6月議会 一般質問終わり。

かなりたっぷりの青じそ。さて、何に使おうか…手間をかけないなら、そのまま刻んで冷ややっこに添えるか…あとは、納豆に混ぜるか?同じ会派の折戸さんの畑からのおすそわけです。

いつものように朝は聖蹟桜ヶ丘駅へ。「来週からしばらく…参議院選挙に入るのでお休みできる。」と思うだけで、やる気が出てくるというか、実はうれしかったりします。今朝はさすがに疲れが溜まり?…遅刻するかと思うくらいに寝坊しました。顔もむくんでいるし…こんな時はマスクをしていると大助かりなんですが…。

今日は橋本さんと伊地智さんが、都立高校入試「スピーキングテスト」のことを取り上げていましたが、私も問題点が多すぎると感じていたこと。しかし、これを市教委でどうにかできるものなのか…いや、問い質したところで、手出し口出しできない…ため息。今日のやり取りを聞いていても「その情報は持ち合わせておりません。」で以上終了…になってしまいます。

結局…文部科学省を頂点にして、東京都教育委員会があり、市の教育委員会はその下部組織で「担わされているんだな」としみじみ…というのか、つくづく感じてしまいました。合わせて、こちらのテストを請け負っているのがベネッセコーポレーションであって、多摩市教育員会はオンライン英会話などでだいぶお世話になってる…「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能測定についても、どっぷりお世話になっているというか、業務を委託している先でもあり…も頭の中に叩き込んでおきたい事実であり、そしてまた、数年前には個人情報流出事件もありましたね。

「民間事業者に子どもたちの個人情報を手渡しする」…なんてことへの是非を言い始めると、数年前のことも持ち出さねば…という勢いになりますが、多摩市と地元企業と位置付けているベネッセさん…複雑な想いに駆られます。

それにしても、国があって東京都があって、その下に「多摩市」があるという縦の構造は全く変わること無し。どちらかと言えば、国や都は都合良く「地域のことは地域で」を使いこなしている印象しかありません。例えば、コロナ禍で加速したGIGAスクール構想についてもです。政策的ににグッと誘導し、言い方が乱暴ですが、タブレットを子どもたちのばら撒くことはできたかもしれませんが、あとの仕事は市教委任せみたいな感じです。

子どもたちの教育環境については、その「質」を問うことから何とかしてもらいたいものです。それこそ、文科省にもっと考えてもらいたい。特に私個人としては「教員になんてなりたくない」…と不人気な仕事になっていることを憂慮していますが、今のところ「打つ手なし」になっている印象もあります。うちの娘に聞いても、「先生って大変そうだよね。周りにめざしている人いない。」と。

「教師の非正規率の実態」なんていう記事も目にチラチラはいります。(文科省が蓋をする「教師の非正規率」の衝撃実態20%を超える勢いで上昇、自治体間で3倍の差/東洋経済ONLINE)。そして、多摩市でも教員不足、先生が足りていないとする状況もあるやに聞き及び、頭数を揃えるところでの苦労も多いと。もちろん、管理職のなり手不足なども解消されておりません。多摩市の場合には東京都教育委員会の配下ですが、楽観などしてはいられません。「少子化だから」という声も聞こえてきますが…。少人数学級とか一人ひとりに寄り添った指導を…というのも現実どうなんだろうと懸念は拭い去れません。(教員不足「さほど深刻ではない、もっと教員を減らすべき」の大いなる盲点少子化の一方で急増する特別支援学級と仕事量/東洋経済ONLINE)

今日3番目に質問された池田さんもこの点にはやんわりと触れつつ、質問されていた気がします。今回の一般質問のトリを務めたのは板橋さん。防災対策、コミュニティセンターのことについて…と言っても、板橋さんのお住まいの地域の「トムハウス(鶴牧、落合、南野エリア)」のことに関する要望事項という感じでした。「災害への備え」については「市民のいのちや財産を守る」という観点でもとても大事なことなので、定例会の一般質問など誰かが必ず取り上げる話題とも言えます。だから、私は取り上げない…という話題でもあって、そういう意味では答弁を聞きながら、学んだり、理解したりすることが多い。

それにしても、市の懐事情というか、常に財政を意識して質問するというのは、すごく頭を使うことだなと思います。税金というのは無尽蔵にどこからかわいてくるものではない、青天井ではないことを議会が…議員がどう意識しながら質問できるかどうかがますます問われていきますし、もっと勉強しないといけないなあというのが全体通じての私の感想でもあります。

子どもたちにとっては「マスク着用」は…災難のように感じてしまう。福岡市ではあえて市教育委員会が「黙食の見直し」を発信しましたね。

 給食時、会話オーケー 福岡市教委が「黙食」見直し 保護者の声受け(毎日新聞 2022/6/14 )
新型コロナウイルスの感染防止対策として子どもたちが会話なしで給食を食べる「黙食」について、福岡市教委は黙食をやめて「大声でなければ会話をしてもよい」とする内容の通知を、市内の小中学校と特別支援学校に出した。13日付。黙食を巡っては、子どもの発育への影響を心配する声が保護者から上がっており、高島宗一郎市長が見直しを検討すると表明していた。

市教委によると、給食時に机は向かい合わせにはせず、従来通り正面を向いたままとする。ただ、机の間隔を空けた状態であれば、児童らが食事の内容について感想を話し合うなどの際に、横を向いて話せるようにした。九州大の専門機関と相談し、対応を決めた。

感染者の減少に伴い、黙食の見直しを進める自治体もあり、千葉県や宮崎県が緩和する方針を示している。福岡県の1日当たりの新規感染者数は13日現在で417人と、21日連続で前週の同じ曜日を下回っている。【中里顕】

多摩市も‘あえて’…教育長メッセージにしてはどうかとも思います。厚労省もまたリーフレット作成したようです。議会でも、会話していない時にはマスク外させてほしい。換気もしているし。厚労省に従って、議会運営委員会にもルールを見直してほしいなあと切に願っております。もしかしたら、ソーシャルディスタンス2メートル確保できないからNGとかいろいろ理屈をつけられるかもしれませんけどね。「野次を飛ばしたりしないから、いいでしょ!」って感じ。