12月議会、開会です。

今日から12月議会が開会しました。いつもどおりに始まり、市長の行政報告がありました。その中で、厚生労働省が新型コロナワクチン接種について「生後6か月から4歳児用の乳幼児用のワクチンが特例承認され、3回接種、努力義務」となったことに触れて、「もともと生後6か月以後は受けるべき予防接種が多い中で、新型コロナウイルスワクチンを3回接種することは保護者にとっても負担感や不安が大きいことから、東京都に対して、国から保護者に向けた十分な制度の案内をするように東京都から国への働きかけを求めた。」という報告がありました。もちろん、そのように働きかけをしていくとの発言がなされたようですが、制度の案内…だけでよいのか?とちょっとモヤモヤとしました。私は長期的な効果や安全性については十分に担保されている段階にないワクチンを子どもたちに接種することにはより慎重であるべきと思っていますし、実際に、医師の方々からも賛否両論あり、懸念の声も上がっています。しかし、その声がほとんど、取り上げられることもないことに「なぜ?」とも。もし、該当年齢の子どもがいたらどうするか…私はいくら努力義務だと言われても、そもそも接種するかどうかについては最終的には自己判断に委ねられるので、慎重に慎重を重ね、様子見でいたいと思うでしょう。きっと急いで接種することはしないと思います。子どもたちの場合には、重症化することは稀だとされています。ちなみに、こんな感じで他のワクチンも含めた予防接種スケジュール…を見れば、負担感はもちろんですが、はっきり言って、不安が大きくなるのも当然ですね。いずれにせよ「強制されるものではない」ということ、重要です。市長もこの点については、かねてから強調されているわけですが。

さて、今日は5名の一般質問が予定されていましたが、大隈議員が欠席でしたので、4名が質問。伊地智議員が質問した「行政のデジタル化と個人情報保護」、橋本議員が質問していた「保険証の廃止とマイナンバーカードの強制」のこと…どちらも、もう何だか逃れることができないというか、この先の社会では「当たり前のこと」として受け入れざるを得なくなるんだろうなあ‥‥と思えてならず。抗えないような状況にあるように感じているのですが、それでも問題点や課題に蓋をしたり、見過ごしてスルーするわけにはいかない。管理しやすく、監視しやすく…そのためのデジタル化とは言わないまでも、やっぱり、「個人情報保護」がないがしろにされては困ります。プライバシーに敏感な人は多いと思うのですが、デジタル化とそこと裏腹とも言える「個人情報保護」とをつなげたときに見えてくる課題には意外と無頓着?と感じることは多いです。私は昭和の人間なので、どちらかというとアナログで、インターネットを通じての登録には何となく抵抗感も大きい。

折戸議員が多摩センター駅前の環境を改善すべきと指摘されていたことには同感。多摩センター駅のバスロータリーはどうしても暗がりになってしまい、さらにお掃除もやりきれいていないと「汚い」「危ない」になるのも必然。市側は「気を配っていきたい」てきなことを答弁していましたが、その気配りがどう発揮されるのか期待しましょう…雨漏りしているところの改善も含めて。

本間議員が取り上げた「食品ロス」問題。「買う時から気をつける」ことが一番ではないかと思っています。もちろん飲食店に入った時にも「残さないように」を頭に置いて注文するとか。防災倉庫の備蓄品を無駄にしないで有効活用については、多摩市でも賞味期限の近い食品はフードバンクに寄付をするというか引き取りをしてもらっていて、廃棄処分はできるだけしないように対応しているようです。備蓄品を活用したレストランとか…レシピ大会とかやると面白いと聞いたことがあるので、そういうのもアリかなと思いますが。

なぜか、今日は…市政の課題は本当に多岐にわたりすぎて、自分の興味の範疇を越えるというか、勉強できてないところが多いなあと実感できるのが一般質問だなとしみじみと感じてしまいました。

そういえば、今朝、久しぶりに「多摩市サッカー協会50周年」のラッピングバス。グッと寒くなり、いかにも12月だなと感じた朝でもありました。私の一般質問は来週月曜日の2番目です。