ひとり親家庭等への多摩市独自の緊急支援策!

やっと…ブヨにやられた両足首…元通りになりました。軽く見ていて、普通に動いていましたら…腫れすぎて痛痒く、左足は靴が履けなくなりました…。まだまだ痒みが残りつつ、足も外見上は一応元通りになって迎えた週明けです。

昨日は「ひとり親支援のための地方議員ネットワーク」のオンライン座談会、ヒアリング。初めての取組みです。そもそも、このネットワークができたのも10日ほど前のことでして、とにかくやらなきゃ!という気持ちで準備などお手伝いをしておりました。午前と午後の2回を開催。「また、こうした場を設けてほしい」というお声もいただけたので、継続開催を考えていかねばと思っています。そこでも話題になっていたのは、やっぱり収入が途絶えてしまったこと、収入は変わらなくても休校に伴う出費がかさみ家計が厳しくなっていること等、直接お声を伺うことができてとても貴重な機会でした。そして、みなさん、「もし、自分がコロナに罹患してしまったら子どもはどうなるのだろう?」という心配を離されていましたし、オンライン学習についても「自宅の環境が十分ではない」ということも伺うことができました。

この座談会、ネットワークに所属をする議員もひとり親当事者ということで、安心して参加していただける場になっていたような気がします。ここでヒアリングした意見も含め、政策提言をするためにあともう一息です。

 

そして、靴が履けるようになって良かった!…今日は臨時議会に先立つ議案説明でした。議場が「密」にならないためにと別室にて音声放送を通じて説明を聞いていました。手元に資料があるのでそれほど困りませんでた。多摩市でも独自の対応策が行われるのかどうかがポイント。特に、ひとり親の支援ということでは、この間、いろいろ情報収集もしてきたので注目していました。昭島市でも市長の肝いり!にて、ひとり親世帯への緊急対応が行われると伺っていて、ぜひ多摩市も…と思っていたのでした。ちょうど、議案説明の後、議会の災害対策連絡会があり、そこには「ひとり親の支援」だけに絞った要望書をあげるつもりでした。とにかく、ひとり親のみなさん、子どもたちは学校が休校になり、パートやアルバイトの収入も低下している…という声が聞こえてくるので、現金給付の必要性を感じていたからです。

一応、こちらが私たちが作成した要望書(200511確定版フェアな市政要望書)です。

ということで、気になる補正予算の内容ですが、なんと「ひとり親家庭等への臨時特別給付金事業」ということで、児童一人あたり5万円の給付金が行われることがわかりました。しかもその対象が児童育成手当対象世帯。児童扶養手当受給世帯に絞り込んでしまうととセーフティネットの範囲が狭くなってしまう。児童育成手当受給対象世帯にするとその範囲が広がります。そしてまた世帯ごとではなく、子どもの人数に応じて給付されるということになっているところも評価できる!と思います。私たちの要望書の取り扱い…今回の補正予算の内容と重なる部分もあるので、精査せよ!と言われましたので、もう一度内容を吟味し、精査したいと思っております。

 

とにかく、臨時議会は14日なので、議決されたら速やかに給付手続きに入ってもらいたいと思うばかり。わずかな貯えを切り詰めながら、家賃や光熱水費の支払いをしているという方々に少しだけでもホッとしていただけたら…。例の1人10万円の特別給付金も申請してから手元に届くまで相当の時間がかかりそうなので、それを待っていられないという現実もありそうです。

 

今回の対象児童数のことを最新の数値で聞いたところ約1500名ということでした。児童育成手当は18歳まで(高校三年生が終わるまで)支給されることになっているので、年齢別にもどんな感じなのか、調べてみたいと思っていますが、この中には家計を助けてアルバイトをしていた高校生なども含まれていることと思うと、実は、携帯電話などの通信費などのことも気がかりになりますね。

 

合わせて、今回の補正予算ではオンライン学習環境を整えていくための予算も計上されており、通信費についても助成する費用が見込まれていますが、対象になるのは多摩市内小中学校に通っている生徒ということになります。こちらについてはルーターなどを貸し出したり、タブレットの貸し出しなども行うようです。自宅にパソコンがあっても1台ということのほうが多く、兄弟が多いと…それはそれで大変ですしね。課題は多いと思われます。でも、すべての課題をクリアしなければ進めてはいけない…では前に進まない。今できることから少しずつ取り組んでいくことで「学びを止めない」ことが必要です

 

そのほか、いくつかの独自策が盛り込まれていましたが、「市内中小飲食店でのプレミア付き先取りチケット作成(10%のプレミア)」についても説明があり、「5000円チケットで5500円分」という内容も説明されましたが、これについては「いつごろチケットができるのか?」「6月中旬ごろかと思います。」「え、そのころには、もうお店は開いているのではないか。なるべく早く。」…というようなやり取りが行われていました。音声放送を通じて、別室で聞いていた私たちも「遅い!」と思わず口々にため息が漏れたわけですが、お店が再開し始めてからのチケット・・・#たましめし応援というのは確かにその通りだと思うのですが、時期の問題は大事かな。

 

もう一つ、気になっているのが、「給食代替食品等の購入」ということなのですが基本的にはこの内容は、日持ちすることなども考えた「防災備蓄品」を念頭に置いたものになっています。ここについては、会派として臨時議会の補正予算の質疑を通じて、改めて指摘したい点もあり。特に、就学援助の対象世帯に対しても現金給付をしていくほうがよっぽど有効ではないかって個人的には考えています。就学援助対象世帯と児童育成手当受給の対象世帯なのですが、就学援助対象世帯のほうが認定基準とか厳しいのです。「ひとり親」ではない就学援助対象世帯の数なども気になっています(だから、私たちの要望書にも付け加えています)。

 

また、今日は改めてPCR検査のセンター設置についても市長から説明がありました。これに関する情報は、市として公式な発表があるまでお待ちいただきたいと思います。見やすさ、わかりやすさについては人それぞれと思われますが、多摩市の新型コロナウイルス感染情報については特設ページが設置されておりますので、こちらからご覧ください!