ちょっとしたミーティングを終えてから、議長室でサクサク事務作業をこなしつつ、多摩市民文化祭に参加されている多摩市写真同好会の皆さんの作品展へと足を運んでまいりました。議会だよりの編集を担当している職員さんたちと一緒に。
というのも、議会だよりをリニューアルし、市民のみなさんにも身近な情報誌にしていくための工夫の一つとして…「表紙写真」などを公募しているのですが、いまいち応募が少ないため、ご協力できないかとお願いしてみようと思ったからでした。すでに、議会だより編集会議のメンバーで渡辺しんじ議員もお話しをしてくださったようですが、改めてご挨拶も含めてお伺いしたところ…。
「これは募集しても、なかなか集まらないでしょう。」・・・なぜなら・・・ということで、「『精魂込めて撮影した作品の一枚』が議会だよりの表紙になり、作品の上に文字がのることについてどう思うか?」との問いかけをいただいたのでした。
確かに、私たちには欠落していた視点…大切な大切な作品なんですよね。ハッとさせられた次第です。
市民の方の写真を表紙に活用させていただくことはとてもいい考え…市民から写真を公募して…とあまりにも安易になおかつ軽率に考え過ぎていたことに反省したのでした。「撮影している側の気持ちを考えたことないのでは?」とズバリご指摘いただいたわけで、「知らぬ恥」というのか、浅はかだったことへの恥ずかしさとともに、認識の甘さを知らせて下さった会の皆さんにありがたいと思ったのでした。それは同行した職員たちも同じ気持ちでした。今日のことをきちんと共有し、作品として議会だよりに掲載できるようなレイアウト変更をするなどの検討などにもつなげるとか、このレイアウトで継続するにしても改めて、「写真を公募する」にあたって私たちが持つべき認識を確認しておきたいものです。
それにしても、よくよく考えますと、「議会だよりの表紙写真などにぜひご協力をいただきたい」…なんて厚顔無恥なお願いであって、本当は怒られてもいいくらいに失礼なことだったと…夜になるまでそのことが頭から離れませんでした。<今日の重要メモ>
次号の議会だよりの発行に向けても、作業は大詰め。11月5日に発行予定です。ぜひ、全戸配布でお手元に届くと思いますので、ご一読いただけますとありがたいです!編集会議のメンバーが時間をかけて、何度も打合せを重ねながら作成しています。お手に取っていただく人が一人でも多くなるといいなあ。