新年度のスタート!

エイプリルフールであったことを忘れていた一日でした。新元号「令和」が発表されるなど、記憶に残る新年度のスタートになったかもしれません。議会事務局も人事異動により、新たな顔ぶれでのスタートになりました。ずっと同じメンバーでやっていくのは手慣れているという意味ではいいのかもしれませんが、やっぱり人が入れ替わり、雰囲気が変わるというのはいいものだなと感じた一日でもありました。

今朝はいつもどおりに永山駅での街頭宣伝活動から始まりました。私が議長になってから議会事務局は人事異動がなかったのですが、今日は新しい方をお迎えするということで、議長が「辞令交付」を行いました。副議長も一緒に議長室でささやかに。私は議会事務局に異動をされてきた職員さんにメッセージを書いてお渡ししました。望む望まないにかかわらず…せっかく議会事務局に異動をしてきたのだからと、どちらかというと・・・議会事務局というのは正直言って、役所内では好かれていない職場なので、「ピンチ」とか思われているのかもしれませんが、それこそ、ピンチをチャンスにしていただいて…頑張ってほしいなと思います。いずれの職場でのそうだと思いますが、やろうと思えば、いくらでも仕事はあるわけで、あとは心の持ちようだと思っていて、まあ、言ってみれば、議会事務局という役所内では特殊部隊とも言える部署での仕事を「チャンス」と受け止められるかどうかでしょうね。私は行政職員にとって、議会事務局で業務をするという経験ができるというのは貴重だと思っています。もちろん、業務にあたっている間の心の持ちようや意思などによって、成長するかしないのかというのは本人次第なのかもしれませんが、議会という一種独特な空気感の漂うポジションで仕事をすると視野が広がり、また行政の仕事を捉える視点が確実に深まると考えております。これは、きっと議会事務局で仕事をした経験のある人にしかわからないことですね。

さて、議会事務局での辞令交付の後、昨年は議会事務局への配属がなかったからなのか出席した覚えがありませんが、多摩市の新人職員入庁式にも出席をいたしました。新入職員さんお一方が議会事務局にいらっしゃるので、その方の「辞令交付」を。ざっと50人くらいのフレッシュなみなさんが緊張した面持ちで式に臨んでおられました。いい場面に立ちあうことができたように思います。市長は「税金で給与が支払われている」ということをものすごく強調した挨拶をされていました。私は挨拶はなし。ちなみに、他市の議長さんに伺いますと、議会事務局への配属の有無にかかわらず、議長が入庁式に出席しているところもあるようですね。多摩市の場合は、議会事務局に配属がなければ式には出席しない習わしなのでしょうかね?

そして、お昼休みを挟んで…午後からは教育委員会の辞令交付式へ。新任転任の管理職の皆さんへの辞令交付、新たに多摩市に異動されてきた先生たちの着任式、さらには新米先生として多摩市から教員生活をスタートするみなさんへの辞令交付と連続して3つの式が行われましたので。市長と議長の私は来賓として出席。こちらの式では祝辞を述べさせていただきました。

今日一日…新年度スタートを実感するような一日でもありました。粛々淡々と議員活動をやっているだけだと、「4月1日」を殊更意識するということはないように思いますが、こうした辞令交付などに立ちあわせていただくと、気持ちがシャンとするというのか「新しい年度のはじまり」を実感することができますね。

議会は…と言えば、既に先週、定例会最終日が終わっていますので…今日はとても静かな一日でしたね。議会事務局は「人事異動があったんだなあ」ということを感じさせる雰囲気になっていて、それが私にとっては新鮮でした。この週末は寒さに耐えながらのお花見が各地域で行われていましたね。私もいくつかに顔を出してきました。この冷たさなので、小中学校の入学式、今度の週末の多摩センターや聖蹟桜ヶ丘での「さくらまつり」にも何とかお花ががんばってくれるといいな。