分煙とは言えども。

明日から、多摩市議会では平成30年度の決算審査が行われます。それに先立って、会派の打合せ、あとは準備をしていましたが、発言時間の制限がある中で、どこまで何を質疑しようかと悩んでいるだけで、一日が終わってしまいました。今回は同じ会派の大野議員が予算決算特別委員会の委員長を務めることになっているために、会派の人数4人分の発言時間を3人で使うことができるのでちょっぴり余裕があるのですが…。

総括的質疑で使う発言時間、それであまりにも時間を消費してしまうと、その後のところで発言する時間がなくなってしまうので…と思ったりしつつ、「バカの考え休むに似たり」というのは当たってるなーとか思いながら、一日過ごしておりました。

さて、今日も唐木田駅で「フェア市政」の街宣活動を実施しました。「喫煙禁止」の看板、これも10月の受動喫煙防止条例の施行にあたって、もう少し、美観を損ねないようなものにしてほしいと感じております。そしてまた、唐木田駅の場合には既存の喫煙場所を取り囲むように背の高いパーテーションが建てられていますが、異様です。

それにしても、唐木田駅の喫煙所って、医療機関が…小児科、こどもクリニックも入居しているビルの目の前に設置されていたんですね。そして、その場所は移動することなく、たばこ煙対策用半透明のパーテーションの囲い…見慣れる風景になるのかもしれませんが、受動喫煙防止条例では小中学校をはじめ、保育園や幼稚園、児童館等など子どもに関連する公共施設の周辺は「喫煙禁止」になるはずなのに、小児科、あるいは産婦人科というのは対象外になっているなんて!

…と今さらながら思います。そして、これ見よがしにというか、もろに喫煙場所が医療モールの目の前にあるって?分煙の徹底といえども、ちょっと、多摩市の行政のセンスは疑われるでしょうね。行政活動の「質」が問われる問題かなとも感じた次第です。まあ、「質」を高めるために議会が機能しなければならず、私自身も喫煙場所へのパーテーション設置提案があった際、唐木田駅の喫煙場所の問題も指摘しておくべきだったと振り返り、忸怩たる思いに駆られております。

さて、明日からの決算審査。私たちの会派のキーワードは「コンプライアンス」「アカウンタビリティ」ということだけは一応、決めてみました。