「この恋」第3弾のスウィーツ。

前日に録画しておいたドラマを翌朝…家事をしながら見る。森七菜ちゃんのドラマはストーリーを見ているというよりか、七菜ちゃんを見てるほうが7割くらいか。帰りがけに、コンビニに立ち寄ったら、やっぱり…新作登場していましたので、早速購入してみました。蓋を開けると「煮リンゴ」という香り。シャキシャキ感をなくさないままリンゴを煮るのは難しいのですが、添えられているリンゴはちゃんとシャキシャキとしていました。ドラマの中でもリンゴと組み合わせる食材探しと選びをしているシーンがありましたけれど、そこで選ばれたクリームチーズ。確かに、フツーに…パンにリンゴじゃむとシナモンとクリームチーズの組み合わせは美味しいので。ということで、個人的にはもう少し甘さを抑えてチーズを感じられる味が好みですが、でも、おいしい!もう一回買ってみてもいいかなあという感じ。ただ、一番下のクッキー部分は私には不要。クッキー要らないからチーズのムースを多くしてほしい。

さて、今日は午前中に「第1回ほこみち活用全国会議」というオンラインでのセミナーが開催されていて、国土交通省が関わり宣伝していたイベントだったので、とても興味深く視聴しまして、多摩市の場合はもともと「歩車道分離」のまちの構造になっていたりして、それこそ、もっと道路活用を進めていくことができるはずなのに…と確信。国交省で「ほこみち」を推進したいと取り組んでおられる方のほうがよほど意識が先を言っているというか「遊びごころ」というキーワードで「ほこみち」活用をPRされているところも役人らしからぬ感じ。「車中心ではなくて、人中心で道路の活用」、「人々の幸せにつながる道路」…多摩市の道路課もこうした意識で取組んでいくことになるのだと思っていますが、特にニュータウン事業で言えば、もともと「人中心の道路」(歩車道分離)が完成品となって市が引き取った形になっていますし、ここを利活用しないのはもったいない限り。一応、コロナ禍が後押しし、道路活用という意味では…道路の占用許可についても基準を緩和します…とやっていて、期限も延期しているのですが、待つというか受け身の姿勢だけだとなかなか進んでいかないなあというのが私の印象です。

もちろん、新しいことに積極的に…となると「仕事が増える」…負荷がかかる…と職員さんたちの気持ちも察するわけですが、今日のセミナーの中でも「楽しいことであれば、前向きな気持ちにもなれるし、負担と感じずに仕事に向き合えると思うんです」という話しもあり、その気持ちを持てるような環境づくりをしていくことなんだよね…と。

そして、午後から議会だよりの編集会議がありました。そこで、まあ、面白い議論が展開されていましたので紹介しますが…。なんと人によってそんなにも発想の違いというか、感覚の違いがあるのかと改めて認識させられました。

私たちの議会だより、議員の一般質問報告については、それぞれ字数制限のもとで議員個々人が執筆をしています。‛当然ながら’(というのは、私にとっての当然なのですが)、自分自身が通告をした質問内容のタイトルを書き、その内容を「問&答」というかたちで書くわけです。毎回、どうやってまとめるか私も苦労しています。質問した内容に一部の一部の一部くらいしか書くことができないので、どこの部分を強調して書こうか…とか悩みます。

さて、質問の通告というのは1問に限らず、2問とか3問とかそれ以上の場合もあるので、質問が複数ある場合に一般質問報告を執筆するときにはホント大変です。しかし、「議会だより」の紙面を意識しながら質問するものでもありませんから、結果的に最後、議会だよりの紙面作成の時に苦労するわけです。私の場合は複数の質問項目を並べてしまうと、深堀できなくて、さらっと浅いところでしか質問ができないので、だいたい通告質問は1問か2問に絞って、その代わり、なるべく議論を深めていくことを選択しています。でも、市民の方からいろんな要望を聞いたりして、時に、質問数が膨大になっておられる方もいらっしゃいますし、そこは各議員の裁量ですね。

