さくら咲く。花冷え。

今日は東京医療学院大学の入学式に出席。例年、入学式も卒業式も会場がパルテノン多摩だったのですが、今日は南大沢にある文化会館でした。203名の新入生の皆さんの清々しい笑顔がとてもまぶしかったですね。また、この4月から埼玉県教育委員会の教育長を務められていた関根郁夫さんが新しく学長に就任されたとのことでご挨拶をさせていただきました。保健医療の専門職をめざす学生生活はとても忙しいと伺っています。国家資格をしっかりと取得する目的、それを責任もって支援していく大学…こじんまりとした大学ならではというのか、かなり学生の皆さんへのフォロー体制が整っている気がします。

入学式では昨年度の成績優秀者の表彰も行われたのですが…表彰者15名のうち14名が女子であったことも印象に残った場面でした。

午後になり、吉田つとむ町田市前議長がインターンの学生さんとお越しになり、多摩市の公共交通についてのヒアリングをしたいとのことでしたので、担当課長さんと事務局長と一緒に対応させていただきました。急なことでしたのに、担当課長さんが時間をつくってくださり、ありがたかったです。多摩市の交通マスタープランの話し、自動運転の実証実験の話などかなり盛りだくさん、そしてまた内容の濃いお話をしていただき、満足度高い時間になりました。私も大いに勉強になったひとときでした。

その後…議会事務局の今年度の目標をどうするのか?についても協議をする時期でもあり、異動してきたばかりの事務局長と今年から議会事務局3年目となる次長と一緒に打合せ。私が議長として感じてきたこと、考えてきたこと、気になってきたこと…などなどをお伝えしました。私の考えが全てではないですし、事務局の職員さんたちにもしっかりと協議してもらいたいですし、議論もしてもらいたいと考えています。

「よりよい議会をつくる」…そのためには議員だけではなく、議会事務局の力がとても大きい。議会事務局の職員さんたちは「議員のお世話係」ではありません。そのことを意識し、議会事務局員として業務を進めてもらいたいです。

議長公務も一段落…と言いたいところですが、今日は多摩市消防団事務引継会ということで、昨日が辞令交付だったようですが、新旧分団長のみなさまが集まる会がありまして、出席をさせていただきました。また、第10分団の一員として今もなお活躍をされている増田元分団長の表彰も行われました。35年という長きにわたり、消防団員を務められています。団員の獲得がなかなか難しくなっている中で「継続せざるを得ない」という事情もあるのかもしれませんが、それでも家族の事情等など、継続できない場合もあるわけでして…そのことを考えると支えてこられたご家族の皆さんも含め、こうした活動に理解くださっていることにも感謝ですね。

退任される分団長さんたちそれぞれがご挨拶をされていましたが、ほぼ皆さん…今度は団員として支える側に回って下さるということ。新しく就任される分団長さんにとっては、歴代の分団長経験者が団員にいることはやりにくさもあるのかもしれませんが、きっと心強さもあるのではないかと思うものです。

議長も同じこと。私の場合は同じ会派の折戸議員が議長経験者でもあり、何かと頼りにしております。自分自身の判断のこと含め、迷う時等など、相談をすれば的確なアドバイスをいただけます。そんな感じなのかな?と思うのです。折戸議員は相談をしたときには助言を下さるのですが、それ以外の時は見守ってくれている感じで…時折、気にして声をかけてくださるのですね。それもまたありがたいことです。

しかし、今日はなんて寒いのでしょう…。真冬のコートを引っ張りだしたい…という気分になりました。寒さに耐える桜の木…不思議なもので凛として見えました。最近、「議長はいつまでが任期?」と尋ねられます。今月いっぱいが、今の議員の任期ですが、議長の任期も今月末までとなります。