文化とスポーツ、深まる秋と。

週末は、あちこちイベントへ足を運び、休んだ気がせずに(っていつものことですが)終了。今年から「音楽会」と名称変更した諏訪中学校の合唱コンクールものぞくことができてラッキーでした。顔見知りの子どもたちがたくさんいて、小学生になる前から知っている子たちの成長ぶりが眩しすぎる。

そして、もしかしたら、私もできるかもしれないスポーツだと確信したのは弓道。今年も多摩市民弓道大会にお招きをいただきましたので、議長としてお伺いしまして、観戦(?)…見学をさせていただきました。ずっと見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、なかなかいいなあと。

ちょっとやってみるくらいなら、Tシャツでも大丈夫と伺ったので、いつか時間を作って総合体育館に行ってみようかなあと思ったところです。弓道は「エイ!」とか「ヤー!」とかって戦うわけではないのがいいなーと。

そういえば、多摩センターはハロウィンでした。うちは娘が中学生になったので、こちらのイベントとはやや疎遠になっておりますが、多摩センターは大盛り上がりだったなと思います。パルテノン多摩までたどり着くまでに人をかき分けるのが大変でした。とても賑わっていて、こうしたイベントがあることは悪くないと思う一方、地域に注目をすれば、聖ヶ丘のコミュニティセンターでは「ひじり館まつり」が行われていたり、永山地域運動会、東寺方地域大運動会(今年で41回目なんてすごい!)が開催されていたり、地域防災訓練が行われていたり、地元密着型の様々な催しも開催されていて秋は大忙し!だなと実感したのでした。パルテノン多摩では多摩管弦楽団演奏会から、三曲協会演奏会から華道作品、白樺美術連盟の市民美術作品展・・・私は地味に開催されていたものの満席御礼だった「仏像の見方」という講演会を聴いておりましたが、なんとまあ盛りだくさん過ぎて、選ぶ方も大変です…。

地元、諏訪・馬引沢の地域防災訓練には途中から参戦。段ボールベッドの作り方を学びました。しかし、緊急時のためにとベット用の段ボールを自宅に確保しておくというのは何ともまあ場所もとるし難しいなと思いつつですが、災害用「3日分の食料」については「水だけは確保しておかねば」と認識新たにしたところです。個人的にはトイレ対策のことも備えをしておかねばと思っているのですが、非常用としていろんな種類があるので、迷います…。

白樺美術連盟さんの市民美術作品展。特別展示で飾られていた蒲雄二先生の作品。昔、グリナード永山の5階に絵画教室があり、多摩市に引っ越してきてすぐから通っていました。残念ながらグリナード永山の改修工事と共に絵画教室が先生のご自宅に移転してしまい、しばらく電車で通い続けていましたが、その後、市内で別の教室を見つけて移ってから・・・今でも毎年年賀状はやりとりを続けております。先生はモダンアートというジャンルなので、子どもの頃から「先生は何を表現しているんだろう?」と・・・なかなかその心が共有できないままいるわけでしたが、今ではその時よりも少しくらいはわかるようになったかなあということで、この作品は「Empty」というタイトルです。

さて、今日は香川県は三豊市議会の議会運営委員会のみなさまから多摩市議会の取組みについてのご視察をいただきました。視察の場は私たちにとっても勉強の場でありまして、議会事務局の職員と共に出席し、よりクオリティ高い視察対応ができるようにと努力中。せっかく多摩市議会にいらしていただくわけですが、以前に「多摩市議会に行ったけど、全然役立たなかった」と…言われたことが脳裏に焼き付き染みついているので、少しでもそうした感想を挽回できるようにと試行錯誤しております。

ようやっと私も…議長を仰せつかって1年以上が経過し、議会事務局内での仕事の役割分担というのか、業務の縦割りというのが意外とガチガチなんだと私も理解できるようになりました。担当者が一人ひとり責任を持って任せられている仕事をやりとげることの必要性はあっても、しかし、議会事務局の仕事の質を上げていく、「より良くしていく」という視点から業務を多少シェアしてみたり、協力し合ったりする体制づくりをしなければならないと感じています。仕事って一人一人やっぱり持ち味があるわけで、得意不得意もあるわけですから。そのために「協力し合う」ことが必須で、お互いにカバーし合えるような関係づくりが大事です。で、その時、「業務全体に目配りし、よりよく業務遂行するための体制づくり」をコーディネートする管理職の存在とそこに求められる力量ということでは、局長や次長の役割がいかに重要であるか痛感しています。とは言え、さ、あと、私の議長としてのお役目も、議員任期とともに終了しますので、全部全部をどうにかしようという欲張りはせず、まずは、視察対応のクオリティを上げていけるか、職員さんたちにひと頑張りしてもらわないとなと感じております。それにプラスして情報発信についても…改善していかないといけないと考えています。どこまでできるかわかりませんが、局長にもひと踏ん張りして、やかましい議長につきあっていただかねばと思っております。視察対応とか議会の情報発信とか…その在り方について、議会事務局の中で「どうしたらもっと良くなるのか?」を議論し合うことは、議会事務局の業務を再確認したり、再認識することにもつながるはず…と私は考えています。

ということで、10月があっという間に終わってしまうという…このスピード。秋の空が気持ちよくてうれしいですね。