予算委員会も残すところあとは、明日1日となりました。昨日も今日も、予算審議とその他諸々対応しなければならないことなどあり、いつもとは違って…気持ちに余裕がないなあと自覚しつつ、帰宅した時に目に入るイエローカラーのお花たちにエネルギーをもらってます。気持ちが励まされるというのか、晴れやかになるのがイエロー。
さて、環境行政にかかわるところの質疑‥ということで、私はとにかく気候非常事態宣言を踏まえた前のめりな取り組みを期待しているのですが、差し当たっては、気候非常事態宣言の認知度アップから!…ですかね。多摩センター駅前広場の階段装飾を行ったり、横断幕などを作成していくようです。階段装飾はもちろん「ハローキティに会える街・多摩センター」を感じさせるデザインを考えているそうです。サンリオピューロランドのある多摩センターなので、サンリオさんにもご協力をいただく形ですね。駅から街へ…玄関口として、街に馴染むようなデザインにしてもらいたいなあと思っています。
多摩センターの階段装飾の始まりは、東京国体の時にハローキティとゆりーと(すでにお蔵入りになった東京国体のマスコットキャラクター)のコラボから。その当時は、ハローキティの階段装飾はとてもインパクトがありました。なぜなら、まだ、京王線、小田急線にもキャラクターはいなかったですし、駅前広場の壁面はただの「壁」だったから。でも、今は、駅舎もそして駅前広場にも…にぎやかにキャラクターがお出迎えしてくれる感じ。それを否定はしないけれど…しかし、ちょっとキティちゃんがあふれているような気もしていて。
以前、まちデザイン系をやっている友人が「もう少し統一感があるといいのに」…と控えめながらの感想を。落ち着かない…というのです。駅前で目につく場所なので、PR効果は十分に期待されるとはいえ、「環境」を感じさせる色彩の工夫や「いいデザインだな」って思ってもらえるようなものになるといいですね。洗練された感じがほしいかもしれない。
あとは、装飾ペイントをした直後は美しくても、時間の経過とともにどうしても薄汚れてしまいますので…そこ、ちゃんとお手入れも必要だと思います。まちの美化はもちろんの環境行政にも入るところなので、お掃除など工夫出来たらよいのになあ。
ところで、昨日、ハローキティが行く!多摩センターミュージアムツアーという動画が配信されていることを知ったので、早速視聴。なかなかかわいらしく♡すてきな動画であります。KDDIのアートギャラリー行きたい!
今朝は唐木田駅からのスタートでしたが、来月の市長選挙と同時に行われる市議会議員補欠選挙に立候補を予定されている共産党の候補者もいらしてました。「ああ、選挙近づいているのかあ」を実感したところです。
昨日、環境基本計画の改定作業のことについて、質疑しながらも感じていたのですが、やっぱり、行政の業務というのはパフォーマンスだけではできないものばかり。的確な現状把握と分析、それから、課題や問題点を克服したり、解消していくために必要な取り組みを重ねていく地道さ丁寧さに支えられているように思います。そこには当然ながら、市民との合意形成という工程を組み込むことがいまや必要不可欠になっていて、実は、ここにどれだけの時間をかけられるかが大事でカギになっていく。もちろん、現状と向き合う職員の姿勢も問われます。
今回の環境基本計画については「市民の方との対話の時間をできるだけ確保したい」との心構えが語られたので、期待したいと思っています。また、環境問題は子どもたちも当事者として一緒に考えていくことが重要。子ども参加については児童館との連携なども検討ができそう。もちろん小中学校からの協力があってもいいですね。特に、具体的な環境行動を考えていくところなど、子どもたちなりのアイデア集められるとよいのになと思います。つい最近、大妻多摩中学校の「多摩学」の授業のことを知ったのですが、とても興味深い!子どもたちの提案を実現していくというのか…そんなことができるといいなあ(このスライド見ていて、実際の発表聞いてみたい!授業見学したい!って思いました)。環境という素材は子どもたちがまちづくりに参加し、関わる入り口としても敷居が低い。すでに多摩市の小中学校ではESDの取組みも行われていますし。こうした計画策定の作業も取り組み方によって、計画に吹き込まれる魂やらが異なってくるので、ちょっと楽しみです。「在り来たり」からちょっとくらい脱皮して、今までとは一味違うような、よい計画を練り上げてほしい…というのがささやかな願いだったりします。
明日は予算委員会の最終日。会派でも議論を重ねてきたテニスコートへの人工芝張替え工事について修正案を出すことに。本当は私が質疑をした後に、出すかどうかを決める…はずだったのに、私の質疑が終わったと同時に、委員長からは「フェアな市政から修正案の提出の申し出があった」ということ。「え?!」本来は休憩動議を出すんじゃなかった?!…みたいな(ここ、備忘録)。議事進行に違和感。