校則なくても大丈夫!と言える学校。

長年来の知人でもある林大介さんが担当されている国士舘大学の授業のゲストスピーカーに世田谷区桜丘中学校西郷孝彦校長がいらっしゃるというので、他の用事をキャンセルし、かけつけてしまいました。

何よりも「校則がないからこそ、子どもたちが自分自身で考えて行動するようになる」というエピソードは心打たれるものがありますね。実は、私の中学高校時代もいわゆるガチガチの校則はなかったので、先生のお話がすごく腑に落ち、そしてまた心に響いたわけです。

やっぱり、ルールがあればいい、つくれば良いというものではない。(そんなことで、私は受動喫煙防止条例についても今でも違和感がありすぎるのですね。)

桜丘中学校の生徒会の総会はものすごく活発だそう。見学してみたい。リンクをした校長先生のインタビューを読むだけでも、どんな生徒会が運営されているのかと興味がわきます。校則がないから自分たちで考えて行動ができる。自分たち自身が「ふさわしい」を考える・・・ということなのかもしれませんね。いいなあ・・・。そういうのはとても理想的。子どもの頃にそうした訓練ができていると、「管理」「管理」「管理」…なんてこととは全然違う、大人になってからの子どもに向き合う発想と言うのか姿勢も大きく大きく違ってくるというのは簡単に推測できます。

子どもたちがのびのびすることって、自由奔放で気ままで、自分勝手で自己中心的で…というものとは全く違うんですよね。

そして、今日の講演で最も心に残ったことは「うちの学校は、子どもたちが『これをやりたい!』ということについて、先生たちが『やらせてあげよう』というベクトルで(結果は別としても)行動してくれる!」と学校の日常の様子をサラッと発言されていたことですね。桜丘中学校では当たり前の光景…、子どもたちが「こんなこといいなあ」「やってみたいなあ」と思った発案したことについて、先生も一緒になってどうやったらできるのかを考える…それもまた実はすごいことですよね。そういう思考回路になっている学校と言うのがまた素晴らしい。

しかも、私立とかではなくて「公立の学校」。こんな風に学校づくりができるの!と思うくらいに素敵な学校なのではないか?実際に足を運んでみなければなりません。校長先生は生徒の皆さんと接する時間もとても大切にされているようですので、訪問をして先生の話を再び伺うということができるかどうかはわかりませんが、今年中に桜丘中学校に足を運んでみようと思います。

こうした学校があると他の学校はやりにくさあるだろうなあとも思います。たいてい・・・目立つ学校や目立つ先生というのは、目立つことに対するやっかみひっかみ何とやら…ということで、いろいろ言われてしまうのが常。でも、一番は「子どもの姿」です。子どもたちの目が輝いているかどうかが何よりも大切なこと。だから、必ず見に行こうと思います。

そんなわけで、明日は第2回定例会が開会し、しかも私は久しぶりの一般質問…一番最後に登壇予定です…とその前に、恒例行事の「反核・平和の火リレー」に参加してきました。今年は大野まさき議員、しらた満議員とご一緒に。私は「フェアな市政」として参戦です!

  

宝蔵橋のところで、日野市から走ってこられた皆さんからバトンを受け取り、その後…多摩ニュータウン卸売市場のところまで走りました?歩きました?時々やってる・・・ランニング(と言ってもランニングマシーン)に成果と手応えはあまり感じなかったわけですが、いずれにせよ、筋肉痛にならないように祈るのみ。

不登校対策のこと…あれこれ調べていると、多摩市ももっとできることがあるなあって思うんです。明日はどこまで提案できるかわかりませんが、まずは第一歩、もう少し、地道に着実に効果が上がるように取り組んでほしいことを主張するつもり。