学校給食を試食してきました!

会派のメンバーが揃い、南野学校給食センターへ行ってきました。折戸さんが今度の一般質問で「給食」のことをとりあげるそうです。「試食に行く予定だけれど、希望者があればご一緒に」ということでしたので、まず、今日は全員で。

折戸さん、なんと!…今日も、明日も、明後日も、その次も…ということで、毎日食べてみるとおっしゃっていました。毎日食べてみないとわからないと思う。一度きりではわからないこともあると思う。

おっしゃる通り…と思います。「たまたま、今日のメニューは…」ということもあるかもしれません。給食センターは大量調理ということで、食材の仕入れも考慮しながら、メニューは2つのコースがあります。ライン2つで、2種類のメニューを作りそれぞれ提供をしています。

今日はAコース、Bコースとそれぞれ2つずつお願いしました。子どもたちの給食の時間を思い浮かべながら、少しずつ味見もしながら、2つのメニューをいただくこととなりました。ちなみに献立はこちらのほうから確認することが可能です。メニューはAコース(写真左)ごはん、みぞれ煮、鶏肉の塩こうじ唐揚げ、玉ねぎの味噌汁・牛乳でBコース(写真左)ごはん、ハッシュドポーク、ごぼうサラダ、リンゴ、和風クリームドレッシング・牛乳。

 

大量調理の限界があるにはある。そこをものすごーく前提にしなければならず、どう評価をすればいいのか。栄養士さんたちの献立作りもカロリー計算なども含めて、工夫をされていることはわかるのですが、「明日の給食が楽しみ!」になるような彩りになっているのかはとても気になりますね。

ただ空腹を満たせばいいというものではなく「食育」を語れるのかどうかという意味でも。もちろんトレーというかお盆も毎日洗浄して、保管もしてあるとはいえ、デザートのリンゴが直置きされているのを見ると、「なんだかな」と思います。

ちなみに、これは小学校3年生くらいの子どもたちが食べている量になるそうですが、しっかりお米をいただくのですね。腹持ちが随分良さそう。そして、これに牛乳・・・。いまどきの表現で言えば、「私、ムリ」って感じです。味噌汁の後に、牛乳を飲み干す…思わず胃のの中のことを考えてしまいます。

それでも、今日は大人対応にて?!…というよりも、紙パック牛乳からビン牛乳に変更となり、しかもパスチャライズド牛乳でしたので、そこに敬意を表しながら、もしかするとと10年ぶりぐらいに牛乳を飲みました。久しぶりに味を思い出しました。学校給食の試食の時も紙パック牛乳は遠慮をしていましたので。

そのくらい久方ぶりにまともに牛乳をいただいたのですが、パスチャライズド牛乳なので比較的口当たりもサラッとしていて、美味しくないということはなかったです。だけど、いつの間にか牛乳は苦手になっています。私、大学生のころは「毎日骨太」を毎日飲んでいたのになあ…+あんぱん…という組み合わせにはまっておりました。なつかしい。

 

ビン牛乳について、子どもたちはどう受け止めいるのかなと思いますが、概ね問題はない状況のようですね。ただ、パスチャライズド牛乳に普通の牛乳とは違う違和感を感じる子どももいるとは伺いましたが。多摩市オリジナルのラベル…健幸都市マークがついていて、それはそれでよいですね。

さて、肝心のお料理のお味はいかに?

これは、好みがあると思うのですが、私には「味付けがしっかりしすぎている」と感じました。しっかりしていないと「おいしい」と感じてもらえないのかもしれませんが、私にはお水かお茶が必要になるなという味でもありました。とりあえず、私はひととおり、食事をいただいた後に、牛乳を飲みまして…口直しをしたというか、それまでの和風味が一掃されてしまい…普段以上に「歯磨きしたい」という気持ちになったというのが正直なところです。

牛乳はカロリー計算をするにおいてもカルシウム計算をするにおいても重要な存在…というのはわかりますが、うちの子は牛乳など一切飲んでいませんが、ちゃんと背丈は私と同じくらいになっていることを思うと、「牛乳飲まないと背が伸びないよ」は嘘ではないかもしれませんが、ホントでもないと思えてなりません。

学校給食に求める水準。もちろん安全で安心、そしておいしい…が大事なのですが、他の地域を知らなければ、「これがすべて」で「これが学校給食」であるわけです。子どもたちに「食べさせたい」と思える内容になっているのかどうか、改めて見直す視点が問われそうですね。あとはひとまず、折戸さんの一般質問のほうに委ねたいと思っています。個人的には「もっと質的な向上を!」と欲張りたくなります。食材費は概ね1食あたり301円とのこと。なるほど…。

給食センターに到着したには11時でしたが、すでに、調理員の方々(民間委託しています)は清掃作業をされていました。いずれにせよ、いつもありがとうございます。そして、ごちそうさまでした。いい給食を作るためにこれからも協力していきたいですね!