「フェアな市政」スタート!

今日から仕事始めという方も多かったのではないかと思います。私としらた満市議で継続している「フェアな市政」の街頭宣伝活動も本日よりスタートしました。

まずは新年のご挨拶から始まりましたが、私が今日の街宣で伝えたことは…ちょっと年明けから重苦しく、悲しかったニュースのことから。「お金がなかったから、病院に行くことができなかった。」と述べたママのこと。新生児を死なせてしまったというニュースのことです。このニュース、どんな風に受け止めますか。

なぜ、どこにもつながれなかったのか。もしかしたら、つながろうとしなかったのかもしれない。相談できる場所があっても、「相談をする」という一歩が踏み出せなかったのかもしれない。考えさせられるものです。「助けて」が言えないSOSが出せない人たちの存在と、そこにどう支援の手を差し伸べていけばいいのか…。「妊娠・出産から子育てへ」…切れ目ない支援って一体何なんでしょう。

「私、困っています。」

困っていたら、困っているって伝えてほしい。伝えられる場所=多摩市役所の窓口…になっているといいのですが。

年末と年始というのは公共機関もみんなクローズしてしまう。子ども家庭支援センターなどでフォローしている子どもたち、ご家庭はどんな風に過ごしていただろう…と考えるひとときがありました。気になります。そして、また、新しい年を迎える独居世帯、高齢者の皆さんも増えていることも気がかりでした。身寄りがなく、頼れる方がいらっしゃらないという高齢の皆さんにも少しでも前向きな気持ちになれるように言葉かけができるといいなと思ってはいますが、でも、現実的に言えば、すべてすべてに行き届いて…というのは難しい。ちょっとでもSOSを発してくれることが、実はほんのささやかな近所や周りからの心遣いにもつながることもあると思っています。私は年明けすぐ、何となく気になる方には連絡をしたりしました。

「ひとかけらの希望」という言葉を使った私に悲観的過ぎるという指摘をくださった方もいますが、でもやっぱり、現実の厳しさを思うとき、希望的観測だけで自分を鼓舞することがどうしてもできず。本当にいろんなことを考えさせられた年明けになりました。

そして、今日は桐朋女子の先輩でもある三宅雪子元衆議の訃報。直接、お目にかかったことはないのですが、メールでのやりとりをさせていただいたことはありました。ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。