まずは、知ることから。

生活環境常任委員会は、議長、副議長、監査委員…と私…そして、4月の改選で新しく議員となった2名のメンバーで構成されております。私が議員になった時のことを考えても、委員会等など、とにかく何がどうなっているのか全く分からず、そしてまた、どこから何から勉強してもいいかもわからない感じだったことを思い出すものです。どんなことからでも自分の興味関心のあることから市の取組みを調べたり、関連資料を探したり、情報収集をしたり…ということもありますが、当時、所属していた生活者ネットワークのメンバーの皆さんにとても助けられていたなあと。「これを見ておくといい、勉強をしておくといい」といろんな情報をいただいたものです。

「まずは、知ること」…どんなことも全て議員活動に関わってくることばかりであって、とにかく手当たり次第で、比較的好奇心があるほうなので、いろんな場所に足を運び、その都度、新しい学びを得ていた気がします。

さて、私はずっと子ども教育常任委員会にのメンバーとして活動をしてきましたので、久しぶりに…というか10年以上ぶりに生活環境常任委員会になり、かなり新鮮な気持ちでリスタートしていますが、何しろ、「まずは、知ること」ということで、2名の新人議員の方を中心にしながらの学習会を重ねることとしました。

さしあたっては今日は、「下水道事業について」と「多摩中央公園について」。下水道事業は公営企業化し、公会計が導入いたり、包括的民間委託を検討しているということもあり動きを確認しつつ…特に「公会計」の財務諸表の見方なども学んでおくことが必要ですね。大福帳方式になっている役所会計に慣れ親しんでいると、ちょっと難しい。「多摩中央公園について」は大規模改修に向けて動いていますし、多摩センターの活性化については総額一体おいくらになるのかわからないほどに税金がつぎ込まれていくわけなので、きちんと見守っていく必要があるため。

議員はタブレットを使っているのだから、資料は紙では配布はしません…ということではなく、見やすくわかりやすく資料にもそれぞれが書き込めるようにとカラー刷りの資料を手元にできるのはありがたいことだなと思いました。タブレットは時と場合に寄っての使い分けが必要かなと思っていて、特にタブレットだともともとA3サイズの資料は見づらくて仕方がないですから。行政側にとってはそれぞれの活動について「より理解を深めてほしい」という思いがあるはずで、その立場に立てば、見づらい資料を使うのではなく、やっぱり議会、あるいは議員により正確に情報が伝わる工夫をしたいはず。今日は、いずれも、みやすい資料を配布していただけてそれぞれの担当の方に感謝です。

いずれにせよ、「まずは、知ることから」。何とか、9月議会の決算審査前に、新人議員の学習会に託けて・・・私も学んでいきたいと思います。次のテーマは…何にするか検討中。私たち議会が勉強していかないと、やっぱり、行政と切磋琢磨する位置に到達できないですからね。