古墳めぐりしたい。

東京都の埋蔵文化センターと多摩市とで共催した「多摩の古墳探訪」へ。人気ありそうだなあと思ったら、やっぱり、そうでした。満員で大盛況。私は古墳というよりか、土器とか土偶とか、その紋様や飾りとか見るのが好きなので、何となく申し込んだ講座でした。

多摩市の文化財保護審議会で新たに審議会委員になられたという國學院大學の青木敬先生の講演を初めて伺ったのですが、とてもお話し上手な先生でした。先生は学生時代に稲荷塚古墳の調査をされたということで、それをきっかけに多摩市との関わられたとおっしゃっていました。ぜひ、先生と一緒に多摩市内の古墳をめぐってみたいものだと思いました。教育委員会、企画してくれないかなあ。やはり、解説してくださる方がいらっしゃると好奇心が何倍にも膨らんでいくというのか、興味や関心が高まっていく気がします。子どもたちもこうした先生と一緒に市内の歴史を学ぶ機会があると、それこそ考古学者、歴史学者、民俗学者とか‥‥めざす人も出てくるのではないかなあと思うくらい。子どもたちにどんな「学びの入り口」を準備することができるのか…これが大人の腕の見せどころだなって最近感じています。「学びの機会」をどうつくることができるか、その「質」にこだわりたいものです。

というわけで、私もこちらの講座を終えてから、「古墳めぐりしたい。」という気持ちになっておりまして、季節の良い時期に地図を片手に歩いてみたいと考えています。

ところで、資料が配布されたときのクリアファイル。多摩市気候非常事態宣言以来、環境問題にはより一層の意識を…ということで、プラスチックさいせいひんではなく「紙製品」になっておりました。一応、脱プラスチック意識ですし、悪くはありませんが、でも、これからは、完成品になるための二酸化炭素排出量とかも気にしていき、これが本当に必要なものであるかどうかも考えたい。そもそもこうしたクリアファイルを配布することが必要なのか?なんていう視点も持ち合わせたいものです。

 

今までの「当たり前」って…?

 

たぶん、「当たり前を見直す」ことがすごく大切なこと。市政運営において最も求められるのではないかと思っています。まあ、何を当たり前とするのか…という点からしても、人によって千差万別とも言えるのかもしれませんが。でも、「当たり前」を見直していかなければならない。ますますそう感じています。

3月の議会に向けた準備に注力する時期になってきました・・・予算審議もあるので、調べておかなければならないなあという宿題がどんどん山積みになっていく感じ。今日の暖かさ…このままずっと続いてほしい。