昨日に引き続き、冷や汗出る勉強会。

昨日、立派な櫓だなあと思っていたら、やっぱり、築地本願寺の納涼盆踊り大会が開催されていました。ビジネスマンのみなさんたち…おいしそうにビールを乾杯している姿を横目に帰路につきましたが。

今日は「自治体財政研究会」の2日目。東洋大学の公民連携大学院のサム・田淵氏からの講演は期待通りの内容。「『公僕』ということを議員も自分自身にきちんと質していくべき」という指摘はズバリ的中。「市役所の建て替えとか言って取り組んでいるけれど、街の中で一番立派な建物になっているところが多くて、おかしすぎる。」…と。

思わず、我が多摩市の庁舎建替えのことも思い浮かんだわけですが、多摩市の場合は「街の中で一番立派」にはならないかなと。視察などで出かけた先、特に、地方に行くと…タワービルのようにその地域でそびえたつのが「庁舎」というのも少なくありません。とは言え、「公務員が働きやすく」と言っているけれど、それは「一番最後に考えるべきこと」であって、まずは「市民でしょ。」というのは否定できません。市民の合意を得て、庁舎の建替えを進めていく。多摩市はどうやって市民の合意をとりつけ、進めようとしているのか。そこはプロジェクトを進める過程でもますます問われていくことのように思います。

ということで、財政のことはとても難しく。勉強会の会場室内は涼しいのに、「まだまだもっと勉強しないといけないなあ」と冷や汗出るような、そんな一日を過ごしました。

そして、人と自然の研究所を主宰されている野口理佐子さんからのお話しは「私たちの生き方そのものを問う」ような根幹に根差す、環境、地球、生物多様性と話が広がりながら、「森林環境税」の必要性を問う内容であり、私が日頃から思っていることをとてもわかりやすく解説してくださった気がします。都レベルの課題となり、神宮外苑の再開発のことが話題になっているのを都民として見ていると、「森林環境税」払いたくなくなる‥‥というのが本音。こんなニュースもありましたが…(「森林環境税」で多摩地域の森林維持へ 都と区市町村が協定)

そもそも新たな徴収となる「森林環境税」については、「復興税」の名前を変えて…とも言われていることも頭の片隅に入れておきたいですね。(「消費税よりひどい」来年度から“1人1000円” 復興特別税→森林環境税に…使い道は?

築地本願寺、参拝カードをしっかりもらってきました。勉強した記念…ということで、なかなか盛りだくさんの内容だったので、復習しながら、政務活動費を使わせていただき、参加したので、報告書もしっかり作成したいと思います。