昨日までがお盆休み。今日から始動で。

大学時代にいろいろな先生とご縁をいただき、多摩市の「男女共同参画施策」でもお世話になった広岡守穂先生もそのお一人。先生が最近、出版されたという詩集をお送りいただき、懐かしく目を通しながら、「詩を書けるっていいなあ。」と。詩を綴る感性は皆無。知り合いの95歳のおばあちゃんが未だに俳句を詠んでおられて、「ことば」一つにこだわり、「ことば」の表現を探し続けるってすごいことだなあと、その方とお話しをした時の感想でした。「ことば」はとても大切ですし、日本語を大事にしたいと思っていますが、思っているだけの自分がいたりして、反省するのでした。

さて、次の一般質問で何を取り上げるのか…が目下最大の課題といいますか、準備中で今日はヒアリングをしたのですが、「持続可能な市政運営」とか「行政サービスの量から質への転換」とか…頷ける言葉がとてもたくさん並んでいる行政の計画書を点検してみようかなーと思っています。今まで阿部市長がどんなことに取り組んできて、何が達成されたのかという視点。特に「量から質への転換」に注目してみたいと思います。

「質」

これがすごく難しいことではないかと思っていて、本当に市民の満足度が上がったのかどうか、そのことを検証出来ているのか?という視点はきっと大切なので、そのことをどのように掴んでいるのか、把握しているのか…シンプルに聞いてみたいと思います。

多摩市では「量から質への転換」という言葉が、いつしか、「しくみの転換」という言葉に置き換えられているみたい。「しくみの転換」とやらで「質の向上」ができているのかしら?…という視点とともに、「量」の問題はどうなったの?も気になるところ。「あれもこれも」かれ「あれかこれか」時代になっていて、市政運営もその視点が必要不可欠だと考えていますし、そのことは今に始まったことではなく、多摩市の行財政改革の歴史ではずっと言われてきたことなので、「どんな取組みをして、どんな成果が上がってきましたか」を尋ねたいと思います。とっても、よくわからないというか、はっきりしない答弁が返ってくるのではないかと想像している自分がいるのですが・・。

そんなことで、「しくみの転換」という言葉が「量から質への転換」という言葉と同じとは思えないですし…置き換えるとしたら、そこにある意図を確認しておくことも必要かなあと。

ところで、お盆休みというのは昨日までだったんですね。台風にも見舞われて、穏やかとは言えないお休みを過ごされた方も多かったのではないかと思います。台風直撃もなく、被害がなかったから良かった‥‥と「自分は助かった」と胸を撫でおろせないなあと感じています。毎年、各地の被害に募金活動なども行われるわけですが、キリがないくらい…本当に次々と被害が。備えの大事さも含め、気候変動の問題をもっともっと自分事として考えていかねばと思うものです。