12月議会 一般質問3日目

水のやりすぎというか、手入れのし過ぎでダメにしてしまったアロマティカス。育てやすいらしいのに…。ということで、また、たくさん分けていただいたアロマティカスを鉢に移動させてみました。こんもりしてる。このまま、ちゃんと根づいてくれますように…。しばらく放置しておくほうが良さそうなので、窓辺に置いておこうと思います。

今日の一般質問は共産党の小林さんから始まり、自民党の桐木さん、生活者ネットワークの岸田さん、公明党の本間さん、最後はしのづかさんでした。

小林さんは生活保護や障害者差別解消条例のことに触れながら、「安心して安全に地域で生きるためにどうすべきなのか」を問いかけていたと思うのですが、私たち市民一人ひとりのつながる力というのかコミュニティ力が脆くなっていることで、ますます行政に求められる役割が大きくなり、正直言って、機能不全に陥るほどの負荷がかかっているような気がしてなりません。そして、もはや市民協働で…といっても、協働の相手として位置づけられる市民の存在が不確かになっているようにも感じ、「言われていることは理解できても、対応しきれないくらい」になっている現実が突きつけられているのが今かな…とも思っています。

「なんで、こんなに思いやりの欠ける社会になってしまったのか」…ってご意見をいただき、その方とお話をした際、正解を見つけることは難しいながらも、「お金に支配されてしまったからだ」とおっしゃっていたことを思い出します。頷ける面もあります。

自民党の桐木さんは欠かさずに介護保険と東京ヴェルディの話題を。東京ヴェルディのホームタウンになっている多摩市ですが、その盛り上がりを感じている市民はどのくらい存在しているのかなと…ちょっと疑問なところありますが、市のイベントなどでもヴェルディ君が登場することはあります。最近は、イベントがめっきり開催できなくなり、ヴェルディ君も出番が少ないですかね。

岸田さんは環境の話題で「多摩川」のことを取り上げていました。河川の管理者は国であったり、都であったりするけれど、市民はそんな理屈で区別したりはしないという主張はその通り。道路も同じですよね。国道であろうが、都道であろうが、市道であろうが…「道路は道路」というのとまったく同じ。多摩市の管理外であるから、テリトリーではないとするのではなく、川に関する国や東京都からの情報キャッチし、市民にも伝達していけるように、そしてまた、市民の声を多摩市として集約して東京都や国に挙げていくようなルートも作ってほしいとする提案には頷けます。

続く、本間さんの「少子化」の質問では、私も気になっていた「多摩市子育て世代包括支援センター事業」について、保健師が地域の子育て支援拠点や児童館への出張相談を行ったり、発達相談も開始しているということがわかりました。昨年度、子育て世代包括支援センターの開設をめざして行われていた地域の子育てを支えている関係者が集まるワークショップがありました。市内エリアごとに分かれてそれぞれ議論されていたのですが、とても有意義で活発だったと聞いています。私もその発表会を傍聴しましたが、参考になる意見が多かった記憶があります。そこで出ていた意見が早速、取り組みに反映されているようです。具体的な動きになっていることを知るとうれしいですね。この事業を通じて、改めて浮き彫りにされてきたこと、子育て世帯の実情など、ヒアリングをしてみたいと思っていますが、健康センターの業務は新型コロナウイルス対応も含めて、忙殺されているんだろうなあ…と思うだけで、ちょっと遠慮がちにもなってしまう。

最後はしのづかさん。多文化共生のことについて具体的なアクションをつくっていくべきとの主張には同感。「やさしい日本語」を意識することは、海外出身の人のみならず、子どもや障害をお持ちの方などにとっても有効かなと思います。昨日も公明党の池田さんが「伝わる表現と表記」の必要性を要望されていましたが、無意識のうちに使っている「ことば」を見直すことは大切なことだなあと一層、感じた次第です。

日に日に寒さが身に沁みるような気がします。こう寒くなってくると、あの暑さが恋しくなる…。小さいファンヒーター出しました。頭寒足熱。