ということで、議会だよりに話を戻しますが、結局、議会だよりの「一般質問報告」というのは議員個人にその執筆が委ねられているとはいえ、議会内で行われた事実を伝えるための記事ですから、通告した質問については、「事実」として、記載するというのが普通かなー(普通かなーというのは、あくまでも私の感覚で)と思ってきました。もちろん、質問内容をコンパクトに字数制限の中でまとめようとすると難しい場合もあり、そこは各議員が工夫をし、濃淡をつけているとは理解していました。例えば、3問くらい質問通告がある場合に、タイトルには掲載していても、「問&答」のところには1問分とか2問分のやりとりをかいて、書ききれない部分は割愛するという風にです。(実際の紙面はこんな感じ。さすが、編集長の小林憲一さんはしっかりとまとめられていますね)

ところが、「あれ、この議員、2問質問していたはずなのに、1問しか載せていない」という指摘が出され、そこについてひと悶着。こんなところで意見がの相違があるのかと…ちょっとした驚きもありましたが、やっぱり自分自身の常識とか当たり前というのは「あてにはならない」と痛感しましたね。

「各議員に任せられているんだから、字数制限内で自由だと思っていた。質問したことを全部書く必要はないと思っていた。読み手のことを考えると、通告した質問のタイトルはあるけれど、本文中の『問&答』にそのことが触れられていないのは不親切で、読み手がむしろ違和感を感じのだから、本文で触れる部分がないなら質問のタイトルも削除するほうが親切だ。」という意見…・よくよく尋ねてみると、「今までもそういう認識だったので、いくつか質問していた場合には、その中から1つだけとか選んで書いていた」というのです…。

「ええっ!」

「普通はそうじゃないでしょ。自分が質問したことはきちんと書くのが当たり前でしょう。」という意見(私以外にも)。「いやいや、何を書くのかは議員に任せられているんだから字数制限内であれば自由なはずだ」という意見と…。そこに加えて「一般質問のところは、各個人の議員にPRのところだから、好きに書いていいというのもわかる」という意見も。

議会だよりというのは各個人のPRをするための紙面ではないはずなんですけれどねえ…と心の中で思いつつ、そしてまた、私の中の常識は、少なくとも議会の中で質問したことについては、せめてタイトルは載せるのが‛フツウ’というのも’フツウ’ではなかったのかと大いに反省。

最終的には「議会」としては「事実」を伝えることが重要であって、各議員がどのような質問を行ったのかは知らせる必要がある。ただし、質問の「問&答」については各議員に任せられているので、その書き方には濃淡をつけることはあってもよいだろうということにまとまったのですが…なんというやり取り。これ、インターネット中継で放映されていたとしたら、結構、興味を引いたかもしれないと思うくらいに…このやり取りを事務方として見つめている議会事務局の職員の皆さんはどんな心持ちでいたのかしら?と思いますね。

それこそ違和感と不思議さを覚える協議でありました。

とりあえず、見解の相違というか、常識の違いというか、理解の違いというか…「違い」が埋まりましたのでよかったにはよかったと思いますが、最後のところで「当たり前なんて変わるんですよ」と言われたところで、「当たり前」を変えてはいけないとは誰も思っておらず、とはいえ、変える必要のある「当たり前」かどうかを議論してきたんじゃないの?と思いましたね。事実をできるだけそのものとして正確に伝達していくことが議会だよりの役割です。

ということで、議会だよりの編集も、そこにはさまざまな議論の立場があり、価値観もあり意見があるのですが、「よりよく市民に事実を伝える」ということを外さずに、これからも作成していくことが重要と肝に銘じたのでした。日々、いろんなことが起こります。違和感と不思議さを覚えるやりとりに注がれるエネルギー…必要以上に消耗するな。ご褒美のスウィーツで消耗したエネルギー分を取り戻せてよかった!