PCR検査もさまざまで。

今日は午前中は来月発行の議会だよりの編集会議。しかし、昨年末に終わった定例会での出来事が、新年になりすっかり頭の中からリセットされた状態になっていて、記憶を辿るというのも簡単ではないというか…。単に記憶力が低下しているだけかもしれませんが。

その後、知人と会い、PCR検査のことについて話を聞きましたが、PCR検査をする事業所にも国への登録を「している」「していない」があったり、保健所の審査を「受けている」「受けていない」があり、臨床検査技師についても常勤の技師が「必要」「不要」の違いがあったりと、実は精度管理の在り方が全く異なっていることを知りました。要するに今、「安価」にPCR検査を受けることができるというのは、やはりそれなりの中身ということだそう。検査についても1つ1つの検体を調査する手法と、いくつかの検体をまとめるプール方式というやり方もあったりと、きちんと検査してもらえるところに出したほうが良いよというアドバイス。郵送…と言っても、レターパックのようなもので唾液を送り検査をしてもらうようなものもありますが、本来検体については郵送をするようなことはあり得ない…という話しも。安全に運搬する必要があり、SARSやエボラ出血熱と同じような取り扱いをするのが本来なんだそう。

「なるべく安く済ませたい」…というのが素人の考えになるわけですが、しっかり検査をしてもらうという視点で検査機関を選ぶ必要があるということでした。知らないこと多いなあ。

緊急事態宣言についても、7つの府県を対象に加え11の地域へ。私たちはただただ翻弄されるだけの状態で、解明されていないことが多すぎるからなのか、政府から発信される情報についても何を信頼すればよいのかわからないようになっていて。結局は一人ひとりの判断に委ねられるのでしょうね。溢れる情報を自分に都合よく解釈して行動するという風にも言えるのかもしれません。「正しい情報はどこにあるのか」…と思います。

新年の地域行事についても「どんど焼き」が軒並み中止になっていますが、「他市ではやっているのに」という声も聞こえてきます。学校行事も同様ですね。「他市では修学旅行も実施したらしいのに、なぜ多摩市は中止なのか」など疑問の声が上がるのは当然のこと。その一つひとつに、「それぞれの判断がある」と言わざるを得ず、そして、その判断が何に基づいて正しいものなのかを問われるとその根拠もいまいち示し切れない状態にあり、結局は「その場の協議の結果」…と言わざるを得ません。

未来から「今」を振り返るとき、歴史的にはこの事態はどう評価されるのだろうか…とふと思うものです。私は新生児がマスクだらけの人たちに囲まれるのが普通の暮らしになってしまうことに危機感があります。「表情を読みとる」って生きていく上で何よりも大事なことですよね。みんながマスクをして、みんなが白衣を着用してかつどうしているようなSFっぽくて、一面グレーな世界観…これは、勝手な私の想像なのですが。腹から思いっきり声を出すということもできないよ言うな状態にあり、子どもたちの表現力の育ちにも影響があると思っています。子どもたちどうし、「声を合わせる」こともできない、「歌う」ことができないのも辛い。

いろんなことを考えると、気持ちがどんよりしてきます。それでも、きっと事態が好転する…と信じて進むしかないのでしょうが。困ったこと、悩んでいること…一人で抱え込まないでほしい。鬱々としてしまう気持ちを吐露できる場所をもっと増やすことが大事になっていく気がします。もし、何かあればご連絡いただければと思います(hisaka_box@yahoo.co.jp @を半角に変換してください)