昔からの定番お菓子のハーベスト。たくさん食べないと「食べた気がしない」ほど薄いビスケットですが、変わらない味わいでお気に入りですが、食べた気になるためには「たくさん」が必要なため、なるべく買わないようにしているお菓子のひとつ。しかし、ずーっと気になって、スーパーに行くたびに買い物かごに入れるかどうか迷っていて、やっと、買ってしまった。ちょっとグレード高くするためか、容器包装がちょっと…。正味なかみよりも見た目がごっつい感じがします。ただ、1つで十分満足できるところが〇。特別な場合には2つまで〇にしようと思います。お菓子の箱は紙ごみ。中に入っているプラスチック容器、一つ一つの個包装についてはプラごみ。
今日の決算審査は歳出で「議会費」からはじまりました。議会費は自分たちに関わる予算なので誰も質問せず。でも、「議会費増やして!」と市長に要望するためには質疑することも可なのかもしれませんけれど。
それはさておき、「総務費」。トップバッターで挙手をしたのは共産党の小林議員でした。平和事業に関する質疑からスタート。もちろん積極的に取組み推進するという立場であり、それに続き、同じところで公明党の本間議員も「戦争はしてはならない」とはっきりおっしゃっていたのが心に残りました。私もそう思います。子どもたちを被爆地に派遣する事業については今年は新型インフルエンザもあり中止していますが、選ばれた子どもたちを派遣することの意義が全くないとは言わないまでも、それ以上に、多摩市の子どもたち全員に対する「平和学習」のなかみがますます問われるような気がしています。「平和・人権」というように、出発点は「他者への思いやり」というのか「他者への尊重」から始まると思っていて、ここは人権教育とも切り離せない問題にもなっている。戦争の悲惨さを伝え、もちろん、それを通じて、戦争をしない平和な社会を希求し行動できる人材を育んでいくことも必要ですが、「怖さ」だけを伝えるだけでは不十分であって、その根源を辿ったところにぶつかる人間模様も含め、子どもそれぞれの年齢に応じて学び続けることが大切ではないかと思っています。
ところで、この事業を担当している「平和・人権課」ですが、男女平等施策とその拠点施設でもある女性センターも所管しています。課長が女性なのですが、やっぱり女性の課長さんはこうした課題の向き合い方が男性の課長とは異なっている気がするのは私だけでしょうか。歴代の担当者の顔ぶれを思い浮かべたりしていますが、性別で言うのもなんですが、女性の課長には「誠実さ」が感じられるというか、問題の本質を自分のものとして獲得しながら、取り組んでいることを感じます。答弁の内容を聞いていても、うわべの言葉ではない感じ。
でも、これはもしかすると傾向として課長職にある女性のみなさんの多くがそうなのかなとも思いますが、篠塚議員が質疑していた契約問題などについても答弁していた総務契約課長も同様。ちゃんと内容を感じられる答弁であって、ふんわりと曖昧にせず、できることやできないこと、考えていることや考えが及んでいないところ等など、的確に答えが返ってくる気がします。副市長や健幸まちづくり政策監は女性ですが、やっぱり、市職員として地道に経験を重ねてきた女性の皆さんが管理職となり、そして部長になってほしい。心からそう思います。数年前といっても、もうずいぶん前のことですが、女性の部長がいたときのほうが、男性の部長のみなさんにも緊張感があったような気もしますね。これ、あくまでも個人的な見解ですが、議員へ妙なリップサービスというのか、気遣いをしないところ、「冷たい」と言われようが何だろうか、「率直さ」があるところがいいのだと思っております。
今日、私が取り上げた内容をメモしておきます。「集会所管理経費」。集会所に対する市の取り組み方針が転換し、地元自治会などへの移管ではなく、もっと集会所を使ってもらえるようにしていく、「そのために頑張る…」という宣言をしていますから、その進捗状況を尋ねました。「そのために頑張る」というのは、市として集会所の管理にも適切に予算を使っていきますということだと理解しています。昭和時代に建設された集会所ですから建物も傷んでいるところもあり、エアコンなどの備品類なども老朽化しているところもあります。しかし、平成16年以来、集会所については地元に移管していく方針だったので、なかなかお手入れもされずに放置されてきて、もちろん日常管理は地元自治会で対応しているので、何とか維持されてきたといっても過言ではありません。そうは言っても、年月を重ねれば重ねるほど、古くなるものは古くなっていき、集会所の周りを取り囲んできた植栽は大きくなっていき、しかし、担っている自治会の皆さんは高齢化をしていて、畳に座るのが辛いという声、植栽の剪定についてもやりきれない…そしてまた、自治会費の負担感を感じておられる声も聞こえてきます。ですので、今までのように「地元自治会にお願い」と言っても、お願いしきれないような時代がすぐ目の前に来ているような気もするのです。
もちろん、地域には若い人だった住んでいるではないか!
という声もあると思っていますが、マンションで資産管理をする管理組合とは性格が異なるわけであって、自治会への参加は強制ではありません。若い世代は自治会への加入を拒む場合もありますし、高齢世帯になり自治会から抜ける場合もあるのです。ですので、従来どおりの枠組みでこれからも対応していくことが難しくなるのではないの?というのが私の課題認識です。
そうしたことを含め、改めて集会所をどうしていくか、「地元移管はせずに、もっと使ってもらえるように市として頑張ります」と方針転換をした限りにおいては(その方針転換の是非はここでは論じませんが)、それに伴う行政の責任をしっかり果たしていくべきですが、責任を果たすための必要経費が確保されなければなりません。来年度以降、かなり財政を取り巻く状況も厳しくなることが見込まれているのに、対応しきれるのかどうか…。
この件では、公明党の池田議員も質疑を重ねてくださったように、「使われていない集会所」については廃止も含めて検討していく視点も必要ですね。答弁では、今、各自治会に対し集会所の活用状況含めて活動アンケートを実施中とのこと。その結果を踏まえた取組みがなされていくのかなと。部長は「乞う!ご期待!」ということで理解しております。
今日は「総務費」の質疑が終わり、「民生費」(福祉系)の審査に入りまして、そこでも質疑をしましたが、その内容はまた明日にでも。質疑を進めていく順番があり、私が取り上げたのは「生活困窮者支援」のところで「受験生チャレンジ貸付事業」のことでしたが、ここは明日予定している「ひとり親家庭等学習支援事業」とも関連しているので改めてメモに起こそうと思います。
この本、とても面白い。面白いというのは、語弊がありますが、とても参考になります。