12月議会 一般質問2日目

せっかくなので、やっぱりセブンイレブンに行って、「恋する火曜日の極上パンプディング」を買ってみました。一度食べたら満足の一品ですね。ドラマとリンクしてなければ、買うことがなかった商品かな。冷やしても味が落ちないフレンチトーストってこんな感じかなとか思いながら、いただきました。この味わいや食感を開発するまでの努力に敬意を表します。

 

さて、今日は一般質問の2日目でしたが、あまりにも進行がスムーズで16時くらいに終了。議員側の発言は30分と決められているので、要するに、答弁する側がもたついたり、(言い訳気味に)長ったらしく説明したりとしていると…終了時刻がどんどん押してしまうということですね。逆に早く終わるということは、議員が一方的に発言するだけで、行政側からの答弁は二言三言くらいで、答弁数が少なかったとも言えます。

 

今日トップバッターの斎藤さんがコロナ禍と中学校の部活動のことについて尋ねていましたが、学校休校や感染防止ということで活動にも制限がかかり、燃焼しきれないまま引退を迎えてしまった最終学年の子どもたちの気持ちを考えると心が痛いですね。やりきれない思いを噛みしめるしかないというのが現実ですね。ただ、今日のやりとりでよくわかったことは、「そもそも部活の在り方」が問われていた最中のコロナ禍というめぐり合わせになったのかもしれない…ということ。教育長は「先生たちの働き方改革とも深くつながり関わっている」とする認識を示され、また「子どもたちへの負担」という視点も含めて、「部活動をコロナ前の在り方(従来の形)に戻すことだけがすべてではない」ことを念頭に置いた議論の必要性を述べておられたのが印象深かったです。しかし、外部指導員の活用というのも言うほど簡単ではないというか…必要な指導員を頭数揃えることも大変だと思います。子どもたちの育ちを見守り支えていく外部指導員を学校経営の中にどう位置づけていくのかも課題のひとつ(と言っても、結局、校長の経営力にも関わってくるだけ)。

 

続く、自民党・新生会の山﨑さんはいつもの通り丁寧な通告で、子どもの貧困問題から「食」のこと、健幸都市のことについて質問されていましたが、市長からの第一答弁でほぼ納得のできる回答だったのかな…という感じで、さらっと終わってしまいました。そのおかげで、今日の終了時刻が大幅に前倒しになってありがたかったのですが、第一答弁からほぼ満足できる回答が返ってくるってうらやましい。

 

公明党の渡辺さんは都営住宅の建替え問題を。建替え時には、建物が高層化されることにより集約化するので、新たな活用方策を考えることができる「土地」が創出されます。その土地の活用をどう考えるのか、そろそろ東京都と具体的な協議を…と促しておられましたが、多摩市としてどうしたいのか、その議論を可視化していけるといいですね。民間からのアイデアも募集できるといいのになとか個人的には思います。渡辺さんは雇用の創出につなげたり…ともおっしゃっていましたが、私も職住近接で「働ける場づくり」という視点で考えていくことは大切だと思っています。一方、これからは人手不足の時代になっていくでしょうし、「人が働く」を念頭に置く時代ではなくなっていくのかなとも。

 

引き続き、公明党の池田さんが「『書かない窓口』で業務改革を!『伝わる日本語』で情報発信を!」をテーマにしながら、質問されていたのですが、いつもストーリーがあって、とても楽しく聞けるやり取り。特に、立派なパンフレット、案内チラシなど羅列している言葉が難しすぎることを具体的事例を挙げながら、指摘されていました。町田市では「見直そう!‛伝わる日本語’推進運動」をやっているようですね。市民に伝わる表現を工夫することが信頼できる市役所づくりにもつながるとの指摘はご尤も(「お役所言葉」見直そう)。私たち議員も、いつのまにか、わかりにくい「お役所言葉」に親しんでしまい、慣れ切ってしまうので気を付けないといけないですね。反省反省。

 

最後は共産党の板橋さん。とりあげておられた介護保険のこと。一人ひとりに寄り添った満足納得のいく行き届いた介護…その必要性は認識していたとしても、ほんと、この先も含めて、財政的な負担の問題には頭が痛い。サービスの量を増やすのであれば、それに連動して私たち一人一人の負担も重たくなる。高齢者のみなさんのみならず、介護保険料の負担は重たく、みんな、声には出さなくても「これ以上、とらないで」と思っているはず。負担した分、安心した充実したサービスが行われているとは言い難いこと…薄々気が付いているし、そのこと肌感覚でわかっている感じがするので。板橋さんは「介護保険のサービスについて、市の負担が増えないように国に財政負担を要望していくべき」という主張をされていましたが、国の財政負担とは言ったって、私たち国民一人一人の負担に跳ね返ってくるわけなので、複雑。

 

私が一般質問で資料要求したのに合わせて…パルテノン多摩の指定管理者選定委員会の要点録や審査報告書がホームページにアップされていて、それはそれでありがたいのですが、読み始めたらと頭が痛くなってくる内容。ついでに、多摩市文化芸術方針検討委員会のことについても掲載内容が更新されていて、構成メンバーの顔ぶれについても市民にわかるような表記に変わっていてよかった。やっぱり、単に「学識経験者」だけだと不親切ですよね。市民の方から指摘されたので、そのことを伝えたところ、速やかに対応してもらえました。市民の立場でどうあるべきかを考えて、よりよく改善されたり、改良されていくことはありがたいですね!