一人ひとり、私の「望む」未来のために。

東日本大震災を伝える「ど根性ひまわり」。北諏訪小学校でも花開いたようです。PTAのみなさんが大切に育ててくださったもの。もともと、現在、多摩第二小学校にいらっしゃる吉田校長の個人的なつながりがあって、多摩市内小学校にもやってきた種と伺っています。その種が北諏訪小学校にも届いていたのですね。色が鮮やかで、エネルギーを分けてくれるイエローですね。

明日は投票日。昨日、元総理大臣が選挙の街頭宣伝中に銃撃されて亡くなるという出来事があり、「民主主義に対する挑戦である」という内容の発信をSNSなどでも多数目にしました。いかなる暴力も許してはいけない。本当に卑劣な行動であると思う一方で、少しずつ事件のことが明らかになり、加害者の動機が「政治的信条の違いに憤る」という意図に基づいているものと言うよりも、個人的な恨み、不満などを理由としていたようなことが報道されるようになりました。情報を受け止める側の冷静さも問われているような気がしていますが、あまりの凶行さ、抑えきれない感情に暴走していくような…この日本で自分自身の手製の武器を…本当に言葉が見つかりません。痛ましい出来事、このような形で命を落とすことになってしまった安倍晋三元総理大臣には心からのご冥福をお祈りします。なぜ、このような事件が起こったのか、その背景、また要因が明らかにされなければならない。その必要こそ感じています。

そして、やっぱり私たちは自分たちにある一票をきちんと使っていきたいと思うものです。一人ひとりが自分の望む未来のために。

昨日から、日本社会の歪みを感じながら、いろんなことを考えてしまい、ため息をついては重苦しさを吐き出している私ですが、自由であること、平和であること、自分の生き方を選ぶことができ、自分自身の思いを表すことが許される環境があること…それがどれほどにありがたいことなのか今一度、確認をしなければならないと。そしてまた、それを手に入れ、守るために払われてきた多くの犠牲のことにも想いを寄せていきたいものです。そのありがたみを改めてかみしめながら、私たちの社会を守っていきたいと強く感じています。

そのためにも、一票を投じていきたい。何事も暴力で変えることはできない。

コロナでずっと中止を余儀なくされていた諏訪商店街のサマーセール。久しぶりにオープニングで多摩太鼓を聴くことができ、全身にも響き伝わる和太鼓の音に目頭がなんか熱くなってしまった。自分にはこれから何ができるか、昨日からずっと考えていて、ガサガサしていた気持ちが少しは晴れた気がしますが、きっと、何事も努力なくして守っていくことはできないのでしょう。