9月議会 一般質問5日目。

ようやく…先日、ポストに入っていた広報を手に取り、新型コロナワクチンの「令和5年秋開始接種」の紙面を隅々確認。「新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。」と目立つ赤字で書いてあり、よかったとは思うものの…今回使用される予定のワクチンも「マウス実験しかしていない」ことを市民は理解しているのかどうか…本当に心配です。ということで、明日、補正予算にはワクチン接種関連についても質疑できる項目があるので確認しておかないとと思っています。

今日は一般質問の最終日でしたので、だいぶ本会議場の雰囲気もやわらかな感じになっている気がしました。ただ、自分の質問が終わり、緊張感から解き放たれて議席につくことができ、座りっぱなしの一日だったかもしれませんが。そして、飯島議員、遠藤議員、おにづか議員、あらたに議員、池田けい子議員からの質問でした。

あらたに議員が「総合オンブズマン」に関して質問をした時には、副市長が答弁をされていまして、「あ、なるほど」と思ったのですが、「公正中立な第三者機関」が仕組みになっていることは多摩市にとっては当たり前のことであっても、全国自治体に目を向ければとても珍しいこと。もともと「福祉オンブズマン制度」として発足したものが、「総合オンブズマン」として発展した歴史があるのもまた多摩市らしいというか、珍しい経過だと思っているのですが、先駆的にこうした制度の必要性を感じ、制度化できたことそのものが素晴らしいですね。私がまだ議員になる前のできごとであって、多摩市が自治体として意識が高かったことを物語る事例だと感じています。

私は今後、「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」のもとに、「子どもオンブズパーソン」も必要ではないかとも思っていますが、「総合オンブズマン」も子どもも市民ですし、対応はするみたいですね。世田谷区の「せたホッと」のようなことができるといいなあと思うのですが、すぐには難しいのが現実です。

ところで、議員は一般質問をするために情報収集をして、資料を読みこんだり、勉強もしますし、他市などへの調査もしたりと…その精度を高くすれば、それに応じて、行政側も情報収集を頑張り、勉強もして‥‥と相乗効果が発揮されると思っているのですが、今の市議会と行政との関係性はそうなっているのかなあ…と時折感じたりもします。

やっぱり、ちゃんと真面目に市政に向き合っている議員さんの質問は私自身も勉強になります。馴染みのない分野のほうが多いというのか、何となくしかわかっていないことのほうが多く、ホント、ますます記憶力が低下している気もしていて、万能じゃない自分を感じる今日この頃です。明日は台風…その状況によっては、議会はどうなるのか?というのもありますが、今のところは予定通りに開会しますし、明日の質疑の準備に取り掛かろうと思います(今頃?なのですが)。