6月議会本会議3日目 一般質問

梅雨空ながらも、あいまにちょっと晴れる時が貴重。今日は本会議3日目で一般質問が続いています。いぢち議員、橋本議員が取り上げていたマイナンバーカードのことは、本当に酷い。

と言っても、市に直接その憤りをぶつけたところで致し方ないのですが、やり取りを聞けば聞くほどに、自治体へのしわ寄せを感じるだけ。「市にモノを申したところでどうしようもないのですが…」ということを前提にしながらも、質問答弁と交わされるわけですが、マイナンバーカードについていえば、国で推進の立場にある政党に所属しているかどうかでそのスタンスの違いはくっきり。当然ながら、推進する立場からの発言は、よりスピーディに市民にカードが発行できるように普及するようにと後押しする質問となり、その方が行政側も答えやすそうではあります。

しかし、次々とマイナンバーカード運用の実態というか、不備を見るにつけ、ますます心理的には私からも遠ざかっていき、「まだ、急いで発行してもらわなくてもいいかな」という気分です。今のところは不都合感じずにいるわけですが、健康保険証とマイナンバーカードを一体化する方針はゴリ押しされていくようなので、その流れに絡めとられていくんだなあと。

今日は篠塚議員の質問でも「連光寺六丁目農業公園」のことが話題となりましたが、東京都が里山保全地域では認めていない管理棟の設置とか、公園で収穫したものを販売するとか…今後、必要に応じて都とも協議を進めていくような心づもりがあるようですが、その前に、やっぱり、どんな活用を考えているのかを含めて、構想をしっかり練るべきですね。

新人で当選された中島議員、おにづか議員からもそれぞれ質問がありましたが、自分が初めて質問した時のことを思い出します。そのころは、「おじさんだらけ」の議場だったこと、不真面目にしか答弁をもらえなかったこととか…今は、答弁する側の部長ほか職員の皆さん方本当に懇切丁寧。やっぱり、選挙で議員の顔ぶれが入れ替わっていくことは必要なことだなと感じたので、その意味では、「あ、私は・・・?」と我が身を振り返るのでした。特に新人議員さんの場合、「初質問」がその方自身の原点でもあり、その人の生き方や考え方、これまでの経験などに基づきながら、言葉が発せられていくので、「なるほどなあ」と思うところ多い。新しい視点、新しい発想などなど…議会運営を考えたら、マンネリ化防止になりますね。私など、もう「変わり映えしない」という面子にカウントされているでしょう。そうならないように、いろいろ勉強していかないといけないですね。ただ、「あなたはそういう人だからね。」と言われることも多くなってきたので、要注意もしれません。

「折り合いをつけていく」

最近、この言葉をよく思い起こします。理想と現実があって、思い通りにはいかないことばかり。市政運営でも同様ですね。要望をすれば、何となくその通りに物事を動かすことができた時代とは今は全く違うので。しかし、「折り合いのつけ方」が問題なんですよね。それがフェアな視点で行われているかが問われているんでしょうね。

明日は休会です。