを見るのがしんどくなるというか、ガッカリすることの方が多く、気が滅入りますので。「税金って何のために、誰のために…」がこれほどまでに問われるようなことが続々と。自分で何とかできることと、自分の力ではどうしようもできないこととがあるわけですが、それにしても、大抵の場合、できないことのほうが多いなと思います。

最近、いろんな人から話しを聴くと「人を大切にできる組織とは」を考えさせられます。いろんな意味で、人を粗末に扱っているようにしか感じられなかったり、思えなかったりする話、あるいはとてもフェアではない判断、理不尽さがにじみ出てるとしか感じられないエピソードなど…私の場合は組織に所属をする働き方でもなく、政党から拘束されるような立場でもなく、自分が直接経験することはないのですが、リアル体験でしんどい思いをされている方からの話しをシェアしていただけることはありがたいですし、勉強にもなります。それでも、話しは聴くことができても、それに対して、何か具体的にできることがあって、手を差し伸べるとかそんな立場でもなければ、そんな偉そうに言えるような大した経験もないのでそこは歯がゆいですね。

今週末から議会が始まるので、そのための準備を進めなければいけないなあと思っているところで、「議員さんなんかに困りごとを伝えても無駄ですよ。無理ですよ。」的なことを行政から遠巻きに言われたという話しを聴いて、本当にびっくり。まあ、どんな口頭表現がなされていたのかは直接的にその場に居合わせて耳にしたわけではないので、何とも言えませんが、しかし、市民がそのように受け止めたという事実があるわけで。「議員」の権限というか権利を振りかざすようなことをしようとは思いませんが、市民からの相談事やらに向き合って、そこに問題点があるとすれば、きちんと対応しようとするのが議員の役割だと思っているのです。たった一人の職員さんの対応なのかもしれませんが、残念です。そしてまた、やっぱり、フェアな立場でいろいろな物事が判断できる行政であるべきとも思います。市民はフェアな行政であるかどうかについて、実はとても敏感に感じ取っているものなのです。行政がいつも正しくて、行政がいつも間違っていないというわけでもないです。

それにしても、寒暖差がありすぎるのは身体にこたえます。季節感があるのかないのか‥‥という感じで、地球環境の変化を肌で感じるようになっています。今年もまた「年賀状じまい」をするかどうか家族で悩む時期になってます。