子どもたちのための場所をつくるということ。

友人の紹介で、桜新町まで行き、さくらキッズガーデンに行ってきました。古くから地域に根差し、その歴史を重ねてきた幼稚園であり、文部科学省の文部科学省子育て支援モデル園の第1号にもなり、幼稚園で保育園の機能をも取り入れるということでは早くから実践に取り組んでおられ、0歳から2歳までの子どもたちへの保育も行っています。

園長先生にお目にかかり、いろいろお話を伺うと、子どもたちの健康問題にとても気を配られていて、子どもたちの生活空間をよりよいものにしていくことへのこだわりがものすごい。もちろん、保育をしている子どもたちへの給食が安心安全であることは言うまでもないのですが、子どもたちに与える電磁波の影響や水などについてもいろいろと気にされていて、情報も収集しているようで…お話しをしているとその情報量の分厚さにも驚きました。保育園には必ず「お昼寝」があるわけで、子どもたちがどうやったら安眠できるのか‥‥電磁波と睡眠力との関りなどにも関心をお持ちでした。すでに生活には欠かせなくなっている機器を動かすことを考えても…電磁波はもはや避けられない…ということを前提にしながらも、どうやったら少しでも取り除くことができるかを考えているという意識の高さには驚かされます。

子どもたちの身体と心を守り、育てるために必要な生活空間を考えることの大切さを垣間見た気がします。どこまで「こだわるか」というのもありますが、多摩市で施設づくりをするときに、ここまで考えるかな…と思ったりしながら、お話しを伺っていました。「木床であれあ、あるいは木材であればいい」と言うことでもないわけであって…。

子どもたちの「食」についても、ミネラルを多く取り入れる方法や身体によい調味料や素材を使うことは当たり前なのですが…職員さんたちに提供しているお弁当(有料ですが)が、これまたすごくヘルシーで…発酵発芽玄米を取り入れているというのに驚き。こちらの玄米を調達している先が…私と同じだったということにも驚きだったのですが、農薬を使わないでお米を育てるために周辺の土地も購入しながら、土地を守り育てている田んぼから収穫されたものなのです。

発酵発芽玄米は栄養価が高いので、実はそれほどたくさんのおかずがなくて大丈夫とも言われていて、私の場合はズボラ家事を助けてくれるスーパーフードでもあるのですが。炊きあがってから、寝かせておけば寝かせておくほどに、もっちりして、3日目過ぎてからが一番おいしいのです。

ということで、ちょっと気分を変えて、他市まで足を運び、お話しを聴いて、おいしいごはんにも満足してきました。

夕方から、「リバティ」に行って、何となくお手伝いを。そして、子どもとカードゲームをしたのですが、子どもと一緒に遊びながら、私まで「レシピ」が頭に入ってしまうという優れものだ!和食レシピの中にも「作らないなー」というものが半分以上ありますけれど…。今週は一週間がとても早く過ぎていく。明日はもう金曜日で週末。

子どもたちの場所をつくる。こだわりがあるのは本当に大事。「リバティ」の室内空間も…実はいろんなところ、こだわりがあるんですよ!ぜひ、見学にいらしてください。