9月議会 補正予算は可決。

今日は議会が終わってから、久しぶりにリバティへ。ここで気持ちを調えることができる子どもたちの姿にかえって励まされる感じです。子どもは「今」の自分を一所懸命生きてるんだなと思うので。キッチンにいながらも、子どもたちの支えになっているスタッフの目配り、子どもたちと少しずつ重ねてきた信頼関係の厚みを感じます。

議会は今日と明日で補正予算の審議、決算報告、条例提案などが行われる予定でしたが、今日一日でスケジュールをこなすことができたので明日は休会になりました。と言っても、委員会の事前勉強会というか打ち合わせもあり、「お休み!」にはなりません。

補正予算は一般会計、特別会計ともに全会一致にて可決。また、人権擁護委員の改選期を迎えていたこともあり、人事の提案もありましたがこちらもすんなり議会も同意。

補正予算の案件では「ヤングケアラーの実態調査」に対する質疑が集中していました。調査により、どこまで実態が浮き彫りにされるのか。小中学生の場合には、一人一台タブレット端末を活用し、学校にいる時間帯に回答できるようにするそうです。高校生世代の場合には郵送による案内をし、インターネットでも紙でも回答できるようにすると。自分自身が「ヤングケアラー」であるという認識がない場合もありそう。自身が置かれた境遇を理解しているかどうか…。ただ回答するだけでなく、「ヤングケアラーとは」についても説明書きを加えるということでしたが。ちなみに小学校5年生以上、高校生世代までで約9300名が対象のアンケートになります。個人を特定するような調査にしないことが前提ながらも、アンケートには「自由記載欄」もあって、必要に応じて個人の支援にもつなげられるようにしたいとのこと。 アンケートで掴んだ結果のその先が大切ですね。

でも、現在でも、学校の先生たち、子どもたちの様子を日々日々ご覧になっているとすると何となく…察しているものがあるのではないかなって思うんですよね。その点で言えば、学校と既存の仕組み…例えば子ども家庭支援センターなどが相談しやすい場所になっているのか?とか、現場の実情も気になるところ。

今日は本会議が比較的早めに終わったので、そのあと、決算についても資料を見たり、それ以外の事務作業などなど。そして、冒頭に書いた通り、リバティへ。

「子どもたちって、これから、ずっとマスクを着け続けるんでしょうか?」…すでに、人生の半分…マスクをつけて過ごしている子どもたちもいることを思うと、なんか不安で心配な気持ちになりますね。学校によっては通学路ではマスクを外してもいいことを伝えているところもあるとか。それでもマスクを外せない子どもたち…考えても見なかった世の中になり、社会になっているなあとしみじみ思った夜でした。