子どもたちにもサードプレイス。

今朝は一段と冷えた朝だったような…。聖蹟桜ヶ丘駅西口からスタートした一日でした。会派で新年初のミーティングやり、今月行く予定の視察内容について確認したり、情報交換。その後、ちょっとした用事を済ませてから、諏訪商店街のリバティ・カフェへ。毎週火曜日に開設している放課後カフェ「諏訪ハーモニー塾」のお手伝いをしてきました。いつもは手話講習会なのですが、今日はまだ冬休みでしたので、ピンチヒッターということで、足手まといにならないように…。

放課後カフェでは、子どもたちが勉強道具を持参し、ご飯を食べてから帰る…というのが流れです。今日はまだ冬休み中ですが、平常時は子どもたちはたいてい宿題を持参します。宿題をしっかり終えてから、夕食の時間。保護者がみな必死に働かなければならない時代になっている…その働き方もさまざまで、必ずしも子どもの時間に合わせるというのではない。保護者の帰宅を待ってからの夕食だと、ホントに遅くになってしまうという子どもたちは少なくありません。

たったの週1度かもしれませんが、まずは子どもたちの居場所づくりを始めようということでスタートしたのが諏訪ハーモニー塾です(塾…と名乗れるのは、塾講師経験者などがボランティアに入っているからです)。

さて、本日のメニューは定番のカレー。栄養士さんが調理をしてくれました。具沢山なカレーに仕上がりました!私はトマト水煮缶を入れるレシピに感心して、ニンニクを入れるとおいしくなるというのにもなるほどなるほど…と思いながら、横目で手早くズンズンと進んでいく調理を眺めていただけ。あっという間にカレーは出来上がりました。

こうした場を開設するにも、やっぱりボランティアの力が必須。やはり、子どもに人気があるのは、おじさんやおばさん(私も含む)ではなく、年の近い若者。今日も年の近いのは20代のお兄ちゃんということで大活躍!子どもたちが銘々に持参している勉強をそばで見守り、そして子どもたちと一緒になってカレーをモリモリと食べてくれる。もちろん、最後には一緒に片付けもしてくれる。

食べた食器を片付けるのが諏訪ハーモニー塾のルールです。

みんなとても上手に洗いものをしてくれます。「おうちでやるの?」と尋ねると、「やらなーい」という返事が元気にはっきり返ってくるのですが、ここでは、みんな進んで食器洗いをしています。

そんなわけで、今日が始業式の学校もあったようですが、明日から3学期が始まるという子どもたちのほうが多く、宿題を仕上げることができた子もいました。よかったよかった。

学校でも自宅でもなくて、子どもたちがちょっと息抜きできて、ホッとできるような場所。大人だけでなく、子どもたちにもサードプレイスが必要なんだなあって思います。児童館もその一つになっているのかもしれませんが、基本的には市役所時間で運営されている点で大きく違うとも思います。ですので、ここを頼りにしてくれる地域の子供たちが増えるといいなー。

そのため…というのか放課後カフェの活動を充実拡充していくためにはそれなりの投資も必要になっていく。なので、「カフェ・リバティ」のデイタイム時間がとっても大事です。ランチなど、利用者を増やし、収益を上げていくことが必要。活動を継続させていくという意味でも重要です。まだまだ始まったばかりですが、もっともっと宣伝し、利用者を増やしていきたいです。ぜひ、一度、お出かけください!大人の皆さんにはランチタイムに利用してもらい、子どもたちの居場所づくり、その活動を支えてもらいたいなと思うものです。